外資系企業の内定後に英語を勉強!入社までに必要な英語力とは?
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「外資系企業に憧れはあるけど、英語が話せない私が内定をもらえるわけがない?」そんなことはありません!英語力が低くても外資系企業の内定はもらえるんです。「TOEICによる足切りや、英語面接があるのでは?」「実際に働く上ではどれくらい英語が必要なの?」「効果的な英語の勉強法は?」そんな就活生、転職希望社、外資系内定者の皆さんが抱える疑問や悩みに、同じく2019年卒・外資系企業内定者の目線でお答えします!
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「現在の英語力」は重視しない外資系企業
「外資系企業は英語ぺらぺらな人しか内定をもらえない」
「英語が話せないから外資系企業の内定をもらえるわけがない」「英語に関係ない仕事から外資系企業への転職は難しい」
こんな風に外資系企業の内定獲得を最初から諦めていませんか?
一方、帰国子女でもなく長期留学の経験ないのに有名外資系企業に就職した人が身近にいたりしませんか?
どうして彼らは外資系企業に就職できたのでしょうか。
「すごく稀なケースだろう」
「きっと就活の前にたくさんTOEICの勉強をしたのだろう」
「知らなかっただけで実は英語が得意だったのかもしれない」
この回答は、必ずしも正解とは限りません。なぜなら、英語力がなくても外資系企業の内定は獲得できるからです。
- ペンギンちゃん
外資系企業への転職希望者は初めての外資系企業の転職マニュアルでチェックしてみてね。
キリン先輩
TOEIC530点で外資コンサルの内定獲得
実際、私はTOEICスコア530点で某外資系コンサルタントファームの内定を獲得しました。
「でも外資系企業の選考では、TOEICの足切りや英語面接があるって聞いたことがあるけど…」
「そもそも、実際に外資系企業で働く上でどれくらい英語が必要なの?」
おそらく、多くの就活生がこんな不安や疑問を持っているかと思います。
そこで、つい最近就活を終えたばかりの2019年卒の就活生だった私の実体験をもとに、外資系企業の内定獲得、また実際に働く上で必要な英語力についてリサーチした結果についてお伝えします!
業界別・外資系企業の内定に必要な英語力
一口に外資系企業といっても業界によって、採用時に求められる英語力が異なります。以下に、外資系企業の中でも人気の3業界を比較します。
- | TOEIC | 英語面接 |
---|---|---|
メーカー | 平均700〜800点 | 比較的あることが多い |
金融 | 基本的に足切りなし | 比較的ないことが多いが、自己紹介など一部英語で話させる場合がある |
コンサル (総合系) | 基本的に足切りなし | 比較的ないことが多い |
このように比較すると、金融やコンサルは採用時にあまり英語力を問われないことがわかります。一方で、外資系メーカーはかなり高いTOEICスコアによる足切りや英語面接が課されることが多いようです。
企業によって求める能力や資質が異なる
たしかに外資メーカーはTOEICの高スコアが必要だったり、外国人面接官による英語面接を実施する企業があります。他の業界に比べると採用時に高い英語力が求められる傾向にあります。
しかし、一口に外資系企業といっても業界・企業によって採用時に求める能力や資質は異なります。外資メーカーであっても採用時に英語力を重視しない企業もあります。
外資系企業は英語面接が必ずあるの?
実は同じ企業でも人によって英語面接を実施する場合とそうでない場合があります。
英語力に長けている人に英語面接を実施する場合が多い傾向があります。ESで背伸びして英語力をアピールすると、返って自分を苦しめることになるので注意です。
英語力なくても外資系企業に挑戦できる
この通り、英語ができなくても外資系企業の内定を獲得することは可能です。英語ができないから外資系企業はすべて無理だと決めつけてしまうのは本当にもったいないのです。
私自身、まさかこんなに英語力がない自分が外資系企業に就職できるとは、夢にも思っていませんでした。
これから就職活動を始める人は、先入観を持たずに外資系企業も視野にいれて自分にピッタリの企業を探すことをお勧めします。
外資系コンサルに必要な英語力のレベル
採用時に英語力を求められない企業も、実際に働くためには英語力が必要です。
これについては想像できる人も多いと思います。では、具体的にはどれくらい必要なのかご存知ですか?
