当たりハズレがある⁉ドキドキ・わくわく♪ホームステイを成功させる秘訣

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Norwich Study Centre, Flying Classrooms

ホームステイは、留学先の国の文化や習慣、言葉に触れることができる留学ならではの滞在方法です。ホームステイ経験者に感想を聞くと、「一緒に出掛けたりファミリーの子供と遊んだり楽しく過ごせた」という方もいれば「食事が合わなくて最悪だった」という方もいたり、感想は様々です。この記事でホームステイを楽しく過ごすための心得を学び、安心してホームステイ生活をスタートさせましょう!

ホームステイのメリット

留学中の滞在方法として、ホームステイを選択される方は多いでしょう。
現地のご家庭の一部屋に家族の一員として滞在することで、その国で話されている言語環境に身を置けるだけでなく、その国の生活様式や食事習慣などにも触れることができ、ホテルや寮では味わえない体験ができます。

ホームステイは、現地の言葉や文化、習慣に触れられる時間が圧倒的に多いです。

ホテルや寮と比べると料金がリーズナブルなのも魅力的です。
ホームステイは食事付きの場合がほとんどなので、特に料理が苦手な方や未成年の方にとってはありがたくもあります。

ホームステイの当たりハズレ→合う合わない

SPC Brisbane, ホームステイ
Sun Pacific Collegeブリスベン校

ホームステイには当たりハズレがある」と、よく言われます。

①ホストファミリーと一緒にクッキーを焼いた
②ホストファミリーの子供達と毎日遅くまで一緒に遊んだ
③週末はホストファミリーが観光地に連れて行ってくれた

④食事が口に合わなかった
⑤ずっと子供を押し付けられてベビーシッターをしているようだった
⑥ホストファミリーだけで出掛けることが多く、いつも家に一人だった

一般的に①~③のようなホームステイ先は「当たり」、④~⑥は「ハズレ」と言われることが多いようです。
でも、実はコレ、「当たり・ハズレ」ではなく、ホストファミリーとの相性、つまり「合う・合わない」なんです。

甘いものやお菓子作りが好きな方が、料理好きのホストファミリーの家に滞在したら、きっと相性が良く楽しい経験ができるだろう、というのは想像しやすいと思います。さらに①のような体験ができたら、本当に楽しいと思います。

でももし、甘いものや料理が苦手な方が、料理好きのホストファミリーの家に滞在して、一緒にクッキーを焼いたとしたらどうでしょうか?
やっていることは同じでも、この方の場合は、そこまで「楽しい経験をした」とは感じないかもしれません。場合によっては、「(やりたくないのに)お菓子作りの手伝いをさせられた」と感じることもあるかもしれません。

同様に、人によっては子供と遊ぶことが楽しくても、別な人にとっては苦痛に感じてしまうこともあります。(②と⑤)

⑥に関しても、ホストファミリーと過ごす時間も大切だけど、たまには自分一人の時間もほしいという方には、却って有意義な時間になります。

同じ日本人同士でも、「この人とは話しやすい」「この人とは合わない」と感じるように、ホストファミリーも同様に、合う場合と合わない場合があります。

同じホームステイ先でも、Aさんは楽しく過ごせた(合っていた)けど、Bさんは楽しく過ごせなかった(合っていなかった)ということは多々あります。

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ホストファミリーのリクエストは出せる?

