学生全体で成績上位2%の実績あり!海外の大学を乗り切る5つの対策

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「留学」というと響きはかっこいいですが、現実は勉強に追われる毎日、といっても過言ではありません。せっかくの海外生活。時間を上手に使いこなして、遊びも勉強も充実させたいですよね。今回は、実際に私が行った5つの授業/試験対策を紹介します。

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留学前から、私は心理学専攻を決めていました。大好きな心理学の授業でA以下を取るなんてありえない!と意固地になっていた当時の私。ありとあらゆる対策をした結果、心理学の授業からクラス唯一のA+を何度も勝ち取ることができました。

地元の学生をおさえての一位。教授から直接「おめでとう」メールをもらったときは、嬉しさで胸がいっぱいになりました。最終的にSumma Cum Laude(成績が学生全体の上位2%の人に授与されるHighest Honorの称号)を取得し卒業しました。

まず海外大学の授業対策で重要なのは、積極的になることです。そしてしっかり勉強したら、思いっきりリフレッシュをしましょう!

1.留学生ネットワークを活用する

ほとんどの4年制大学では、入学後に留学生オリエンテーションがあります。ここでシャイになってはいけません。できるだけたくさんの知り合いを作りましょう。ポイントは日本人に限らずいろんな国からの「先輩留学生」と知り合うことです。

先輩留学生から、どの授業(特に一般教養や基礎のクラス)を取るべきかアドバイスをもらうのです。基礎のクラスは受講する学生数も多いため、いくつかのセクションに分かれます。せっかくなら人気の教授や、留学生に理解がある教授の授業、もっと言うと課題が少なめの授業を取りたいと思いませんか?

残念ですが、留学生にさほど理解がない教授もいます。以前、ある教授に質問したとき「あなたの英語はよく分からない」と質問に答えてもらえなかったことがありました。留学して間もない頃で英語がまだ上達しておらず、授業にもついていけてなく、本当に困っていたのでこの一言はショックでした。

楽な道ばかりを選ぶのはよくありません。留学生だからと贔屓目で見てもらおう、というわけでもありません。ただ、学生の質問に真剣に向き合ってくれる、分からないところを噛み砕いて説明してくれる、そんな教授の情報は知っておいて損はありません。

2.留学生アドバイザーを活用する

留学も慣れてくると、次学期の時間割を決める際、自分一人で決めていませんか?私は、自分一人で決めて悲惨な結果になった友人を知っています。

特に理系を専攻している人はよくご存知かもしれませんが、海外大学の授業のなかには取る授業の順番が決まっているものがあります。その順番を知らなかったり、一年に一回しかオファーがない授業の存在を知らずに時間割を決めてしまうと、あと一つの授業で卒業できるのに受講に一年待たないといけない、なんてことも起こり得ます。

留学生アドバイザーはこのような時間割の基礎的なルールはもちろん、他の留学生からの授業に関するフィードバックも豊富に持っています。どのクラスが大変か、比較的ラクなのか。いつどの授業を取り、どのような組み合わせにすべきか。後々困らないためにも、留学生アドバイザー、または専攻学科のアドバイザーをぜひ有効活用しましょう。

ちなみに悲惨な結果になった私の友人。留学生アドバイザーに確認を取らずに卒業間際の時間割を決めてしまった結果、卒業に必要な単位をすべて取れてなかったのにも関わらず、卒業できたと勘違いのまま日本に帰国してしまいました。

帰国してから卒業できていないことが発覚。就職先も決まっていたのですが、内定取り消しになってしまいました。オンラインで受講できる授業でもなかったため、改めて渡米し卒業しました。みなさんは、そのようなことにならないように気を付けくださいね。

3.教授のOffice Hourを活用する

授業の初日、まずはシラバスをもらいますよね。その際に確認してほしいのが、教授またはTeacher’s Assistant (いわいる、TAと呼ばれる教授のアシスタント)のOffice Hourです。私は毎学期ごと机や自分の手帳に、すべてのクラスのOffice Hourを書いた付箋を貼っていました。

留学生でよくあるのが、「分からないところが分からないから質問もできない」という問題。授業中、一瞬でも気を抜いてお昼ご飯のことを考えたりしようもんなら、教授が何について話してるのかさっぱり分からなくなること、ありませんか?あとで質問しよう、と思っても何について話していたのか内容が分からないから質問もできない、というジレンマに私も何度陥ったことか…。

しかし、そこで諦めて放置しないこと!なんでもいいので、聞き取った単語を書き留めておいてください。分からなくなった前後に教授が話していた内容を書き留めるのでもOKです。

