イギリスの入国審査の時間が短縮できる「Registered Traveller」とは?
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英国の入国審査は待ち時間が長く、非常に時間がかかりますが、Registered Traveller(レジスタードトラベラー)サービスを利用することでUKパスポート保持者と同じレーンを使う権利を与えられます。そんなレジスタードトラベラーについてご紹介します。
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Registered Traveller(レジスタードトラベラー)とは?
Registered Travellerとは、イギリスに入国する際、空港の入国審査のゲートにてUKパスポート保持者と同じレーンを使う権利をもらえるシステムです。
Registered Travellerの対象国に日本も加わり、申請規定が緩和され一般旅行者も気軽に登録が可能となりました。登録すると、入国時のLanding Cardの記入が不要となり、UK/EU側ゲート、又はePassportの機械で入国が可能となります。
申請の条件
- 18歳以上
- ビザを持っている、もしくは過去2年内に英国を最低4回訪問した履歴
- 生体情報(ICチップ等ついた)パスポートを所持していること
手続き方法
英国大使館のウェブサイトにてオンラインで申込みをします。必要項目を記入、£70をカードで支払います。
申込から約10日後にメールで仮登録通知が届きます。申請が上手くいかなかった場合、£50が返却されます。有効期間は1年。£50で延長できます。
Registered Traveller Service
注意点
全ての空港でなく、指定の空港のみでの使用となります。ただし、ユーロスターのターミナルでも利用可です(Paris, Brussels, Lille)。
指定の空港
- Heathrow
- Gatwick
- Manchester
- Stansted
- Luton
- Edinburgh
- Birmingham
- Glasgow
- East Midlands
- London City
尚、仮登録では直ぐに電子ゲートの使用が可能とならず、一旦Other passportの窓口でカードとID番号を受領する必要があります。後日、メールで登録番号が通知され、以降、使用可能となります。
EUパスポートレーンの利用者の増加や、機械の認知が遅く、実際には思った程早くでられないときもあります。筆者が出張で英国人の同僚と入国の際、London Cityなどの小さな空港では、Other passportの方が早く手続きが終わってしまったこともありました。
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まとめ
いかがでしたか?頻繁にイギリスに訪問される方は利用されてみると良いかもしれません。
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この記事を書いた人
語学遊学を目的にドイツへ。ケルン大学入学、かろうじて卒業後、ドーバー海峡を越え、渡英、現在に至る。日本とドイツから見たイギリスについて、皆様に役立つ情報をお伝えできればと思います。