正月が3回ある?タイのお正月とは?<年末年始編>

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タイの正月は一般的な年始、中国正月(旧正月)、ソンクラーンと3回あります。そんなタイの正月事情について、ここでは年末年始の様子をお伝えします。

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タイの正月とは?

実はタイには正月が3回あります!

  • 一般的な年始(1月)
  • 中国正月(旧正月)(2017年は1月28日。1月末か2月頭。毎年変わります)
  • ソンクラーン(2017年は4/13〜4/15)都市により若干日にちが変わります)

日本では12/29あたりから仕事納めになり 年明け1/3あたりまでがだいたい世間一般的なお正月休みとなりますが、タイでは、大晦日の12月31日と1月1日(2016年〜2017年は12/31と1/1が土日なので振替休日が適用されて2日まで)がお休みとなり、休みが終わると通常に戻りますが、ソンクラーン・フェスティバルが終わるまでタイはずっと正月モードとなります。

タイ人の大晦日の過ごし方

バンコクのカウントダウンパーティで盛り上がる様子

サービス業に従事されている方は日本同様、帰省するのが難しいのですが、一般的に祝日である12/31は地元へ帰省される方が多いです(ここ最近だとリッチなタイ人は年末年始を海外で過ごす方も多いようですが)。

タイでは12/31は親戚一同が集まり食事をしたり、各地で開催されるカウントダウンのイベントに参加したりして楽しみます。バンコクでは、チャオプラヤー川沿い、セントラルワールド前の広場、アジアティークなどの場所でイベントが開催されます。

バンコクのカウントダウンパーティで打ち上げられた花火

2016年はプミポン国王が崩御されたこともあり派手なイベントは執り行わませんでした。例年花火が打ち上がるのですが、ほとんどが中止になりました。本来はかなり盛り上がるイベントとなります。

ちなみに、カウントダウンが終わると一斉に帰宅するため、タクシーもトゥクトゥクもほぼ捕まらず、車は大渋滞、交通機関がかなり大変なことになりますので、ご注意ください。

バンコクのカウントダウンパーティのライトアップ

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バンコクのおせち事情

タイ人の友人に聞いたところ、特に日本のように31日は年越しそば、1日はお雑煮といったように、コレといって食べる特別料理は特にないそうです。

でも、バンコクに住んでいる日本のみなさんはやっぱりお正月料理食べたいですよね?バンコクは皆様ご存じの通り、なんでも揃う大都会です。日本食レストランも数多く存在し、年末になるとおせちの販売があります。

おせちはほぼ事前予約となり、締め切りは12/25までというのが一般的です(売り切れになる場合もありますので事前にご確認ください)。そして受け取りは12/31となります。以下の店舗で取り扱っております。

バンコクでおせち料理を購入できる場所(一例)

タイ人の正月(1/1)の過ごし方

元旦にあたる1/1は初詣のように、朝早くから家族でお寺に行って、タンブン(僧侶やお寺にお布施をしたりすること)をするそうです。

また、以前「タイ語で数字は何という?タイ語の数字表記と数字にまつわるお話」紹介しましたが、タイのラッキーナンバーは「9」です。9か所の寺院巡りなんかも人気だそうです。

そしてもちろん忘れてはいけないショッピングです。お買いもの大好きなタイ人の皆様は、正月にショッピングモールへお出かけします。

セントラルワールド、伊勢丹バンコク、サイアムパラゴン、東急デパート、エンポリアム&エムクォーティエ、ターミナル21など、バンコクにあるショッピングモールがお正月セールを開催しています。

1月末には中国の正月である旧正月も控えているため、賑わいが絶えないバンコクなのでした。

まとめ

やはりタイは仏教国なので日本とにているような部分も多いのでは?皆様もタイに来る機会があれば一緒にタイの正月を楽しみましょう。

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この記事を書いた人

すだめ
すだめ

2015年4月にタイ・バンコクに仕事のため着任しました!まさかの事情によりタイで転職活動をすることになり最近やっとあたらしい職場をみつけ落ち着いたアラサー女子です。韓国、中国、フィリピンと留学し(中国とフィリピンにおいては短期)20代の最後をなぜか まったく自分の人生プランには描かれていなかった タイ バンコクでの海外生活をスタートすることになり奮闘中です。

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