まさか本当になるなんて…留学先でホームシックに陥る4つの原因
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夢にまで見ていた留学を始めて数週間。必要なものを揃えて、生活が安定した頃にやってくるのが、そうホームシックです。筆者も実際、日本にいるときはホームシックなんてかからないと思っていましたが、きちんとかかりました(笑)この記事を読んでいる方の中にも、ホームシックと必死に戦っている人がいるはず。なぜ憧れていた場所にいるにも関わらず、気持ちが落ち込んでしまうのでしょう。訳も分からず悲しむよりも、理由が分かっていた方が少しは気分が晴れるはず。ということで、今回はその原因として考えられるものをいくつか挙げていきます。
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1.「伝えたいのに、伝えられない。」会話中のもどかしさ
まず、第一に挙げられるのが会話の問題。予想はしていたけれど、周りの留学生の話についていけない。全く英語が分からないのではなく、むしろ何を話しているのか分かるからこそ、自分の口から言いたいことがすぐ出てこないことがもどかしくてたまらないのです。
中には気を遣って話を振ってくれる人もいますが、思ったように伝えられず、会話がそのまま終わってしまうことも。なんだか申し訳なくなってしまいます。
そんな状況が続くと、「このまま自分の思ったことを話せないまま留学が終わってしまうのではないだろうか。」「こんなはずではなかったのに、情けない。」「こんな状況で1年間やっていけるのだろうか。」と、どんどん自分を追い詰めていってしまいます。さらに、「日本だったら何でも思ったことをガンガン話せて、悩みだってすぐに誰かに相談できるのに」と、日本が恋しくなってしまうのです。
2.「お味噌汁が恋しい。」食事の問題
食事の変化は心にも大きな影響を与えます。(個人差はあるでしょうが。)筆者は実際、日本では3食きっちりとバランスのとれた食事を取るように心がけていました。
しかし、留学先での外食は主にミートボールとジャガイモで、自炊をするといっても、コンロの火力が無くまともな料理が作れない状況。栄養不足のせいなのか、「このままではダメだ」という焦りのせいなのか、気分がずっと晴れませんでした。
さらに、日本食を現地で調達するのも一苦労。日本の調味料などが置いてあるお店は限られ、値段もお高く、なかなか揃えられませんでした。
そんな日が続いたある夜、母が夕飯を準備してくれている夢を見ました。その夢から覚めた時の絶望感は忘れられません(笑)そして、今でも「炊きたての白米とお味噌汁だけでいいから日本食、もっと贅沢を言うなら母の料理が食べたい。」と心から思うときがあります(涙)
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3.「周りに合わせて行動しなくちゃ。」生活リズムの乱れ
留学中の大きな心配のひとつは友達づくり。必死に新しい友達を作ろうとするあまり、自分のペースを無視してしまうこともホームシックにつながります。大学主催のイベントや、留学生内でのイベントなど、沢山参加し、疲労が溜まって、気分がイライラしてしまうのです。
留学先にもよりますが、海外ではパブやクラブといった夜のイベントが日本より多い場合もしばしば。慣れない夜遊びや飲酒のため、睡眠不足や体調不良につながります。具合が悪くなったとき、日本のようにすぐに助けに駆けつけてくれる人はいません。体調が悪いときほど、ホームシックになりやすい日はないです。
4.「日本では何が起こっているんだろう。」家族や友達への思い
現地について初めの1週間ほどは、自分のことで精一杯です。しかしだんだんと生活に余裕が持ててくると、気になるのは日本のこと。意識的にニュースを確認しないと、日本のことは何もわからないのです。
家族や友達が元気でやっているかどうかもなかなか分かりません。「もしも寝ている間に、大きな地震が日本で起きたらどうしよう。」などと考え出しては、もう涙が止まりません(笑)
また、これはちょっと複雑な感情ですが、日本の友達のSNSで自分がいなくても楽しそうな投稿を見ると、若干落ち込んでしまいます。もちろん、支えとなることも多くあるのですが…。
最後に
楽しいことばかりではない留学。まさか自分はならないだろうと思っていた人間にも、ホームシックはやってきます。ただ、これを乗り越えられればきっと強くなれるはず。しっかりとホームシックの原因を知って、それに立ち向かっていきましょう!
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この記事を書いた人
東京で暮らす大学生。8月からスウェーデンに留学予定。世界中を旅するのが目標!