【シェアルーム/シェアハウス】留学中に自分で住居を探すには、どうしたらいいの?契約する時の注意点は?

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ワーホリや留学で長期間海外に滞在する場合、最初の数週間〜数ヶ月は学校または留学エージェントが手配してくれたホームステイか寮に滞在する方が大半です。その後は、ルームシェアをするのが一般的ですが、皆さん、どのようにしてルームシェア先を見つけているのでしょうか?
この記事では、シェアルーム/シェアハウスの探し方や内見・契約時の注意点について解説します。

シェアルーム/シェアハウスの探し方

留学先に到着し数週間〜数ヶ月して、留学生活に慣れた頃、多くの方が、新しい滞在先を探し始めます。
この頃になると、現地での家賃の相場や、治安が良い場所・悪い場所などが分かるようになってくるので、自分の希望や生活スタイルに合った物件を探しやすくなります。

物件サイト/オンライン掲示板で探す

一番一般的なシェアルームの探し方は、物件サイトやSNS、オンライン掲示板です。
物件サイトは大きく分けて2つあり、日本人向けサイトと現地の人や日本人以外も利用するサイトがあります。

▼日本人向けサイト

海外に住む日本人の掲示板 https://kaigai-bbs.com/

▼日本人以外も利用するサイト

craigslist https://www.craigslist.org/about/sites

どちらのサイトも、シェアルーム情報だけでなく、求人情報や売り買い情報など、世界各都市の様々な情報が掲載されています。

上記のように世界中で利用されているサイトの他に、その都市・国にしかない地元に特化した情報を掲載しているサイトもあります。

口コミ

シェアルームを探していることを、普段から周りの人に伝えておきましょう。
特に語学学校の場合は、皆の入学時期が決まっていないので、新しく来る人もいれば帰国する人もいます。

「あの子が帰国するから一部屋空くみたいだよ」
「あそこにいい物件が載ってたよ」

と、教えてもらえることも多々あります。

内見は絶対!

気になる物件が見つかったら、連絡先に連絡して、内見の予約を取りましょう。
日本人がオーナーの物件以外は、現地の言語でのやり取りになります。電話・メールのやり取りで慌てることがないよう、事前に聞きたいこと、内見の希望日をメモしておきましょう。

▼内見希望の連絡をする際に、こちらから伝えること

  • 名前
  • 出身国(海外では日本人はきれいに部屋を使ってくれると評判のため親切にしてもらえることも)
  • 電話番号
  • 滞在の目的(留学、ワーホリなど)
  • どれくらいその物件に滞在予定か
  • 内見希望日時(3つくらいの候補を挙げると良い)

▼内見前・内見時の確認事項

  • 家賃の他に発生する費用はあるか(共益費、デポジット、ボンド、退去時クリーニング費など)
  • 家賃の支払い方法、期日
  • 共有部分の掃除や備品(トイレットペーパーなど)補充はどのようにしているのか
  • 何人住んでいるのか、どんな人たちか
  • 動物はいないか(アレルギーがある人は要確認)
  • 個室に鍵は付いているか
  • ハウスルール(友人を家に呼んでも良いか否かなど)
  • 退去する場合は何日前までに申告すればよいか

最近では、Zoomやビデオ通話で内見を行える物件もあるようですが、お勧めしません。
Zoomやビデオ通話では、オーナー/広告主の見せたいところのみを見せていることもあるので、実際に契約をして住んでみたら、Zoomで見た感じとは違ったということにもなりかねません。

なかには、実際には入居者を募集していない物件を動画で見せて信じ込ませ、お金を騙し取る詐欺もあります。
内見できない/させてくれない物件は詐欺の可能性が高いと考えてもいいでしょう。

なにより、物件自体だけでなく、その周辺環境や交通アクセスも確認するには、実際に行って内見するのが一番です。

契約前の注意点

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内見を終え、部屋が気に入ったら、オーナー/広告主に連絡をして、契約したい旨を伝えましょう。
この時、鍵の受け渡し方法を、しっかり確認しましょう。

