【学校スタッフにインタビュー】授業+放課後アクティビティ・勉強会=英語使用時間を最大化!Atlas Malta
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Atlas Language School Malta校は、観光地セントジュリアン近くのペンブロークという住宅街にあり、勉強と観光にメリハリをつけて学べる環境です。放課後のアクティビティや勉強会で、授業以外でも英語を使う場が多く設けられています。休み時間には、全生徒・教師が廊下に集まって雑談するくらいアットホームな学校です。
「甘え」をなくしたことで留学生が急成長

Atlas Language School(アトラス・ランゲージ・スクール)で長年マーケティングマネージャーを務める高嶋さんに、Atlas ダブリン校に引き続き、マルタ校について、お話を伺います。
▼Atlas Language School Malta紹介動画
▼Atlas ダブリン校についての記事はこちら
【学校スタッフにインタビュー】アイルランドとAtlasの良さをもっとたくさんの人に知ってほしい!留学生から学校スタッフへ
ラングペディア
高嶋さん
はい、最初はダブリン校に常駐して、多くの日本人留学生を支えるのが私の大事な役割でした。
ただ同時に、「日本語でいつでも頼れる存在」が、せっかくの英語環境での「甘え」にもなり得るのでは?という疑問が常にありました。
確かに、語学学校に日本人スタッフが常駐していることは、安心材料の一つであり、実際に助かることもたくさんありますが、一方で、何でも気軽に日本語で相談できてしまうがゆえに、英語力も海外生活力も向上しないまま留学が終わってしまうという懸念もありますね。
ラングペディア
高嶋さん
そんな時に、コロナがきっかけで、私は一度日本に戻り、2021年からはオンライン中心のサポートに切り替えたところ、留学生の自立心と英語の伸びが以前より明確に早くなったと感じています。自分で調べ、英語で問い合わせ、必要な時だけ私が少しアドバイスをさせていただいたり背中を押したり…等、このバランスが良かったのだと思います。
なるほど。それで、コロナが落ち着いた後も引き続き、オンライン中心のサポートを続けられているのですね。
ラングペディア
高嶋さん
はい、現地で常駐してサポートするよりも、オンラインでサポートしたほうが、留学生が自発的に動けるようになり、英語も伸びやすく、結果的に満足度も高く有意義な経験を得ることができる、と実感しています。
「オンラインでサポート」というのは、具体的にどのように行っているのですか?
ラングペディア
高嶋さん
留学生がアイルランド到着時にZoomで簡単なブリーフィングを行い、留学の道筋を整理し、その後は現地チームと連携しながら「必要な時に必要な支援」に絞っています。
遠隔からのサポートですが、私はオランダに在住していますので、時差などはなく対応可能です。
新しい居住先としてオランダを選んだのはなぜですか?
ラングペディア
高嶋さん
アイルランドに6年住んだあと、コロナで一度日本に戻り、2023年からはオランダに引っ越しました。オランダは旅行で気に入った国でもあり、アイルランド/マルタ/UKの各キャンパスに行きやすいのも決め手でした。
今は基本リモートで働きつつ、1~2ヶ月に1度はどこかのキャンパスに行って、学生やスタッフと直接会って話すようにしています。
私がAtlasのマーケティングマネージャーとして携わる大きな目的の一つは、単に語学学校に案内することではなく、国際環境で対応できる人材を増やすことです。その意味で、常駐よりも遠隔の方が、結果的に留学生の力を引き出せていると感じています。
Atlas Maltaの特徴、強み

Atlas Maltaが誕生した背景を教えてください。
ラングペディア
高嶋さん
2019年にAtlas Language Shcoolのダブリン校に続く、第2のキャンパスとして開校しました。
留学地としてはもちろんですが、リゾート地としても人気のマルタ共和国は、Atlasの留学体験を提供するふさわしい場所として新キャンパスをオープンするに至りました。
Atlas Maltaにはどんなコースの選択肢がありますか?
ラングペディア
高嶋さん
Atlas Maltaは「授業+放課後アクティビティや勉強会=英語を使う時間を最大化」がテーマのキャンパスです。
主なコースは、下記の3つです。
GE20(一般英語コース週20レッスン)
GE26(一般英語コース週26レッスン)
GE26IELTS(少人数でIELTSテスト対策中心)
授業で学ぶ英語はもちろん大切で、留学のコアとなる部分です。しかしながら、その力を実践する場として、いかにプライベートで英語を使用するかが大切な要素でもあります。
Atlas Maltaでは、プログラムを通して、そういった機会を得ることができます。
▼授業の様子

