【2ヶ月短期語学留学】ゼロからのスペイン語学習体験記

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大学の選択の授業で少し習っただけで全くといっていいほど出来なかったスペイン語。それでも「スペイン語を話せるようになりたい!」という気持ちからスペインへ2ヶ月間の語学留学へ。しかし語学学校の授業は十分なものではなかった… そんなとき、どのようにスペイン語を学習したのでしょうか?

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スペイン語学習のためにスペインへ2ヶ月間の短期留学へ

筆者もスペイン語学習歴は、大学のとき、オプションの授業で週に2時間、2学期間だけ勉強をしました。週に2時間×2学期間なので、スペインに行く前のスペイン語学習時間は40時間ほどでした。当然、まだまだ会話ができるレベルには程遠い状態でした。

それでもスペイン語を習得したいという気持ちから、大学の授業が終了した後、夏休みに2ヶ月ほどスペイン南部の街、コスタ・デル・ソルへ短期留学し、スペイン語の語学学校に通いました。

まず、最初の1週間は全くスペイン語ができず、悶々としていました。また、通っていた学校が小さい学校で生徒も少なく、特に初心者コースではみんなが同じようなレベルなので、友達同士で会話をすることがなかなかできませんでした。

その後、スペイン語を話す機会を少しでも増やそうと、毎日家の隣にあるBARにひとりで通うことに。毎日通っていると、ローカルの方々がだんだん話しをしてくれるようになるので、そこで会話の練習をしました。

現地の人との会話なので、初歩的なレベルでは会話という会話はできませんでしたが、まずは聞いて耳に慣れていくことができました。

直後に家を追い出されるハプニングが!

留学中、住んでいた家は語学学校が探してくれた貸し部屋に住んでいましたが、とあることから、その家の大家と揉めて家を追い出されてしまいました。

追い出されたのがたまたま週末で、学校も開いておらず、いつものように家の隣のBARに駆け込んだのですが、そこで家を追い出されたことを仲良くなっていたBARの常連さんに説明したところ、たまたま居合わせた方の家に週末だけお世話になることになりました。

正直あまり良い例ではないですが、このようなトラブルに遭うと、必死で状況を説明する必要に迫られ、スペイン語を話さないといけない状況になるので、かなり語学力が伸びます。

結局家を追い出され、BARで知り合った方の家のソファーに眠り、週が明けて学校で事情を説明し、今度はとりあえずそのときにすぐ入れると言われた食事付きのホストファミリーのところに住むことに。

やはりホストファミリーの方が家でもスペイン語を話す機会も多く、語学学習には役立ちました。

そんな中、最初に通っていたBAR以外にも他のBARやカフェにも通うようになり、そこで知り合いになった人の家に泊まったり、そこで知り合いになった方が語学学校の校長先生で、その校長先生の学校にタダで通わせてもらったりなど、とにかく語学学習ができる環境に自分を置くようにしていました。

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旅行先でもスペイン語のスキルが上達!

留学先のコスタ・デル・ソルからモロッコまでの船が出ていたので、語学学校で知り合った日本人留学生とモロッコまで旅行もしました。そこでバスで一緒だったローカルの人の家に2日ほどお世話になり、一緒にクスクスを食べたり、温泉に連れて行ってもらったりしました。

お互いの共通言語はスペイン語でしたが、お互いそれほどスペイン語が達者ではなく、逆に、それによって分かりやすいスペイン語で話す良いチャンスとなりました。

スペイン南部の街、マラガへ旅行へ行った際は、治安の悪さに驚きました。何度も目の前で盗みを目撃したり、友人が引ったくりの被害にあったりしました。

被害に遭った友達は警察へ被害届を出しに行ったり、学校に状況を説明したりなど、やはり語学を使う機会が多かったようでした

トラブルから得られる語学力

最初の家を追い出されたときもそうですが、トラブルに遭って語学を使うというのもいい話ではないですが、そういうときには必要性に迫られるので、一生懸命話す努力もします。

とにかく、何か問題が起きたら「自分でなんとか解決する」という姿勢で周りに状況説明をしたりする機会が多いと、そのときは辛いけれど、語学学習と言う点から考えると、本当に後からそれがきちんと自分の力になります。

私はこうして2ヶ月のスペイン語学留学でいくつかアクシデントに見舞われながらかなりスペイン語力が上達しました。

初心者から中級レベルへ

2ヶ月が経ち、タダで語学学校に通わせてくれた校長先生にばったり道で会った際「スペイン語うまくなったね!」と言ってもらえました。聞いてみると、大学で2年間第1外国語として勉強をしてから語学留学に来ていた学生さんがいたのですが「その彼よりも話せるようになっている。」とのことでした。

まとめ

以上、筆者の2ヶ月間のスペイン語留学体験記をご紹介しました。

残念ながらその後あまりスペイン語を使う機会がなくかなり忘れてしまい、今ではそこまで話せなくなってしまいましたが、あのとき、本当にずっとスペイン語を話す環境に自分を置くようにしたことと、色々問題にあたりその状況説明などでスペイン語を話さなければいけない状況に何度も置かれたことが語学力向上に最終的につながっていたと思います。

使わないと忘れる?外国語の学習と学習言語のレベル維持では、語学学習の後のレベルの維持についてご紹介しております。よろしければこちらもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

Coquelicot
Coquelicot

12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。

http://ameblo.jp/vindalsace/

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