ニュージーランド留学の経験者が教える「意義ある高校留学にする秘訣」

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これから海外の高校へ留学を検討している人にとっては、学校の雰囲気はどうなのか、そこにどんな人がいるのか、友達はできるのかなどの心配があると思います。今回はニュージーランドで高校留学をした筆者の経験を元に、どうしたら有意義な高校留学が過ごせるのかを伝えます。

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ニュージーランドの高校は留学生が多い。

ニュージーランドの高校は留学生が多い。

ニュージーランドは近年、日本人留学生に人気がある国になってきています。本当に田舎の中の田舎に行かない限りは、ほとんどの高校に日本人留学生が通っています。特に、留学に力を入れている高校は日本人生徒が沢山います。そういった高校は留学生に慣れており、生徒の対応などで信頼が高いです。私が通っていたDarfield High Schoolという田舎の高校ですら在校している日本人が常に10人くらいはいる状況でした。

ダーフィールド高校のロゴです
名称Darfield High School(ダーフィールド高校)
国・都市ニュージーランド / クライストチャーチ
学校形態高校
住所7 McLaughlins Rd, Darfield ニュージーランド
電話番号+64 3 318 8411
公式サイトhttp://www.darfield.school.nz/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/14069/

アジア人はすぐにグループを作りたがる

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日本人がある程度いると起きること、それは、日本人同士のグループが出来ることです。これは、異国の地でも言葉が通じ、同じ日本人同士だと頼りになるので、心の安らぎを求めることが出来るという良い面があるからです。これは、日本人以外でも、中国人、タイ人や韓国人などアジア人に特に見られる現象です。ヨーロッパなどの留学生では、まずほとんど見ないです。留学する前の情報で、日本人がいると聞いていれば、ほとんどの場合そこにはそういったコミュニティが存在していると思っていいでしょう。

最初は日本人同士で親密を濃くするのも一つの手

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学校生活は初日からほとんどサバイバルです。右も左も、ましてや授業がまったく分からない。休み時間はいつなの?といった基本的から、最初は情報収集をしなくてはいけません。たいていの学校にはinternational roomのような、留学生が集まり食事が出来る場所や、ESOL(English for Speakers of Other Languages、英語を母国語としていない人)などの留学生を対象とした英語の授業があります。

そこで、自分以外の日本人や留学生と顔を合わせることになるでしょう。そこで仲良くなった日本人の先輩から、学校の生活や、どうしたらうまく学校に馴染めるかなど教えてくれることが多いです。また、同じ時期に一緒に入った日本人とは関係を築くのは簡単です。お互い不安なので自然と行動が共になっている場合が多いです。お互い助け合っていくことや、遊び相手を作るといった面では、日本人同士一緒にいるのも悪くありませんね。

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いつまでも日本人グループにベッタリになってはいけない

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もちろん、留学してからの数ヶ月間は日本人同士で一緒にいるのは問題ないでしょう。その国、学校、生活に慣れていく上での情報交換は重要です。しかし、高校生活の3年間ずっと一緒というのは問題です。慣れてきたら、ある程度の関係は維持しながらも独り立ちしていかなければなりません。地元の友達を作る、日常の会話をすべて英語で暮らしていくなど、ハードルを上げていく必要があります。

これが出来なければ、何のために海外留学したのか分かりません。日本人とも適度の距離感を持ちましょう。私の知り合いで、3年間留学していたにも関わらず英語が話せない子がいました。その原因の一つが常に日本人と一緒にいたことが大きいようでした。

現地の生徒と友達になる

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言葉が通じなくても友達は出来ます。まして、向こうの生徒は日本を好きな子が多いです。日本の漫画やアニメなどのカルチャーは、すでに世界中に浸透しています。要はきっかけがあれば何でも良いのです。帰り道がいつも一緒で顔見知りだから声を掛けてみるのも良し、授業以外に体育祭ならぬスポーツデイがあるので、競技を通して仲良くなる機会も多々あります。私の場合は、足が少しばかり速かったので、向こうの生徒が「足速いね」と、声をかけてくれたことがきっかけで最初の友達が出来、それからは、言葉が通じないにしても遊びに誘われ、川で遊んだり、家に招かれてゲームしたりと、芋ずる式に友達が増えていきました。

それから学校の休み時間は、向こうの生徒と食事したり、一緒にいることが多くなりました。臆することなく、片言の英語でも積極的に話していけば大丈夫!クラスメイトに、日本人の何々です。よろしくね!でいいんです。寿司の国だよ。わさび知ってるか?など言ってみてください。乗ってきますから(笑)。イベントごとには積極的に参加をしましょう!

最後に

初めての高校留学で色々な不安もあるでしょう。でも、せっかくの留学、高校生活を日本人だけと過ごして何も得るものが無かった。そんなことにならないようにしましょう。現地に親密な友達が出来た瞬間、世界がガラッと広がります。そんな素晴らしい思いを一人でも出来たらと思います。自分を成長させてくれる、意味のある留学をしてみてはいかがですか!

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この記事を書いた人

もぎちゃん
もぎちゃん

高校1年生から大学卒業まで約8年間、南島のクライストチャーチで勉強をしていました。留学はイメージしているものとは限りません。楽しいことがあれば、もちろん悩み、苦しいときもあります。そんな知って得する情報を皆さんに提供できたらと思います。大学をストレートで卒業した経験など、勉強方法、生活、環境など皆様のお役に立てることを発信していきますね!

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