高嶋さんから見たマルタ校の強みは何ですか?
ラングペディア
高嶋さん
質の高い英語レッスンを提供することは当然として、その他のAtlas Malta校の強みは、
アットホームな雰囲気
授業外で「英語を使う場」が多い
ことです。
スタッフと先生の距離が近く、初日から名前を覚えてもらえるような環境で、友だちが作りやすいアクティビティも豊富です。平日・週末ともに街のツアーやイベント参加など、学生向けアクティビティが充実しています。
Atlas Maltaの他校とは違うところを教えてください。
ラングペディア
高嶋さん
授業時間が他校より長く1コマ50分なので、毎週約1時間強、他校より多く学べます。
また、繁華街に近い落ち着いたエリア・ペンブロークに位置しているため、学習に集中しつつ、放課後や週末は中心部へ出やすい立地も、他校にはない良さです。
放課後の無料勉強会にも力を入れており、英会話や発音練習を集中的かつ楽しく行えます。
Atlas Maltaの規模・立地・プログラムが組み合わさって生まれる学び方は、他校には簡単には真似できない、Atlas独自の強みだと言えます。
人気の放課後のアクティビティ/勉強会はありますか?
ラングペディア
高嶋さん
放課後の会話練習会はAtlas Maltaを代表する人気のアクティビティのひとつです。
様々なレベルの人とトピックを決めての英会話練習は必ず力になるはずです。友達作りにも最適ですので、Atlas Maltaへご留学された際にはぜひ参加してください!
▼毎週金曜恒例の卒業式の様子

Atlas Maltaに特に人気のスタッフや講師はいますか?
ラングペディア
高嶋さん
マルタ校の講師陣は総じてフレンドリーで話しやすいことが全講師に当てはまる特徴です。特にAtlasでの講師歴が長いMilaは、生徒たちからも絶大な人気があります。
学校で手配している滞在方法は何がありますか?
ラングペディア
高嶋さん
学生寮、ホームステイがあり、すべて徒歩圏内です。マルタでは総じて学生寮が人気の印象ですが、Atlas Maltaの提供するホームステイも評判は良く、いずれの滞在もおすすめさせていただいております。
生徒さんのエピソード

マルタ校にはどんな生徒さんが多いですか?
ラングペディア
高嶋さん
あらゆる年代の方がいらっしゃいます。大学生から、30代、40代、50代以上の方もいらっしゃいます。
印象に残っている生徒さんのエピソードがあれば、教えてください。
ラングペディア
高嶋さん
マルタ校の卒業生は、本当に多彩に活躍しています。たとえば、マルタの政府関連機関に就職した方、卒業後大阪万博のマルタ館で副館長を務めた方、イタリアへ移住して現地でキャリアを築いた方など、挙げればきりがありません。日本でも海外でも、多くの卒業生が力を発揮しています。
卒業後も同時期に学んだ仲間と連絡を取り合い続けている例が少なくありません。Atlasでの学びは、英語力だけでなく人とのつながりや視野の広がりとして、その後の人生にしっかり生きる、そんな体験を持ち帰る方が多いのが特徴です。
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マルタ共和国について

マルタは人気のリゾート地とは言え、やはり日本からは遠い国で、知らないことも多いです。
マルタという国について、詳しく教えてください。
マルタは、どのような気候ですか?ラングペディア
高嶋さん
マルタは「年間300日は晴れ」と言われる、地中海性気候です。夏(6–9月)は晴れが多く30℃前後で乾燥し、冬(12–2月)は10–16℃くらいでこの時期に雨は時々振りますが、それでも温暖な気候です。春秋はカラッとして過ごしやすいです。
マルタの治安はいかがですか?
ラングペディア
高嶋さん
比較的良好です。スリ被害なども少ないですし、最低限の注意を払い生活すれば、基本は安心して生活できます。しいて言うなら、繁華街では酔っぱらいなどに注意が必要です。
マルタには、どんな人が多いですか?
ラングペディア
高嶋さん
地元のマルタ人に加え、EU圏の学生・就労者、観光客が多い多文化環境です。人柄はフレンドリーで話しかけやすい印象です。
マルタは、英語の他にマルタ語も公用語ですが、地元の人はどちらの言語を話すのでしょうか?
ラングペディア
高嶋さん
マルタでは英語はマルタ語と並ぶ公用語なので、ほぼすべての人が英語を話せます。発音は英国寄り+マルタ独特のなまりが少しありますが、もちろん学校では世界中どこでも通用する英語を学べます。