そしてOffice Hourに一番に乗り込んで、「このあたりが分からなかったんですが、もう一度説明してもらえますか (I didn't quite understand before/after/when you were talking about XXX. Could you tell me what I missed there, please?)」と聞いてみましょう。たいていの教授やTAは快く教えてくれます。

宿題の答えが合っているか分からない、宿題の内容自体が分からない、そんな質問でも大丈夫です。私は苦手な物理の授業を取る必要があった学期中は、ほぼ毎週TAのOffice Hourへ行き宿題を手伝ってもらっていました。宿題の内容がほとんど分からず、恥ずかしいなんて言ってる余裕もありませんでした。

大学生活の最後の一年は、私は心理学のデパートメントで単位をもらいながらリサーチアシスタントの仕事をしていました。実はこの仕事、Office Hourで教授に質問しに行ったときに話をもらったのです。そんな出会いもあるのもOffice Hourです。特に大学院進学を考えている方は、教授に自分を知ってもらうという点でも、ぜひオススメしたいです。

忙しい中、時間を作ってOffice Hourへ出向くのはなかなか億劫かもしれませんが、面倒くさがらずに一度行ってみてください。きっと、勉強の役に立つこと間違いなしです。

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4.Study guideを活用する

試験が近づくとほとんどの教授がStudy guideをくれます。これを活用しないわけにはいきません。私は授業が始まってシラバスをもらうと、Office Hourの確認とともにそれぞれの授業の試験日を手帳に記入しました。また、試験の2週間前には「試験勉強スタート!」と大きく目印をつけておきました。

Study guideを一通りやるだけなら、1週間前からでも大丈夫かもしれません。が、他の授業の試験があることをお忘れなく。英語圏以外から来る留学生は地元の学生より3倍以上の勉強量が必要になる、と言われています。私は2週間前にStudy guideを一通りこなし、1週間前になると必ずOffice Hourへ私の理解で正しいか確認しに行きました。

この確認作業が重要です。もし教授やTAが私の理解を正してくれたり、さらに詳しく説明してくれることがあれば、そこが重要ポイントである可能性が高いからです。実際に7割の確率で、そこが試験で大きな点数を占めていました。

そして試験の数日前になると、そのStudy guideを隅から隅まで頭に入れるのです。私は視覚からの情報が記憶に残りやすいタイプなので、自分なりに色ペンやイラストを盛り込んだオリジナルのStudy guideノートを作っていました。

Study guideを無駄にせず、自分にあった方法で試験対策に活用しましょう!

5.Study groupを活用する

好成績を一度取ると、それにあやかろうと人がわんさか寄ってきます(笑)。私も初め、おいしいところだけ持っていこうとしてるんじゃないか、とかなり抵抗があり、一緒に勉強しようと誘いを受けても断っていました。しかし、Study groupは使いようによってはとても役に立つことを学びました。

Study guideを一通りこなしたあと、Study groupで説明してみてください。自分がどのあたりを理解していて、どのあたりの理解が浅いのかを発見する良い機会になるはずです。その材料をもとに、私はOffice Hourで質問するべきところを選んでいました。

試験で高い点数を取るのが難しいと言われていた心理学の授業で、私は一度、最高得点を取りました。誰に言ったわけでもないのに、次の試験が近づくとアメリカ人のクラスメイトからノートを貸してだの、一緒に勉強しようだの、とても分かりやすいお誘いをたくさん受けました。(笑)

私の説明で伝わるかなと不安だったのですが、英語で説明することによってさらに授業への理解が深まり、結果的に試験前の良い対策になり、学期末試験でも最高得点を取ることができました。そしてなにより、アメリカ人の友達ができました。

教える側ではなく、教わる側にまわるStudy groupも大いに活用してみてくださいね。もちろん私も参加したStudy groupの半分が教わる側でした。試験後にStudy groupの仲間と「おつかれさま会」と称してするパーティーも、Study groupをオススメする一つの理由だったりします。

まとめ

専攻する学科によって勉強方法は異なると思いますが、自分なりの勉強法を見つけて悔いのないように楽しみながら頑張ってください!Work hard, play hard :)

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Mia
Mia

高校卒業後すぐ渡米し、大学院までの約8年をアメリカで過ごす。西海岸すべての州に住み、しっくりくる土地を求めオレゴン州ポートランドに落ち着く。最近の趣味は、始めたばかりの刺繍、天気が良い日のワイナリー巡り、ペットのLilly(ネコ)を膝にのせての映画鑑賞。

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