硬水で肌がボロボロになる?イタリア生活で知っておきたいスキンケア対策

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イタリアに来て困ったことのひとつがスキンケア。硬水、強い紫外線、乾燥の影響もあって、筆者はイタリアで生活を開始した直後に肌がボロボロになってしまい、一時は本当に落ち込みました。そこで今日はイタリアでのスキンケア対策をご紹介します。

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一般的なイタリア人のメイク&スキンケア

女性の目元アップ
Wikimedia Commons

メイク

日本人はベースメイクに力を入れますが、イタリア人はポイントメイク、特に目元・口元のメイクに力を入れます。パーティーなどの際はベースメイクから作りこみますが、普段はBBクリーム+ポイントメイクだけの人も多いです。

また「日焼け=(お休みが取れるほど)裕福なことの象徴」とされているため、日焼け止め(Solari)も主流ではありません。

メイク落とし

ポイントメイク落としが中心で、イタリア人はこれで落として終わり!もしくは、ポイントメイク落としをした後、クレンジングシートでふき取って終わり!という方も少なくありません。硬水で洗顔をすると肌荒れするため、洗うタイプのメイク落としは人気がありません。

スキンケア

イタリアは乾燥しているため、化粧水で保湿する人より、乳液やクリーム、オイルなどで念入りにお手入れする人が多いです。化粧水も使いますが、保湿目的というよりは、入浴後の硬水やメイク落とし後のベトつきを拭うためのアイテムとして使っている方が多いです。

イタリアで定番のスキンケアアイテム

イタリアの化粧品売り場
Wikimedia Commons

ポイントメイク用リムーバー

メイク落とし(Struccante)の中でも主力商品です。目元用(per occhi)、口元用(per labbra)など用途で分かれており、小さなスーパーでも多くの種類を取り扱っています。

クレンジングシート(Salviettine Struccanti)

筆者がイタリアに来て一番驚いたのがクレンジングシートの数です。ドラッグストアに行くと何十種類も置いてあり、こちらもイタリア人の定番アイテムであることが伺い知れます。

さらっとタイプの化粧水(Tonico)

先述の通り、イタリア人は化粧水をメイク落としのべとつきなどを拭うために使うことが多いので、化粧水(Tonico)はさらっとしたタイプのものが主流です。ちなみに、メーカー次第で呼び方はさまざまですが保湿成分が高いものは「Lozione」などと表記されて売っています。

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イタリア生活で実践しているスキンケア方法

広げられた化粧ポーチ
Wikimedia Commons

あくまで筆者がが試行錯誤した結果、現状やっているスキンケアですが、参考になれば幸いです。

洗顔はふき取りメイン

最初は日本から持ってきた洗顔アイテムを使用し、日本式のスキンケアをやっていましたが、ファンデーションが塗れないほど肌がヒリヒリするようになり、外出もままならなくなってしまったため、イタリア式に変えてみたところ肌が落ち着きました。

今は、どうしても洗いたいときだけ、ポット型浄水器を通した水で洗顔していますが、できるだけ硬水にはあたらず、お風呂に入った後もできるだけすぐにコットンに化粧水を付けて硬水をふき取るようにしています。

スキンケアアイテムは日本でも売っているもの(使い慣れたもの)が無難

友人からは「気候風土が違うから日本の基礎化粧品は日本で使わないと意味がない」と言われていましたが、必死に調べて購入した現地で流通しているスキンケア用品はどれもしっくりこず、結局日本で使っていたものが一番でした。

とはいえ、日本から持ってきたものはそのうち無くなってしまうと思ったので、日本にいるときから化粧品売場で「これは海外でも売っていますか?」と聞いて、できるだけ現地でも買える製品で肌に合うものを探していました。

美容部員さんには「海外で売っているものは同じ名前でも成分が違う」とは言われましたが、現地の製品にチャレンジするよりも、筆者には肌馴染みが良かったです。

また、化粧品の単語は本当に複雑です。「保湿」「アンチエイジング」「スクラブ入り」など、どれか1つでも知らないイタリア語があり、うっかり買い間違えると、全然違うものを購入しかねません。

せめて知っているメーカー(日本にもあるメーカー)であればそのようなことは防げるので、その点でもおすすめです。

まとめ

イタリアには日本のようなドラッグストア(Farmacia)があり、そこでは接客を受けずに色々物色して商品を検討することができるので、まずは一度足を運んでみることをおすすめします。

また、対面販売で個人経営が多いので少し緊張しますが「Erboristeria(エルボリステリア)」という漢方薬局のようなところもあり、こちらではオーガニックのものや、オイルなども沢山あるので、現地滞在になれてきたら是非チャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

Alitalia
Alitalia

アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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