Atlas Langage school, ホームステイ
Atlas Langage school

ホームステイの申込をすると、どんなホストファミリーが良いかリクエストを出せる場合もあります。学校や手配会社は、そのリクエストを元に、できるだけ各留学生に合ったホームステイ先を探しますが、必ずしもすべての希望が通り、自分に合うホームステイ先が手配されるとは限りません。

最優先されるのは、アレルギーに関するリクエストです。
健康に関わることなので、猫アレルギーがある方に、猫がいるホームステイ先を手配はしません。万が一、「アレルギーがあるからペットがいない家庭」とリクエストを出していたのに、ペットがいる家庭を手配されてしまった場合は、すぐに申し出て、ペットがいない家庭に変更をしてもらいましょう。

稀に「(移民ではなく)ずっとその地に住んでいるネイティブの家庭がいい」というリクエストがありますが、これはリクエストとしては受理されません。
グローバル化が進んだ現代では、どこの国にも海外にルーツのある方がたくさん住んでいます。皆、その国に住む権利を持ち、実際に生活しているその国の国民です。先祖代々その地に住んでいる家庭も、外国にルーツがある家庭も、すべてひっくるめて、その国が成立しているので、外国にルーツがある家庭にホームステイすることも、その国の文化を知ることの一つとなります。
ホストファミリーのリクエストとして、人種や民族を指定することは、人種差別にもつながりかねませんので、十分に注意してください。

(参考記事:カナダでホームステイするメリットとは?移住民と生活する5つの利点

ルーツだけでなく、家族形態も様々です。
ホームステイというと、なんとなく「父・母・子供」の家族をイメージすることが多いですが、実際は、シングルマザーや老夫婦など、様々な家族形態のホストファミリーがいます。また、留学生を1人だけ受け入れるファミリーもあれば、大きな家でたくさんの留学生を受け入れているファミリーもいます。

より良いホームステイ体験をするために

SPC Brisbane, ホームステイ
Sun Pacific Collegeブリスベン校

自分に合うホストファミリーにあたるかどうかどうかは運かもしれませんが、合わないホームステイ先だったとしても、絶対に楽しめないということはありません。

自分とは趣味趣向が全然違うホームステイ先でも、ホームステイを楽しんだ方はたくさんいます。

ホストファミリーと良い関係を築き、一生思い出に残るような唯一無二の体験をするには、どうしたら良いのでしょうか?その秘訣をご紹介します。

①コミュニケーションを積極的に取る

「合う・合わない」を感じるのは留学生ばかりではありません。ホストファミリーの方も「合う・合わない」を感じています。
ずっとスマホばかりいじっている人や、ずっと部屋に閉じこもって出てこない人は、ホストファミリーの方もどう接してよいのか困ってしまいます。

ホームステイのトラブルは、大半がミスコミュニケーションによるものです。
まずは、自分から積極的にホストファミリーに話しかけるようにしましょう。

そうは言っても何を話していいのか分からない!
まだそんなに英語が話せない!

そんな時は、下記を実践してみてください。

日本から持ってきたお土産を渡す
お土産は必須ではありませんが、最初の会話のきっかけになるのでお勧めです。
高価なものである必要はありません。100均に売っている日本雑貨や文房具、駄菓子などが喜ばれることが多いようです。お土産の品について、簡単に英語(留学先の国の言語)で説明できるように、あらかじめ準備しておきましょう。

自分の写真や英語プロフィールを準備する
お土産と同様に最初に渡すと喜ばれます。自分がどんなことが好きで、普段どんな生活をしているのかなどを、留学先の国の言葉でまとめて渡すと良いです。文法などは完璧でなくても構いませんし、きちんとした書式である必要もありません。
プロフィールを見たホストファミリーから質問が出て会話が広がることも多いですし、何より「自分を知ってほしい」という気持ちをホストファミリーに伝えることができます。

1日の出来事を報告する
ホームステイをしながら学校へ通う方が多いと思いますが、その日学校で習ったこと、休み時間でやったことや登下校時に感じたことなど、些細なことで構わないので、ホームステイ先に帰ったら、その日1日の出来事をホストファミリーに話してみましょう。
「いちいちその日の出来事を話すなんて小さい子供みたい」と感じるかもしれませんが、それでいいのです。小さい子供も、そういうことを通して言葉を覚えていきますし、コミュニケーションの取り方を学びます。

