タイの国民食?インスタントラーメン「ママー」のお手軽レシピ3選
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タイ人なら誰でも知っている「มาม่า(ママー)」は、どこにでも売っているタイのインスタントラーメン。袋入りとカップ入りがあって、それぞれ一つ6〜14バーツ程度。手頃な値段にアレンジ多さから、多くの家庭が常備している人気のインスタントラーメンです。せっかく食べるならちょっと手を加えてアレンジした「ママー料理」にトライしてみませんか?。
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1.茹でた麺を和えてサラダ麺に「ยำมาม่า(ヤム・ママー)」
「ヤム・ウンセン」というタイのサラダをご存知でしょうか?ひき肉やシーフードなどの具材と、さっと湯通しした春雨をナムプラーや唐辛子、レモン汁と和えた春雨サラダです。これを春雨の代わりにママーで作れば「ヤム・ママー」の出来上がり。実はれっきとしたタイ料理でタイ料理屋でも注文可能です。自宅で作るなら麺と一緒に入っている小分けの粉末スープを使えば味付けも簡単に出来ます。ピリ辛でレモンの酸味も効かせてお酒のおつまみにもピッタリです。
ヤム・ママー・タレー(シーフードのママーサラダ)
材料
- ママー 1袋
- カニカマ 1/3にカット 2本
- エビやイカなどのミックス(冷凍でも可能)50g
- トマトのくし切り 1/4個分
- 玉ねぎのスライス 1/4個分
- セロリのスライス 10cm位
- セロリの葉っぱ部分のざく切り 少々
- 万能ネギの輪切り 少々
- レモン汁 10〜15cc(好みで調整する)
- ナンプラー 小匙1〜1/2杯
- 砂糖 小匙1〜1/2杯
- 好みで付属のスープの素 半分位
- 唐辛子またはラー油(好みの量)
作り方
- 鍋にお湯を沸かしてから麺を入れて2〜3分茹でます。
- 茹で上がる前に万能ネギとセロリの葉、トマトを除いた他の具材を加えて火を通します。(シーフードが嫌いな人は小間切れの豚肉やひき肉でも代用が出来ます)
- 茹でたらザルにあけてお湯を切ります。麺と具材を鍋やボウルに移して調味料とトマトを加えて味を絡ませます。
- お皿に盛って上から万能ネギとセロリの葉をかければ出来上がり。
調味料とスープの素を全て入れると塩っぱくなってしまうので、少しずつ入れて味をみましょう。日本では生の唐辛子が手に入りにくいので、粉の唐辛子やラー油を代用で入れるのも良いと思います。ちなみに好きな野菜と肉をママーと一緒に和えれば何でもヤム・ママーになるので、色々試して自分のオリジナルを作るのも良いかもしれません。
2.炒めればタイの焼きそば「ผัดมาม่า(パッ・ママー)」
固めに茹でたママーを炒めるだけで「パッ・ママー」の出来上がり。パッはタイ語で炒めるという意味なので、その名のとおり、ママー炒めとなります。これは袋入りの物で割れてしまった物で作れば、日本で言う「そば飯(焼きそばとご飯を炒めた料理)」みたいな感じになります。これも好きな具材とママーを炒めるだけの簡単な物ですが、炒める際に卵を入れるのがタイ風。こちらも屋台などで注文可能な料理です。
パッ・ママー・ガイ(鶏肉のママー炒め)
材料
- ママー 1袋
- 鶏胸肉 薄めのぶつ切り50g
- ニンニクみじん切り 1かけ
- 卵 1個
- 鷹の爪 1本
- キャベツの細切り
- カイラン菜またはブロッコリー
- 人参 半月の薄切り(野菜は好みで替えられます)
- オイスターソース 少々
- 薄口醤油 少々
- 濃口醤油 少々
- 砂糖 少々
- 付属のスープの素(味の調整)
作り方
- 熱して油を引いた鍋にニンニクと唐辛子を入れて香りを出し、更に卵と野菜を入れて炒めます。(野菜はそれぞれ適量でOKです)
- 予め茹でておいたママーを鍋に加えて全体的に絡むように炒めて、調味料を加えて味を整えましょう。
もし手っ取り早く仕上げるならスープの素の粉末だけで味を整えて終わりです。他の調味料は必要ありません。作るのも簡単で入れる具によってはボリュームが出るので、結構お腹に溜まります。
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3.具と一緒に煮込めば完成「ต้มมาม่า(トム・ママー)」
ママー定番の食べ方が麺を煮て食べるトム・ママーです。タイのクイッティアオ(タイのラーメン)屋台ではビーフンの細麺や太麺の他に店によっては生の卵麺もあるのですが、乾麺の食感が好きな人はわざわざママーを選びます。いわゆる煮込みラーメンなので、残り物の具材でもアレンジが効きます。ママーには様々なスープがあるのでアレンジの幅も広がります。
トム ママー ムーサップ(豚ひき肉のママー煮)
材料
- ママー 1袋
- もやし 1/2パック
- 豚ひき肉 50g
- 卵豆腐または厚揚げ 50g
- インゲン (斜めにカット) 4〜5本
- 輪切り唐辛子 少々
- ナンプラー 好みの量
作り方
- 小さな鍋にお湯を350cc沸かして、麺を入れて2分茹でます。
- ひき肉を入れて、肉に火が通るまで中火で煮ます。
- スープの素と豆腐、インゲンを加えてから味をみて、薄ければナムプラー(タイの魚醤)や醤油を加えましょう。
- 最後に唐辛子ともやしを加えて一煮立ちさせたら出来上がりです。
トッピングにフライドオニオンやニンニクオイルがあれば入れてみましょう。香りがグッと出て美味しくなります。これもひき肉ではなく、細切れ肉やつみれなど様々な物に代用が効きます。タイではルークチンという、豚や牛のつみれを入れるのが定番です。
おまけ
袋入りをそのまま砕いて細くして、粉末スープの素と合わせてシャカシャカ振ればチキンラーメンと同じスナック菓子にもなります。カバンに一つ入れておけば、小腹が空いた時のスナックにも最適です。
まとめ
ママーにはポークベースなどスタンダードな味に加え、トムヤムクン、グリーンカレー、クイッティアオ(タイのラーメン)、スキー(タイ風スキヤキ)などタイ料理を元に様々なバリエーションがあります。ここで紹介したレシピも自分の好きな味のベースを選んで作りましょう。ママーの公式ウェブサイトには、様々なママーレシピのビデオが英語で紹介されているので、それを観てもっと本格的に作ってみるのも良いと思います。
留学生の皆さんもママーをまとめ買いして様々なオリジナルママー料理にチャレンジしてみませんか?
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この記事を書いた人
タイ在住。タイの南部からバンコクに引っ越してきました。お寺巡りとプラクルアン集めが趣味。休暇はタイの南の島でシュノーケリングするのがお決まりの過ごし方。