マルタでは、どんなものを食べますか?日本人の口にも合うでしょうか?
ラングペディア
高嶋さん
地理的に近い地中海料理・イタリアン・シーフードが中心です。比較的日本人の口にも合いやすいかと思います。スーパーに行けば、食材も豊富にあります。
マルタの物価は、日本に比べてどれくらいですか?
ラングペディア
高嶋さん
日本より外食はやや高め、食材は同等〜少し高い印象ですが、ヨーロッパ内では割と安めの価格設定です。
高嶋さんお勧めのマルタでの過ごし方はありますか?
ラングペディア
高嶋さん
おすすめは、平日はしっかり勉強して、金曜夜・土日はマルタ内のバレッタ、スリーマ、セントジュリアンなどの散策、ゴゾ島、コミノ島でのビーチリゾート、またはイタリアやスペインへの一泊旅行などがおすすめです。
留学先として、マルタはお勧めですか?
ラングペディア
高嶋さん
はい。心からおすすめできます。マルタはリゾートとして楽しいだけでなく、英語学習の場としても本当におすすめです。しかしながら、楽しい場所ですのでしっかり勉強できる環境をつくれるかが重要となります。
その点Atlasでは、「教室でしっかり学ぶ→放課後やプライベートで英会話実践」のサイクルがデザインされているので、学びも得られる有意義な滞在となるはずです。
「楽しみながら毎日学び、友だちとアクティビティや勉強会に参加していたら、気づいたら英語がすごく伸びていた」という声をよく聞きます。もちろん、伸び方は滞在期間によって変わりますが、まずは実際に来て、この国とAtlasで学ぶ魅力を体感してほしいと思います。
高嶋さんからメッセージ

Atlas Maltaは、どんな方に特におすすめですか?
ラングペディア
高嶋さん
「教室で学び、放課後の勉強会やアクティビティで実戦する」というサイクルを回しやすいのがAtlas Maltaです。会話力をしっかり伸ばしたい方、友だちを作りながら日常で英語を使いたい方に特におすすめです。
リゾートも楽しみつつ、しっかり英語を学びたい、そして友達も作りたいという方にもおすすめです。
最後に、今、留学を検討している方や、留学に興味があるけど迷っている方に、メッセージをお願いします。
ラングペディア
高嶋さん
マルタは“短期旅行でサッと巡る”より、就学を通じてゆっくり住んでみるほうが魅力がぐっと伝わる国だと思います。言語化は難しいのですが、日々の生活や放課後の時間に、観光では出会えないこの国での生活の魅力があります。
ぜひ、来て・学んで・体験してみてください!
Atlas Language School Maltaの基本情報
創立年 | 2019年 |
住所 | Triq Alamein Pembroke PBK, 1770 Malta |
電話番号 | +356 2138 2045 |
学生数 (年平均) | 100名〜150名 |
国籍割合 (年平均) | コロンビア 20% / ブラジル 16% / エクアドル 14% / 日本 9% / トルコ 8% / 韓国 6% / イタリア 6% / メキシコ 3% / 台湾 2% / ベネズエラ 2% / その他合計 7% |
教員数 (年平均) | 15名 |
スタッフ数 (年平均) | 15〜20名 |
開講コース数 | 3 |
日本語対応 | 可 |
施設 | 無料Wifi / 学生ラウンジ / カフェ |
ウェブサイト | https://atlaslanguageschool.com/atlas-malta/ |
※記事内容・学校情報はラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2025年10月現在)。
現在は変更されている可能性があります。
この学校への問い合わせ
Atlas Language Shcoolについてもっと知りたい方、質問や見積もり依頼がしたい方は、下記のボタンから可能です!

名称 | Atlas Language School, Malta(アトラス・ランゲージ・スクール・マルタ校) |
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国・都市 | マルタ / ペンブローク |
学校形態 | 語学学校 |
住所 | Triq Alamein Pembroke PBK 1770,Malta |
電話番号 | +356 2138 2045 |
公式サイト | https://atlaslanguageschool.com/atlas-malta/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/15662/ |
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高嶋さんは、2014年からAtlasでマーケティングマネージャーをされていますが、今はオランダからリモートで日本人留学生のサポートにあたっているそうですね。