オックスフォードのローカルに人気なパブ5選
20398
View
スポンサーリンク
イギリスと言えばパブ!もちろんオックスフォードにもたくさんのパブがあります。今回は数ある中からシティ・センターにあるローカルに人気のパブをご紹介します。中には見つけるのがちょっと大変な穴場パブも!
スポンサーリンク
1.文豪たちが議論を交わした歴史的パブ「The Eagle and Child」
The Eagle and Childは、英国政府観光庁の「歴史のあるパブ Top10」にも紹介されている、オックスフォードで最も有名なパブのひとつ。町の中心にあるマグダレン通りをまっすぐ北上し、アシュモリアン博物館を過ぎてすぐのセント・ジャイルズ通りにあります。
「指輪物語」のJ・R・R・トールキンや「ナルニア国物語」のC・S・ルイスがオックスフォード大学生時代所属していた「インクリングス」という学生グループが、毎週集って執筆中の物語を披露していた場所として知られています。
日本ではビールと言うとラガーが主流ですが、イギリスではエールも人気。このパブではいつもたくさんの種類のエールが楽しめます。エールビールを片手に、かつて文豪たちが語り合ったパブでオックスフォード大学生気分を味わってみてください。
The Eagle and Childの店舗情報
住所: 49 St. Giles, Oxford, Oxfordshire, OX1 3LU
時間: 毎日 12:00 - 23:00
URL:http://www.nicholsonspubs.co.uk/theeagleandchildoxford/
2.隠れ家的パブ「The Turf Tavern」
The Turf Tavernは、「ため息橋」という愛称を持つオックスフォード大学の観光名所「ハートフォード・ブリッジ」の近くにあるとても細い道、セント・ヘレンズ・パッセージの奥にある隠れ家的パブ。裏道を歩いて行くとパブのテラス席が見えてきます。テラス席は三角屋根の建物の周りを囲うように設置されていて、とくに夏の間は貴重な太陽を楽しむローカルたちで混雑します。
ビル・クリントン元米大統領が2年間のオックスフォード大学留学中に訪れたパブとしても有名です。ただのゆかりの地ではありません。ここは、クリントン元米大統領が「マリファナを”吸わなかった”場所」なんだそう。
大統領選の時、マリファナ吸引の噂があがったクリントン元米大統領が「英国で試してみたけど結局吸わなかった」と言い訳(?)したそうです。南側のテラス席には、この事実を書いた看板が置かれています。他にも面白いストーリーが書かれた看板があるので、ぜひ読んでみてください。
ドリンクが買えるバーエリアは天井が低くて、まるで物語の中の世界のよう。筆者のおすすめは、パブの北側テラスの赤いパラソルがある席です。ローカルと一緒にビールとイギリスの太陽を楽しんでください。
The Turf Tavernの店舗情報
住所: 4-5 Bath Place, Oxford,Oxfordshire, OX1 3SU
時間: 毎日 11:00 - 23:00
URL:http://www.turftavern-oxford.co.uk/
3.テムズ川のほとりでひとやすみ「The Head of the River」
もう一つローカルと太陽を楽しめる人気のパブをご紹介します。マグダレン通りをまっすぐ南に歩いて行くとオックスフォード大学の学生がボートの練習をする川が見えてきます。この川はロンドンを流れるテムズ川の上流。The Head of the Riverはこの川のほとりにあります。
自然が大好きなローカルには屋外の席がとても人気で、お天気がいい日は席を見つけるのも一苦労。もちろん建物の中にも席がありますが、夏場はあまり人気ではないようです。お気に入りの飲み物と景色でリラックスしましょう。
The Head of the Riverの店舗情報
住所:Folly Bridge, St. Aldates, Oxford, Oxfordshire, OX1 4LB
時間: Mon - Sat 11:00 - 23:00, Sun 11:00 - 23:30
URL:http://www.headoftheriveroxford.co.uk/
スポンサーリンク
4.オックスフォード1おいしいピザが食べられる「The White Rabbit」
The White Rabbitは、マグダレン通りからデベナムズというデパートメントの横道に入ったところにあります。ご飯がおいしくないといわれるイギリスですが、ここは石窯で焼いたおいしいピザが有名で、お昼時から夜遅くまでいつも混雑しています。筆者のおすすめはモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、パルメザン、ヤギのチーズを使ったQUATTRO FORMAGGIです。
「ビールとピザの相性は抜群だ」という考えからビールにもこだわっていて、扱っているエールはどれもパブから25マイル(約40km)以内の場所で醸造された地元のもの。地ビールに興味のある方はぜひピザと一緒に試してみてください。
The White Rabbitの店舗情報
住所: 21 Friars Entry, Oxford, Oxfordshire, OX1 2BY
時間: 毎日12:00 - 24:00
URL:http://whiterabbitpizza.com/
5.おしゃれなバー「The House」
最後にパブというよりはちょっとオシャレなバーをご紹介。The Houseは、Highstreetから細い道を一本入ったところにあります。似たような路地が多いのでこの道を見つけるのがちょっと大変かもしれませんが、路地の入口に控えめに看板が出ているので迷わないように確認してくださいね。
1階がバーエリア、2階はゲームルームになっています。雰囲気がよく比較的静かなので、デートなどの特別な日に最適です。2階のゲームルームは貸し切ることもできるので、パーティーにもお勧め。
ここは何と言ってもカクテルの種類の多さが魅力的です。ハッピーアワーもあるのでお金と時間の許す限り、いろいろ試してみてください。きっと特別な一杯が見つかります!
The Houseの店舗情報
住所: The House, Blue Boar Street, Oxford, Oxfordshire, OX1 4EE時間: Sun-Wed 17:00 - 24:00, Thu-Sat 17:00 - 1:00URL:http://www.housebar.co.uk/
まとめ
イギリスのパブではバーエリアでオーダーした時にお金を払います。そのせいか割り勘ではなく「ラウンド」と呼ばれる方法で支払うのが一般的です。最初の人が全員の一杯目を払い、飲み終わったら別の人が全員の二杯目を払うといった感じです。
それから、ビールを頼む時は「パイント」という単位を使います。1パイント(約570ml)か、半分のハーフパイントで頼むことができます。いろいろな種類を試してみたいときや、何がいいかわからない時はハーフパイントがおすすめです。
パブはいろいろな人と話しができるところです。友達と行くもよし、ひとりで行って英会話の勉強をするもよし。ぜひローカルにまじってパブ文化を楽しんでください!
スポンサーリンク
オックスフォードの人気記事
ローカルの人気記事
この記事に関するキーワード
この記事を書いた人
日本の大学を卒業後、渡英。オックスフォード・ブルックス大学でHospitality&Tourismを学ぶ。来た時はほとんど英語が喋れませんでしたが、最近無事に卒業しました!趣味は旅行とダイビング。