イギリス留学で英語が使える薬剤師を目指す!ーーフランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュ短期留学経験者にインタビュー

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最近何かと話題のイギリスですが、カッコいいイギリス英語を学びたいという人も多いのでは?今回はフランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュでの短期留学を経験した吉田みのりさんにインタビューしました。

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今回の留学経験者インタビューはイギリスのロンドンにあるフランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュでの短期留学をした吉田みのり(よしだみのり)さん。現在、崇城大学の薬学部で薬剤師になるための勉強をしている彼女が留学を決めた理由と学校生活についてお話を伺いました。

英語で服薬指導のできる薬剤師になりたい

ーーまず留学をしようと思ったきっかけは何ですか?

将来「英語で服薬指導のできる薬剤師になりたい」と思い始めたのがきかっけです。服薬指導とは、患者さんが安心・安全に医師から処方された薬を服用できるようにアドバイスする行為のことです。

ーー英語で服薬指導したい理由は何かあるのですか?

薬剤師になるための薬学科が6年制になってから私立の薬学部の数が増えてきています。それによって薬剤師の数が増えて、このままでは飽和するのではないかと言われています。

就職を見据えて「他の薬剤師が持っていない何か特別なことができるようになりたい」と考えるようになりました。そんな時に雑誌で英語での服薬指導に需要があることを知りました。もともと英語は好きだったので、服薬指導ができるまでの英語力を身につけたいと思うようになりました。

ーー専門用語とかも英語で説明するのは大変ですね。

そうですね。中学校までの英文法を使って簡単なやりとりはできるのですが、やはり薬の専門的な説明はできないので…専門用語の勉強も必要ですね。日本の英語教育ってリーディングとライティングばかりでスピーキングって重視されていないじゃないですか。だからもう留学するしかないなって思いました。

国際色豊かな語学学校

フランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュのクラス

(↑右から3番目が今回インタビューを受けてくれた吉田さん)

ーー語学学校はどういう感じでしたか?

クラスは6つに分かれていて、1クラス20人弱でした。イタリアからの留学生が多く、学生だけではなく30代ぐらいのイタリア人もいました。彼らはイタリアで働き口がないから、ロンドンで英語を学び、そのままロンドンで働きたいと考えているそうです。イタリア人の話す英語は最後が基本的に巻き舌で音がこもるので聞き取るのが難しかったです。

その他にはトルコ、ロシア、スペイン、台湾、中国から留学生がいましたね。日本人は4、5人でした。とても国際色豊かで、ワイワイ楽しく授業を受けていましたね。

ーークラスはどうやって分けられていましたか?

まず留学前にオンラインで選択式のセンター試験のような問題を受けます。そして留学初日に語学学校の校長先生と面接があり、それらを総合してレベル分けがされていました。

ーー面接では何を聞かれましたか?

「なんでこの語学学校に来たのか」「自分の英語力をどこまで上げたいのか」「将来の夢は何か」といった簡単な質問でした。でもロンドンに着いてすぐでまだ英語脳になっていなかったので、すらすら英語が出てこなくて苦労しましたね。

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英語漬けの授業

ーー授業では何を学びましたか?

午前の授業は文法を中心に学び、午後の授業ではスピーキングの練習でした。様々な国から留学生が来ているので何を説明するにも共通語として英語を話さなければならなかったので、すべての授業を通して英語のスピーキング力が鍛えられました。

ーースピーキングの練習というのは具体的にどんなことをしていたのですか?

先生が毎日新聞記事を持ってきて、この問題についてどう思うか周りの人と話し合うといった感じでした。一人で前に立ってスピーチやプレゼンをするということはありませんでした。

先生だけでなく生徒からも学べるのが日本とイギリスの違い

フランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュの座席の配置

(↑座席は生徒が向き合うようになっている)

ーー日本の英語教育と違うところって何かありましたか?

机の配置が日本と違って生徒みんなが向かい合って座れるようになっていました。それによって積極的にディスカッションができましたね。

日本だとみんな黒板を向いて先生の説明をただ聞いて問題を解いて…ということしかないと思うのですが、ロンドンの語学学校では先生だけではなく生徒から学ぶこともできるのが大きな違いだと思いました。

ーー吉田さんが望んでいたスピーキング力を伸ばす英語教育が受けられたということですね。

はい、留学を終えてもっと本格的に英語を話せるようになりたいと思いましたね。日本で薬学部での勉強があるので長期留学するのは難しいので、大学在学中にもっと短期留学したい!という思いが強くなりました。

編集部コメント

「英語で服薬指導できるようになる」という明確な目標を掲げて英語の勉強に励んでいた吉田さん。これからも短期留学にチャレンジしたい!と話してくれました。理系で日本の大学での勉強もあるから語学のために長期留学するのは厳しい…という方も短期留学をしてみてはどうでしょうか?

今回紹介したフランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュの口コミ

フランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュ・ロンドン校のロゴです
名称Frances King School of English, London School(フランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュ・ロンドン校)
国・都市イギリス / イングランド / ロンドン
学校形態語学学校
住所77 Gloucester Road London SW7 4SS United Kingdom
電話番号+44 20 78706533
公式サイトhttps://www.francesking.com/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/11012/

インタビュアー

大浦彩(おおうらあや)/早稲田大学2年/アブログインターン生

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この記事を書いた人

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THE RYUGAKU [ザ・留学] 編集部です。留学コニュニティサイト『アブログ』も運営しています。

https://ablogg.jp/

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