夫が留学!妻はキャリアを捨てたくない!配偶者が退職を防いだ5つの例
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留学に配偶者を連れていくには、配偶者は日本での職を手放さなければなりません。でも、退職したくないなぁ…!あの手この手を使って退職を防いだ配偶者たちの涙ぐましい努力をご紹介します。
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配偶者の留学が決まった時、会社に勤めているあなたはどうしますか?退職して一緒に行きますか?それとも日本に残りますか?今回は、実際に配偶者たちが退職を防いた例をご紹介します。
1.育児休暇
キャリアを手放したくない奥さんの「王道」とも言える手段です。旦那の留学より前に出産するのがポイント。育児休暇を留学の期間にダブらせることで、子ども福祉の充実した欧米圏先進国で子育てします。
でも、そんなに丁度のタイミングで妊娠できる人は少ないです。赤ん坊が飛行機に乗れるのは生後3ヵ月が目安。旦那の留学開始頃に日本で出産し、なかなか妻子が渡航できず、子どもが4ヶ月になるまで一度も会えなかったパパもいます。
育児休暇が旦那の留学中に終わっちゃうので、終わる前に次のお子さんを出産して育児休暇を延長する猛者もいます。イギリスの公的病院(NHS)では、日本と違って出産に費用がかかりません!妊婦時期や赤ん坊の検診、風邪などの診察代、薬代もタダです。
※アメリカと違い、留学生夫妻がイギリスで出産してもイギリス国籍は取れません。
2.休職制度
妻が留学生で夫が付いて行く場合には育児休暇が使えない。そんな時、勤め先に休職制度があるととても便利です。留学を終えて帰国しても、就活も不要、復帰してまた働き始めることができます。
「ウチの職場はそんなうらやましい制度はないわ!」と、休職制度がある職場にわざわざ転職した配偶者もいます。留学準備は、1年が情報収集、もう1年が予備校通いや受験で計2年かかると言われています。つまり配偶者も準備時間がたくさんあるのです。
3.配偶者も世帯主となって留学
アメリカ留学のご夫妻の話です。奥さんの職場は、一回だけなら留学しても良い(復職可能)ルールがありました。そこで旦那さんの2年間の留学中、奥さんもF-1ビザ(学生ビザ)を取り、同じ街に語学留学。
決して好きでもない英語をひたすら平日フルタイムで勉強、もちろん学費は2年間 × 2人分かかります。聞きながら頭が下がりました。
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4.一緒に行かない
特に妻が留学するケースで、夫が日本に残り働き続ける場合がよく見られます。また、留学期間がとても短いケースや、妻がキャリアに強い誇りがあり手放したくない場合も、一緒に行かない例があります。
5.留学者がなるべく日本にいる
MBA留学のエグゼクティブコースや、ごく一部の限られた博士課程で、現地の大学に行く日が一年のうちトータルで数ヶ月、残りは自宅での学習(研究)が可能な留学もあります。
このタイプの留学であれば現地で家を探す必要はありません。滞在する時だけホテルや学生寮を利用します。
完全にオンラインだけで受講する大学も存在します。修士課程もあって費用も通常の修士課程と同等。イギリスではオープン大学が日本から受講できます。http://www.open.ac.uk/
海外の学位は取れますが、留学はやはり海外に生活拠点を移すからこそ得られるものもたくさんあるように思います。
まとめ
家族を連れて海外に住むということは、家族の人生をも大きく変えること。配偶者が納得して留学についてきてくれるように、二人でいろいろな可能性を洗い出してよく検討すると、留学生活の満足度もガラッと上がりますよ!
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この記事を書いた人
夫の留学に伴い、ロンドンに引っ越した後に自分も大学院を受験。英検2級レベルのとぼしい英語力であるも、配偶者ビザを持っているのをいいことにパートタイム学生になる。週2日通学のゆっくりペース。