英単語の面白い覚え方!語源で覚える英単語~語幹編~
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外国語学習で一番時間がかかり、そして地道に勉強を続けていかなければならない「単語」。もちろん英語も同様で、多くの人が様々な単語帳や参考書を使いラクに単語を覚えられる方法を模索したことがあると思います。でも少し工夫するだけで、この手間のかかる英単語がスラスラ覚えられるようになります!それが今回紹介する「語源」を使った勉強法です。前回の「接頭辞編」の応用編として、この記事では語幹について取り扱っていきたいと思います。
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語源学習の応用~語幹編~
語幹とは?
語幹とは、基本となる意味を構成する単語の最小単位のことを指します。
語幹で英単語が覚えられる?
語幹の意味を覚えることで、単語の基本の意味を知ることができます。さらに前回学習した接頭辞の知識と組み合わせれば、その単語の大まかなニュアンスをつかむことができ、単語を覚える際の大きな助けになります。
今回紹介する語幹の語源は、多くの単語に様々な形で現れてきます。ぜひマスターして単語をサクッと覚えられるよう勉強していきましょう!
clude-
「clude-」には「囲む」という意味があります。
- exclude:外+囲む→「除外する」
- include:中+囲む→「含む」
- conclude:一緒+囲む→「結論づける」
dict-
「dict-」は「言う」という意味があります。
- addict:言う+向かう→「中毒にする」
- dictate:言う+[名詞化]→「口述する、命じる」
- predict:前+言う→「予言する」
duco-
「duco-」は「引く(draw、lead)」を意味します。
- educate:外(ex-)+引く→「教育する(引き出す)」
- induce:中+引く→「引き起こす」
- produce:前+引く→「生み出す」
fer-
「fer-」は「持ってくる」を意味します。
- confer:一緒+持ってくる→「授ける」
- refer:再び+持ってくる→「言及する、参照する」
- suffer:下+持ってくる→「苦しむ」
fide-
「fide-」は「信用」を意味します。
- confide:一緒+信用→「(秘密を)打ち明ける」
- diffident:取り除く(dis-)+信用→「自信がない」
- bona fide:良い(bon)+信用→「誠意を持って」
flu-
「flu-」は「流れ」を意味します。
- influence:中+流れ→「影響」
- effluent:外(ex-)+流れ→「流出、放出」
- fluctuate:流れ+[動詞化]→「変動する」
manus-
「manu-」は「手」を意味します。
- manual:手+[形容詞化]→「手で行う、手の」
- manufacture:手+作る→「製造する(元々工場生産は手仕事で行われていたため)」
- manicure:手+治療→マニキュア
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plico-
「plico-」には「折る(fold)」という意味があります。
- complicate:一緒+折る→「複雑にする」
- duplicate:2(double)+折る→「複製する」
- implicate:中+折る→「(犯罪などに)関係させる、ほのめかす」
sect-
「sect-」は「区切る」という意味があります。
- insect:中+区切る→「昆虫(昆虫は体が三つに分かれているため)」
- bisect:二+分ける→「二分する」
- sectarian:分ける+人→「分派の、宗派の」
sense-
「sense-」は「感覚」を意味します。
- sensation:感覚+[名詞化]→「感覚、知覚」
- sensuous:感覚+[形容詞化]→「感覚的な」
- sensory:感覚+[形容詞化]→「感覚の、知覚の」
sent-
「sent-」は「感じる」を意味します。
- consent:一緒+感じる→「同意する、承認する」
- resent:再び+感じる→「憤る」
- sentiment:感じる+[名詞化]→「意見、感情」
spect-
「spect-」は「見る」という意味があります。
- expect:外+見る→「期待する、予想する」
- inspect:中+見る→「詳しく調べる」
- respect:再び+見る→「尊敬する」
vent-
「vent-」には「来る」という意味があります。
- advent:向かう+来る→「到来」
- prevent:前+来る→「妨げる」
verto-
「verto-」には「向きを変える(turn)」の意味があります。
- convert:一緒+向きを変える→「(形を)変える」
- revert:再び+向きを変える→「(以前の習慣や考え方に)戻る」
- subvert:下+向きを変える→「覆す、転覆する」
ped- / pod-
「ped-」はラテン語由来、「pod-」は古代ギリシア語由来で、両者とも「足」を意味します。
- pedestrian:足+人→「歩行者」
- pedicure:足+治療→「足の治療、ペディキュア」
- tripod:三+足→「三脚」
まとめ
以上語源学習の応用編でしたがいかがでしょうか?今回紹介したものは比較的よく目にするものが多く、ほんの一部に過ぎません。自分で上記以外の語源を勉強してみるとさらに興味深く、より覚えやすくなると思います。ぜひ皆さんも語源を活用して単語を効果的に覚えていきましょう!
加えて、語源学習の基礎となる接頭辞も覚えておきたいポイントです。関連記事の語源で覚える英単語~接頭辞編~もぜひご覧ください!
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この記事を書いた人
東京在住の大学3年生です。アジア中心にバックパッカーしてます。2016年7月から1年間オーストラリアに留学予定。