スペインはスリ天国?スリに狙われやすい日本人の5つの特徴

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matias jaramillo

スリ天国といわれるスペインで、スリに狙われやすいことで有名な日本人の特徴をまとめました。

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スリや置き引きが多いスペイン

窃盗事件が多く、首絞め強盗などが多発している危険な国スペイン。ガイドブックなどではそんな情報が見受けられますが、実際に在住者が皆そのような目に遭いながら生活をしているのかというと、勿論そうではありません。日本での生活と同じように、普段は命の危険など考えずに生活しています。スペインは危険だから行かないと言う人がいたら、それはきっと飛行機は落ちるから乗らないという人と同様の心境なのではないかと思います。

しかし、命の危険を伴わない単純なスリや置き引きは日本より格段に多く発生しています。実際、日本から来た知人が初日に財布をすられたという状況に遭遇したことがありますが、特別危険な雰囲気の場所にいたわけではなく、空港からの移動中の地下鉄内でのことでした。

込み合う車内で突然誰かの「財布が落ちてる」という声に振り向くと、知人が慌てた様子で「あ、私のお財布」とそれを拾いました。中を確認すると現金がすでに盗られた後・・・。 

被害に遭った知人には申し訳ないのですが、その時の彼女の様子を見て「これは狙われてもしょうがない」と思ってしまいました。というのも、明らかに不慣れな外国人の旅行者だと分かる様子で、さらに貴重品を持参しているとは思えないような立ち振る舞いだったからです。知人が不思議な人だったわけでは決してありません。「普通の」日本人だからこそ狙われてしまったのです。その理由をまとめたいと思います。

1.口が閉まらないバッグを使っている

bag
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日本では口幅が広く、ジッパーが付いていないトートバッグやショルダーバッグも多く見かけますが、スペインではほとんど見かけません。バッグの口はしっかりしめるものだからです。たとえ貴重品が入っていないとしてもバッグの中を見せるのは厳禁。マグネットタイプよりもボタンタイプ、ボタンタイプよりもジッパータイプが安心です。

2.ショルダーバッグを後ろに回している

ショルダーバッグ

これも日本ではよく見かける持ち方ですが、自分の目の届かない所にバッグを追いやるのは危険です。ショルダーバッグはお尻側ではなく、お腹側で持った方が無難です。

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3.パンツのポケットに長財布を入れている

財布

これは主に男性ですが、パンツの後ろポケットに長財布を入れるのは危険極まりない行為です。すぐに目に入る位置だし、なんといっても取りやすいのですぐに狙われます。盗られたら気付くと思うのは大間違い。プロのスリ師の仕事は一瞬です。盗られたことに気付いたとしても、猛スピードで走って行かれては取り返すのは至難の業。お金は直にポケットに入れるか、せめてポケットにすっぽり収まるサイズの財布を用意しましょう。

4.荷物をすぐに放置する

放置

切符を買う時や駅のベンチに座った時など、すぐ荷物を足元や隣に置く人が多いのですが、これも危険です。筆者は昨日も日本人旅行者と思われる方が駅のベンチに座り、隣に置いたバッグには目も向けずガイドブックを読んでいるのを見かけヒヤッとしました。

以前旅行で来ていたある知人に限っては、買い物中の店内でバッグを棚に置き去り(!)品定めをしていたので、びっくりを通り越して唖然としたこともあります。バッグでもスーツケースでも、自分の持ち物からは手を離さないこと。たとえ横に置いたとしても、必ず手を通しておくべきです。

5.ふわふわ歩いている

女性

これは特に女性に当てはまることですが、日本人は歩き方が特徴的なことで有名です(着物と草履の名残でしょうか?)。膝をまっすぐスタスタ歩く外国人から見ると、歩くごとに体が揺れて、まるでふわふわ踊りながら(?)歩いているように見えるのです。

これが、弱そうというか、ひったくっても、よろけて抵抗して来ないように見えるのでしょう。歩き方なんて気にしたことがないかもしれませんが、一度気にかけてみるといいかもしれません。

まとめ

これらのことを念頭において気を付けるだけで、スリに遭う確率はぐんと減るはずです。実際筆者は5年の滞在期間中、幸運にも一度も被害に遭ったことはありません。滞在半年目頃に一度だけ、バカンス帰りに一瞬の隙をつかれた未遂事件はあったのですが、すぐ正気に戻り撃退できたのが不幸中の幸いでした。

この時はうかつにも、スーツケースに気を取られてショルダーバッグを後ろに回してしまっていたのです。この一件のおかげでスリに対する警戒心が強くなったのは言うまでもありません。

せっかくの留学生活を台無しにしないためにも、ぜひ上記の5点に注意してみてくださいね。

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この記事を書いた人

nekosan
nekosan

マドリード在住。7歳の頃、母音に「あいうえお」の5つしかないのが気になったことがきっかけで語学の道へ。猫好きが高じてか、本当にネコ(マドリード人の呼び名)になってしまった。夢は叶える!がモットー。

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