▼確認事項

  • デポジット/ボンドの振り込み期日
  • 鍵の受け渡し日時、場所
  • 入居可能日時

振込明細やレシートは必ず保管し、いつ・どこで支払ったのか証明できるようにしておくことが大切です。

デポジットを相手の指定口座に振り込んだのに、その後連絡が取れなくなってしまった、という詐欺も存在します。
支払い前に、その物件やオーナー、広告主について、インターネットで口コミを調べてみるのも、詐欺対策として有効です。

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物件詐欺に遭わないために

残念ながら、世界各国で留学生をターゲットにした物件詐欺が横行しています。

▼物件詐欺の典型例

  • 架空の物件を紹介し、デポジット/ボンドを騙し取る
  • デポジットを支払った後、連絡が取れなくなった
  • 募集していた物件とは違う物件を案内された

詐欺に遭わないために、次のことには特に注意しましょう。

・必ず内見をする

内見できない/させてくれない物件は詐欺の可能性が高いです。オンライン内見ではなく、実際に足を運んで物件を確かめましょう。

・物件、オーナー、広告主の評判を調べる

契約前に、物件の住所やオーナー/広告主の名前・Eメールアドレス等をインターネットで検索して、口コミを調べてみましょう。あまりにも評判が悪い物件・オーナーは要注意です。

・支払い先が国内か

デポジット/ボンドの振込先として、国内ではなく、海外の口座が指定されている場合は、詐欺かもしれません。
e-Transferなどの送金サービスを利用した支払い方法の場合も要注意です。

・焦って決めない

どこの国でも今は住居が不足傾向にあるので、部屋探しに苦労する留学生が多いです。そのため、焦って契約してしまいがちですが、せかされるようにすぐに契約するのは危険です。不明瞭な点がないかきちんと確認することが大切です。
どうしても部屋が見つからない時は、ホームステイや寮を延長するのも一つの方法です。延長が不可の場合は、Airbnbなどで一時滞在しながら、引き続き部屋を探すこともできます。

海外での部屋探しQ&A

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Q.ルームシェアするなら日本人とがいい?外国人とがいい?

おすすめは日本人以外とのルームシェアです。日本に住んでいると、海外の方と同じ屋根の下で暮らす機会はそうそうないので、せっかく海外にいる時に、ぜひ、日本人以外の人たちとの暮らしを経験をしてみてほしいです。英語や現地の言葉を使う機会も、格段に多くなります。日本以外の習慣や文化を知るきっかけにもなります。
ただ、滞在の目的が勉強や仕事で、「静かで落ち着いた環境で暮らしたい」「家ではゆっくり体を休めたい」ということで、国際交流や新しい体験を求めていないのであれば、日本人とのルームシェの方がいいかもしれません。日本人同士なら、相手の生活習慣に戸惑うことも少ないですし、掃除当番などのハウスルールもずるをする人は少ないはずです。

留学の目的に合わせて、誰とルームシェアするかを考えてみてください。

Q.家賃が安い郊外がねらい目?

確かに郊外の方が家賃が安く条件が良い物件が多いです。一方で、通学・通勤に時間が掛かってしまいます。郊外への交通機関は終電が早いこともあり、特に仕事等で帰りが遅くなる場合は、かなり不便になってしまうこともあります。

家賃だけでなく、利便性もしっかりと考慮した上で決めましょう。

Q.最初からルームシェアはできる?

結論から言うと、できます。最初はホームステイか寮にしなければならない決まりはありません。
日本からオンラインのやり取りのみで物件を決めることはお勧めしないので、最初はホテルやAirbnbなどに滞在して、ルームシェア先が決まり次第移る、という方法です。

現地に知り合いがいる・何度も訪れたことがあるなどの場合は、この方法でも問題ないですが、そうでない場合は、どうしても焦って決めてしまいがちなので、お勧めはしません。

ホームステイや寮滞在は、留学でしか体験できない滞在方法なので、ぜひ体験してみてほしいです。また、ホームステイや寮滞在している間に、情報を収集したり、現地の文化・習慣を学んだりでき、シェアルーム探しにも役立ちます。

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