アメリカの自動車保険とは?保険会社の選び方&補償の英語名

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車社会のアメリカ、大事な自動車保険の種類や内容が英語で分かりづらかったりしませんか?ここでは一般的な自動車保険の種類、加入の際の注意点などをまとめてご紹介したいと思います。

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自動車保険の加入準備

保険加入の第一歩は、各社にてQuote(見積もり)を出してもらう事です。各社オンラインで見積もりを出す事も可能なので、必要な個人情報を用意して、自分で見積もりを出してみるのも良い考えです。

保険会社の種類

参考までに、アメリカ国内トップ10の自動車保険会社は下記の通りです。

No1の会社が一番安心・低価格なのか?というと、そういう訳でもありません。個人の運転履歴や住んでる場所など、一人ひとりの条件により保険の価格は大きく変わってきます。会社毎に決まりや査定の基準も違うので、いくつかの会社で見積もりを出してもらう事をお勧めします。

自動車保険の見積もりに必要な情報

自動車保険のQuote(見積もり)をもらうためには、名前、住所、生年月日、電話番号、免許書番号、車種(モデル名、年代を含む)、車両識別番号(VINナンバー、所有権証明書(Vehicle Title、通称Pink Slip)に記載)、事故歴等の情報が必要になります。

会社により学歴や運転歴などの条件に合わせて割引が効く場合があります。また、海外(日本)での運転履歴が考慮される場合とそうでない場合があります。アメリカは基本的に運転歴の浅いドライバーの保険金額は事故発生率と比例して割高になります。

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自動車保険の種類

自動車保険の補償の英語名と内容をご紹介します。

Bodily Injury Liability(対人補償)

加害者として被害者、または被害者の同乗者に対して支払われる保険。各州により法律で定められた最低金額があります。(カリフォルニア州で義務付けられている金額は対人一人$15,000、一事故$30,000)

Property Damage Liability(対物補償)

加害者として被害者の車両、物損に対して支払われる保険。各州により法律で定められた最低金額があります。(カリフォルニア州で義務付けられている金額は対物$5,000)

アメリカでは交通事故の際の訴訟も多いため、それを避ける為にも補償額を高めに設定する事が勧められています。

Medical Payments(搭乗者傷害保険)

本人と同乗者の負った傷害に対しての医療費、または葬式の費用等。自己の過失の有無に関わらず使用できる保険。

Uninsured Motorists(無保険車障害保険)

被害者として事故にあった際、加害者が自動車保険に加入していなかった場合、本人、または同乗者に対して使用できる保険。車社会のアメリカにとって、自分の身を守る保険に入ることは大事な事だと思います。

2015年現在、違法にも関わらずアメリカ国内で無保険ドライバーは全体の12%、州によっては25%に上る所もあります。

Collision(車両保険)

当て逃げや他の車や物による車両の損傷に対して使用できる保険。上限金額は車の価値に相当。

Comprehensive(車両保険)

Collisionに含まれない損傷に対しての車両保険。例えとして車両盗難、破損、落下物、洪水、火災、動物などよって車両が損傷した場合に使用できる保険です。

車両保険の2種は、Deductible(自己負担金)を差し引いた金額が補償されます。Deductibleは加入者が指定出来るので、車両の価値などと見合わせ設定するのが好ましいです。

Accident Forgiveness

アメリカの自動車保険は、保険を使う事により、保険費用が大幅に値上がりします。保険会社によっては、Accident Forgivenessという補償があり、加入する事で過失のある一回目の事故の際、保険費用の値上げが免除されます。

Rental Reimbursement(レンタカー費用補償)

事故で自分の車が修理中の際、レンタカーの使用料を負担してくれる保険。後日、費用を返金という形で支払われる事が多いです。

Towing & Road Side Service(けん引、ロードサイドサービス補償)

事故の際のけん引費用の負担。会社により、使用距離、回数に指定がある場合もあります。

Emergency Road Service(非常時ロードサービス)

私が入っているGEICOでは、Emergency Road Serviceに、けん引、タイヤのパンク、バッテリー上がり、キーとじ込み、ガス欠など、事故以外の時にも使える非常時サービスが一つにまとまった補償への加入も可能。

保険会社によって、けん引、レンタカー費用の負担など、名称、補償が事なる場合があるので、前もって確認が必要です。

まとめ

自動車保険の補償内容は会社によって異なる事項が多々あるので、各会社、具体的に何をどこまで補償してくれるのかという事を、見積もりを出してもらう時に確認する事が大事です。

見積もり金額は、補償金額、保険使用の際の自己負担金の額によって大きく異なります。会社によっては、半年、または1年間分の保険を一括で支払う場合、月々の支払手数料が差し引かれる場合もあります。

おわりに

車社会のアメリカ、車両事故や盗難の数も多い中、気をつけてほしいのが、所有権証明書(Vehicle Title、通称Pink Slip)の保管方法です。Pink Slipという通称通り、このピンク色の紙が所有権を表す事になり、車の売買の際に必要となります。

盗難の際などに、証明書を悪用して売買される可能性もありますので、必ず車両外で保管してください。Registration(車両登録証)はステッカーをナンバープレートに張った上で、登録証を車内に常備しておいてください。

アメリカは、普通に運転していても警察に止められる事も多々あります。止められた際に必ず必要な、免許証、Registration(車両登録証)、Insurance Card(自動車保険証)を素早く提示できるようにしておくのが大事です。

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この記事を書いた人

Kaori Y
Kaori Y

音楽、ライブ好きが向上して勢いで渡米。アメリカ生活10年が経った今でも、90年代スケートパンクを愛するモヒカン女子。ライブレポ、バンドとの心に残った思い出などをブログにて更新中。

http://humanscraper.jugem.jp/

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