英語が伸びる人と伸びない人の違いとは?【時間の使い方編】
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以前筆者は日本で英語教師と外国人向けの日本語教師をしていました。そこでは、努力しているのに全然語学力が伸びなくて悩んでる生徒と、逆に短時間だけしか勉強せず、自分の趣味や友人との時間もたっぷりとっているのに、確実に成績を伸ばしていく生徒の二極化していく姿を見ました。彼らの違いとは一体何なのでしょうか?ここでは、英語の勉強を短期間で、最大効率で勉強する方法を複数回に分けてご紹介していきます。今回は時間の使い方編です。
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英語ができる人は時間の使い方が違う?
私が英語スクールの教師をしていた頃、宿題をやってこなかった生徒や単語テストで全然単語を覚えてこなかった生徒に「何でちゃんとやって来なかったの?」と聞くと、決まって「する時間がありませんでした。」「部活で時間がなくなった。」「母に皿洗いを手伝わされて単語を覚える時間がなかった。」なんて返事がよく返ってきました。
一方、部活や家の手伝いなどで忙しくても毎回ほぼ単語テストも満点で、宿題もきちんと提出する生徒もいました。
両者の違いを観察しているうちに気が付いたことは、たとえ毎日忙しくても必ず宿題やテスト勉強をやってくる生徒は30分英語スクールに早く来て受付前のテーブルで宿題をやっていたり、授業が終わって親が迎えに来るまでの10分でも復習をしていたり、電車や車の中で単語を覚えてきたり、お風呂の中でいつも単語テストの勉強をすると言っていた生徒もいました。
そして、英語のできる生徒は授業中に説明をしっかり聞き、わからないことは積極的に質問してきました。逆に全然単語を覚えてこない生徒は、授業中も隣の子と話したり、消しゴムのかすを集めていたり、全然授業に集中していませんでした。
本当に英語力を伸ばしたいなら1日最低1時間は毎日英語を勉強することをおすすめします。ただし、それは1時間ずっと机に座って勉強しなければならないという意味ではなく、通勤電車で20分、お風呂が溜まるのを待っている間に5分、夜歯磨きしながら英語のリスニング10分、友達を待っている間10分など隙間時間の合計で1時間でもいいのです。
英語の成績が伸びる生徒は授業中はもちろん、日常生活の限られた時間の中で集中して英語を勉強していました。たとえ1日10分でもそれが365日続けば60時間以上という大きな勉強量の差になります。60時間ぶっ通しで勉強できる人はいませんが、1日10分単語を覚えるという努力なら大抵の人ならできるでしょう。
本当に英語力を伸ばしたいなら、どこにでも英語の本を持って行き、少ない時間でも英語の勉強をしましょう。
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時間がない人向けの効率的な英語学習法【実践編】
続いて私が英検1級に合格するためにした学習方法をご紹介します。
まず英検1級の参考書を3冊、自分に合うものを買ってきて最初に全部答えを写してチェックを入れました。そして電車に乗っているときにそれを読み、出題パターンを押さえ、知らない単語を携帯辞書でチェックしました。
電車に乗っているときはできる限りそれしかしないと決めていて、それを執拗に繰り返しました。
英検やTOEICなどは自分で問題を解いてから、答え合わせをしなさいという教師は多いですが、自分で問題を解いて答え合わせをするだけでもかなりの時間を要しますし、英語力の確認は実際に出題傾向に慣れたり、単語力もついてから最後に何回か模擬試験を自分で行えば問題ないでしょう。
なぜなら、英語力がまだないうちに難しい問題を解いても結局わからない単語だらけ、時間内に長文が読めない、答え合わせをして自分の点数にがっかりするなど自身喪失やモチベーション低下の原因にもなりかねないからです。
もし、このように先に答えを見る方法で勉強するのなら、わからなかった単語や文法をしっかり覚えておいて「自分の記憶に残すこと」が大事です。どれだけの時間勉強したとか、どんな手法で勉強したではなく「最終的に何が自分に身に付いたか」ということを意識して勉強することが重要です。
まとめ
以上、英語が伸びる人と伸びない人の違いについて、ここでは時間の使い方の違いをご紹介しました。どんなに時間がなくても少しでもコツコツと続けることが重要です。
今後も英語学習に関するコツなどをご紹介していきます。
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この記事を書いた人
大学卒業後、イギリス・ケンブリッジへ二年間、語学留学をしました。帰国後は外資系の会社でワインコンサルタントをしていました。その時、出張先でアメリカ人の今の旦那と出会い、26歳でカリフォルニア、サン・ホセで結婚し、移住しました。
https://www.yogacatwine.page/