入社前と入社後で求められる英語力
現役外資系コンサルタントに聞いて調べた結果をご紹介します。
入社前
- 努力義務課題としてTOEIC800〜900点課される(達成できないと給料に影響するとか)
入社後
- 海外のクライアントとの会議やメールは全て英語で行う
- 自社海外支社とのスカイプ会議やメールは全て英語で行う
- プロジェクトメンバー内に外国人がいることがある
- 資料作成において英語で書かれたデータを使用する場合がある
- 昇進において一定レベルの英語が必要
採用時に英語をもっとも必要としなかったコンサルでも、日常的に英語を必要とします。
ちなみにコンサルの場合は、入社1〜3年目までジョブローテーションであらゆるプロジェクトにアサインされますが、英語力を考慮しない場合も少なくないようです。
したがって、「グローバルなプロジェクトは英語ができる人だけだから大丈夫」と安心できないのです。
英語力は基本ツール
現役コンサルタントに話を聞くなかで、特に感じたことがあります。それは「あくまでも英語は仕事をする上での基本的なツールに過ぎない」ということです。
英語は特別な武器にならないのです。基本ツールである英語を使いこなすことができなければ昇進もできないのが現実です。
- 英語が手かせ足かせとなり、自分の本来の能力を発揮できない(人一倍仕事に時間が掛かる)
- グローバル案件に呼ばれなくなり、だんだん仕事の幅が狭くなる(成長のチャンスを失う)
現実として、こんな状況に追い込まれることになるでしょう。
内定をもらってからが大変
私のように英語力がないのに外資系企業から内定を受け取った皆さん、おめでとうございます。しかし、安心している場合ではありません!
採用時に英語力を必要としなかっただけであり、当然、働くうえで英語が必要になります。また、同期や同僚たちも英語が得意な人が圧倒的に多いことも事実です。
そこで、外資系企業内定後から入社までに英語力を上げる勉強法をいくつかご紹介します。
内定後すぐにやるべき!効果的な英語の勉強方法
英語の勉強方法はたくさんあります。重要なのは、自分の「目的」「状況」「性格」にあった方法を選ぶことです。
入社までの短期間で英語力を身につけられる3つの勉強法についてまとめてみました。
1.短期留学
最近はフィリピン留学も非常に人気です。格安でマンツーマンレッスンで徹底的に英語を学べるのが魅力です。
- ペンギンちゃん
入社まで期間があるし、フィリピンの語学学校へ短期留学に行ってみようかな!
大学生のペンギンちゃんには人気のフィリピン・セブ留学の語学学校を紹介した大学生におすすめ!セブ留学の語学学校5選【学校選びのヒント】を要チェックだよ。
キリン先輩
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留学の一番の懸念点は、やはり費用です。しかし、今は個人手配で最安値で留学できるサービスもあるので、賢く手続きすれば費用を抑えることもできます。
こんな人にお勧め
- 今年は何よりも英語に力を入れるのでお金をかけてもいい
- 超短期集中型!一切日本語のない環境で過ごして短期間で英語力を身に着けたい
- リーディングやライティングはある程度できるけどスピーキングやリスニングが苦手
- 一緒に英語を勉強したり英語に興味のある仲間がほしい
注意点
留学は様々な国の人と交流を深めたり、アクティビティを楽しんだり、一生の思い出になることが一つの魅力です。
しかし一方で、楽しい思い出はできたけど、当初の目的のはずの英語力は向上しなかったというケースも少なくありません。
効果的にするポイント
- 具体的な目標や自分ルールをしっかり決める(例、外国人の友達を20人作る。留学中は日本語を一切使わないなど)
- 勉強に集中できる語学学校を選ぶ(日本人留学生の数、クラスの雰囲気やカリキュラムなどをしっかり調べていくことも重要)
2.オンライン英会話
オンライン英会話が一番費用を抑えることができます。DDM英会話、レアジョブ、ラングリッチの3サービスがお勧めです。どれも最初は無料レッスンが受けられるので、一度試してみるといいです。
