カナダの郵便サービス 日本とは大違い!期待できない!?
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日本は世界でも有数のサービス大国。もちろん郵便サービスも、速い!正確!一流!です。そんな日本でのサービスに慣れていて、カナダで同じようなサービスを期待すると、ちょっと痛い目に遭ってしまうかもしれません。ここでは、私が経験したちょっとしたアクシデント(?)を交えながら、日本⇔カナダ間の国際郵便についてご紹介します。
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クリスマス前=繁忙期
カナダを含む欧米では、クリスマス前は郵便業界の大繁忙期です。誰もがこの時期に集中して国内外の親戚や友人にカードやプレゼントを贈ります。したがって、この時期に出された郵便や小包は紛失や遅延の可能性が非常に高くなります。
日本→カナダ
日本から出された国際郵便は、カナダでは「Canada Post」という国営企業(公社)が配送を担当します。通常は平日に荷物が配送されます。
手紙などの場合はポスト(アパートの場合は部屋のドア)に直接投函になります。荷物の場合は直接受け取る必要があります。不在の場合はその日に不在通知が入っているか、又は後日郵送されてきます。この不在通知と身分証明書を持って、指定の郵便局に荷物を取りに行きます。
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カナダ→日本
カナダからの郵便料金は、日本と比較すると少々高めです。Canada Postのウェブサイトで、住所やサイズ、重量などを入力すると、利用可能なサービスおよび料金を調べることができます。(http://www.canadapost.ca/cpotools/apps/far/business/findARate?execution=e1s1)
梱包用品などは、各Canada Postで種類豊富に取り扱っています。宛先を記入した荷物をCanada Postのカウンターに持参し、計測後に料金を払います。国際郵便の場合は税関申告書を渡されるので、これに記入して荷物に貼り付けます。あとは、きちんと届くのを祈るのみです。(笑)
Canada Post事件簿
私とその身の回りが不運なだけかもしれませんが、カナダで遭遇した郵便事件(?)をいくつかご紹介します。
私:母が日本から出した小包が1ヶ月経っても未着。最寄りの郵便局に出向くと、「ここにはないから、このエリアで一番大きい局に行ってみたら?」と言われる。この局に行くと、結構前からここで保管されていた模様。「不在通知を一度も受け取ってない」と伝えると「あら、何でかしら」と言われる…。
私の彼:イギリスから重要書類をEMSで送付。同じく1ヶ月以上未着。不審に思いEMSの番号で検索すると、まさかの「住所不明につきイギリスに返送中」!同じく、一度も不在通知なし。
友人A:12月初旬にイギリスから送ってもらったクリスマスプレゼントが紛失。3月になった今も届かず。
私の彼:インターネットで買い物。こちらはUPSという一般企業による配送。平日のみ3日間連続で配達し、毎回不在通知を残される(この時点で、専業主婦以外誰が受け取れるのか謎)。私と彼は平日仕事があるので、もちろん不在。3度目には「1週間以内に当社倉庫に取りに来ないと返送する」旨の通知が。そして、ダウンタウンバンクーバーから電車とバスで3時間離れた場所にあるこの倉庫に荷物を取りに行く羽目に。
まとめ
カナダでは郵便をはじめ、たいていのサービスはあまり期待できません。「ちゃんと仕事してよ…」と思うことも多いですが、それもまた大らかな(?)お国柄なので、仕方がないかなと思います。
カナダの郵便サービスを利用するときは、着いたらラッキーくらいのスタンスでいると、あまりストレスを感じなくて済むと思います。
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。