英語が伸びる人と伸びない人の違いとは?【試験の活用編】
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以前筆者は日本で英語教師と外国人向けの日本語教師をしていました。そこでは、努力しているのに全然語学力が伸びなくて悩んでる生徒と、逆に短時間だけしか勉強せず、自分の趣味や友人との時間もたっぷりとっているのに、確実に成績を伸ばしていく生徒の二極化していく姿を見ました。彼らの違いとは一体何なのでしょうか?ここでは、英語の勉強を短期間で、最大効率で勉強する方法を複数回に分けてご紹介していきます。今回は英語の検定試験の活用についてです。
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これまで、英語が伸びる人と伸びない人の違いについて、時間の使い方と効率の良い勉強方法についてご紹介してきましたが、今回は英語力をアップするのに最適な、英語の検定試験の活用についてご紹介します。
積極的に英語の検定試験を受ける人ほど英語の成績が良い?
私が英語の教師をしていたときも、留学中して周りの生徒を見たときも(私はイギリスのケンブリッジにいたので、世界中から留学生が来ていました)、日本語教師をしていたときも、全ての生徒に共通して言えることは、度々試験にチャレンジをしようという勇気のある生徒は、英語力が伸びるまで試験を受けないでいる生徒より成績がいいと言うことです。
英語の試験にも英検やTOEIC、TOEFL、IELTSなど色々ありますが、英語力を伸ばしたいのなら、この中から最低ふたつはチャレンジすることをおすすめします。それぞれの試験で試験時間も試験内容も違いますが、一番受けやすいのは英検のように合否もなく、IELTSのように試験時間が長く費用も高くないTOEICでしょう。
英検は中・高・大学生向けの参考書もあり勉強しやすいところがおすすめです。IELTSは私も何回も受けましたが、試験時間が長く、他の試験よりも英語力が求められるので、受けたい人はTOEICと両方受けて、少しづつIELTSにも慣れていくような形がいいでしょう。
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英語の検定試験を受ける方と英語力がアップする理由
では、なぜ積極的に英語の検定試験を受ける方が英語力をアップのでしょうか?第一の理由は、試験に向けて努力することで必然的に自分を超えた能力が出るからです。
自己超越欲求によりパフォーマンスがアップする
人間には「自己超越欲求(Self-Transcendence)」というものがあり、自分の努力の成果が自分だけではなく他人にも影響を及ぼすと、より高いパフォーマンスを発揮することが多くの心理科学研究でも証明されています。
この欲求を利用した自己改善法がさまざまな分野で用いられています。以前英語教師をしていたとき「親が試験料金を払ってくれたから頑張って合格しなきゃ!」と必死で英検を勉強して、無事に合格した生徒をたくさん見てきました。
その生徒は、本能的に自分の試験の結果が自分の親にまで影響を及ぼすこと。そして試験に受かれば自分の家族だけでなく先生(私)も喜んでくれることを知っていたからこそ、より努力できたのでしょう。
留学で英語力やリスニング力がいきなりと伸びるのも同じことです。あなたの英語があまりに酷いと私生活に支障が出るばかりでなく、周りにも迷惑を被るからです。あなたの脳はそれを必然的に避けるため、いつも以上に英語を勉強しよう、伝えられるようにしようと自然と努力できます。
予定を入れることで誘惑を断ち切る
そして、英語の検定試験を積極的に受けた方がいい二番目の理由は、どんな試験でも試験前は必然的に友達の誘いを断れるものです。「もうすぐTOIECの試験だから今週は食事に行けない。また今度にしよう。」と誘いを断るのは試験がないときより容易でしょう。
しかし、ここで大事な話をすると、他人の誘いを断れない人は英語力を伸ばせない人がほとんどです。あなたがもしサラリーマンで毎週同僚からの飲みの誘いに断れないようなら、英語を勉強するための時間は捻出できません。
このことは高校生でも同じです。友達が週末遊ぼうと言っているし、ガリ勉だと思われたくないからとか友達に悪いからと、友人からの誘いを断れない人は成績も伸び悩むことが多いです。
また、世の中には成功しようとする他人の足を引っ張るのが大好きな人もそこら中にいます。そのため、他人の意見や周りに流されやすい人は英語の勉強する時間や自分の時間を取れず、結果英語の勉強が思うように進まず、かえってそれがストレスになるのです。
そして、あなたの英語力を伸ばしたいという努力を邪魔しようとするような人は結局いい友人でも同僚でもありません。彼らが真のいい友人や同僚なら、あなたが英語の試験に合格するまで遊ぶのは待っていてくれるし、試験でいい結果が出たら、きっとあなたの成功を喜んでくれます。
このことは英語のカリスマ教師として有名な安河内哲也氏の本の中でも語られています。興味のある方は下記の本をチェックしてみてください。良い英語の勉強法が理解できます。
まとめ
以上、英語力をアップするためには積極的に英語検定試験にチャレンジすることをおすすめする理由をご紹介しました。試験の予定を入れることで、より勉強に集中できるということです。
英語力を伸ばしたい人は試験を受けて見ることをおすすめします!
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この記事を書いた人
大学卒業後、イギリス・ケンブリッジへ二年間、語学留学をしました。帰国後は外資系の会社でワインコンサルタントをしていました。その時、出張先でアメリカ人の今の旦那と出会い、26歳でカリフォルニア、サン・ホセで結婚し、移住しました。
https://www.yogacatwine.page/