一番重要なのは自分と相性の良い先生が見つけることです。正直、各社サービス自体の差はそこまでないため、無料体験レッスンを受けて、お気に入りの先生が見つかったサービスに正式に申し込みするのが良いです。
こんな人にお勧め
- 自費で英語を勉強することになるので予算に限界がある
- 部活やサークルが忙しいため空いた時間を利用して勉強したい
- 都心から離れた場所に住んでいて、近所に英会話教室がない
- ネイティブの教師によるマンツーマンの指導を受けたい
注意点
オンライン英会話は、パソコンさえあればいつでもどこでもレッスンを受けることができます。
一方で、かんたんにサボれてしまうため、継続できず十分な成果を得られなかったというケースもあります。
効果的にするポイント
- 友達と一緒にオンライン英会話を始める(お互いに進捗を定期的に報告する)
- ストレスフリーな目標設定をする
勉強のペースを維持するために、目標をたてることは重要です。しかし、目標を達成できないことがストレスとなり、途中で挫折してしまうケースも多いのです。
したがって、ストレスのない目標設定をすることが継続し、十分な成果を得る秘訣になります。
3.英会話教室
こんな人にお勧め
- たくさんお金と時間をかけてでも、確実に英語力をあげたい
- 曜日固定など、ある程度時間を拘束される方が継続しやすい
- 一人で勉強するよりも、周囲に頑張っている人いる方が刺激を受けて頑張れる
- スピーキングやリスニングだけではなく、文法も復習したい
- 一定期間ではなく、継続的に英語をしゃべる機会を作りたい
注意点
ある程度英会話教室に通い続けると英語を話すことに慣れてきます。
しかし、慣れてしまったがゆえに、通い始めた頃は時間をかけて取り組んでいた予習復習をいつのまにかこなすようになり、授業への参加意欲が減り、時間とお金をかけた割には英語力が身についていないということにもなりかねません。
こうならないためには、モチベーションを高く保つための工夫が必要です。
効果的にするポイント
- 定期的に、英会話教室以外で英語を実践する機会をつくる
英会話教室の先生は英語が苦手な生徒にもわかりやすい英語を話してくれるため、先生以外のネイティブスピーカーの英語に触れることで自分の真の実力を知ることができます。
そして、よく知っている英会話教室の先生以外のネイティブスピーカーに自分の英語が通じたときの喜びや、逆に新たな課題を発見によってモチベーションを向上させることができます。
英会話教室以外で英語を実践する例
- 英語の本を読む
- 字幕無しで知らない
- 洋画を観てみる
- 海外旅行先で積極的に外国人に話しかける
- SNSで留学生が集まるコミュニティーを見つけて交流会に行ってみる
- TOEFLやIELTSなどの英語の資格試験を受けてみる
英語力がなくても外資系の内定は獲得できる
ここまでお伝えしてきたように、英語力がないからといって憧れの外資系企業への就職を諦める必要はありません。ただし、同時に忘れてはいけないことがあります。
それは、就職はゴールではなく、社会人人生のスタートだということです。
英語ができる期待の新人か、英語で悩むおちこぼれの新人か。どんなスタートをきるかは今の自分の行動次第です。
英語力がない外資系企業の内定者のあなた、今すぐ英語の勉強をスタートして社会人生活でスタートダッシュを決めましょう。
また、これから就活を始める大学2年生、3年生の皆さん、英語力がなくても確かに外資系企業から内定を獲得することは不可能ではないです。けれど、英語力があれば選択肢が広がり、また入社後には必ず必要となります。
今のうちから英語の勉強をぜひやっておきましょう。
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この記事を書いた人
TOEIC530点で外資コンサル内定者(19卒)のそるとです。
英語ができる人のみだと思ってた!転職希望なんだけど、、外資系企業の転職活動はどうすればいいの?