家事を手伝う
これも会話のきっかけの一つになります。食器洗いや食洗器の中に食器を入れるなど、簡単なお手伝いを申し出てみてください。
"Can I help you?" "Sure! Thank you."
たったこれだけのやり取りでも、あるのとないのでは全然違います。
もしかしたら、「No thank you」と言われることもあるかもしれませんが、それは特に気にすることはありません。きっと、自分でやりたいホストファミリーなのでしょう。

Atlas Language School, ホームステイ
Atlas Language School

②重要なことは、しっかり伝える

①のコミュニケーションを取るということにも含まれますが、大切なことは、うやむやにせず、しっかり分かってもらえるまで伝えましょう。

アレルギーや好き嫌いは最初にしっかり伝える
出掛ける時は行き先と帰りの時間を伝える
食事がいらない時は、できるだけ早めに伝える

ホームステイでは、初めて口にする食べ物が出てくることもあるでしょう。その時に、最初から拒否するのは良くないですが、挑戦してみて好きではなかったら無理をする必要はありません。
「用意してくれてありがとう。でも、好きじゃない。」
とはっきり伝えることが大切です。無理して「好き」と言ってしまうと、その後、毎日のようにその食べ物が出てきて辛い思いをすることになるかもしれません。そのせいで、ホームステイの思い出自体が悪いものになってしまったら残念です。

③水は大切に使う

ホームステイをすると、
シャワー時間が短い
洗濯の回数が少ない
ということに驚く日本人留学生が多いです。

日本ほど水資源が豊富な国はなかなかありません。海外では、水に関してはとてもシビアです。慢性的に水不足の地域も多いです。
そのため、シャワー時間は10分前後、洗濯は週に1~2回というのが一般的です。

普段シャワーが長めの方は、ホームステイ開始前に、10分でシャワーを浴びる練習をしておくことをお勧めします。

④ホームステイ先のルールを守る

先ほどのシャワー時間や洗濯回数にも通じますが、各家庭それぞれにルールがあります。
日本でも、地域や家族形態などによって、各家庭それぞれにルールがあるのと一緒です。その家庭にそのルールがある背景を考えながら、ホストファミリーの一員として、各家庭のルールを守りましょう。

⑤貴重品の管理、整理整頓、ベッドメイク

一般家庭にはセーフティーボックスなどはありません。パスポートや現金、普段使わないクレジットカードなどは、スーツケースに入れて鍵を掛けておきましょう。
貴重品を出しっぱなしにしているのが窓の外から見えて泥棒に入られてしまう可能性もありますし、ホストファミリーが貴重品とは分からずに場所を移動してしまうかもしれません。
不要なトラブルを防ぐためにも、貴重品や自分の所持品は普段からきちんと整理整頓し管理しましょう。

出掛ける前のベッドメイクも忘れずにしましょう。
欧米諸国では、ベッドメイクは小さい頃から教えられることが多く、ベッドをきちんと整えない人は、「だらしがない人」「マナーがない人」と認識されることも少なくありません。
ホストファミリーからマイナスの印象を抱かれないためにも、ベッドメイクはしっかりしてから出掛けましょう。

⑥感謝の気持ちを忘れない

ホームステイをするためにお金を払ってはいますが、それはサービスを受けるためではありません。家の一部屋を貸してもらい、その国の言葉や文化を学ぶためです。知り合いがいない異国の地で、ホストファミリーに助けてもらうこと、教えてもらうことも多いでしょう。その一つ一つに感謝をし、その都度、笑顔で「ありがとう」と伝えましょう。

まとめ

SCP Brisbane,ホームステイ
Sun Pacific Collegeブリスベン校

ホームステイでは、何かをしてもらうことを期待するのではなく、自分から積極的にホストファミリーに話しかけ、新しいことに挑戦してみる姿勢が大切です。

文化・習慣の違いにぶち当たっても、「日本ではあり得ない」と否定するのではなく、むしろ日本との違いを楽しめるようになると、ホームステイ上級者です。

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