海外の学校へおススメの支払い方法は?4つの払い方法を比較
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クレジットカード、海外送金、Wise、flywire…学校への支払い方法には色々あるみたいだけど、どれが一番いいの?
という疑問にお答えします。
支払い方法の選択肢は4つ!
留学先が決まり、学校の申込も完了したら、次に行うのは、学校への支払いです。
日本事務局がある一部の学校を除いては、学校がある海外へ授業料を支払うことになります。
海外の学校への支払い方法としては、主に次の4つがあります。
- クレジットカード
- 学校が利用している送金サービス(flywire、TransterMateなど)
- 銀行からの海外送金
- Wise
それぞれに、メリット・デメリット・注意点があるので、一つ一つみていきましょう。
クレジットカード

メリット:手軽
学校のクレジットカードフォームにカード情報を入力・送信するだけで、手続きは完了します。オンラインでお買い物をするのと同じ感覚で、学校への支払いが完了します。
デメリット:手数料が高い
授業料に上乗せで3%前後の手数料が掛かる場合が多いです。支払い金額が大きければ大きいほど、手数料が高くなってしまいます。
注意点:海外でも利用可能な設定になっているか、1日/1ヶ月の利用上限額の確認が必要な場合も
カードが海外で利用できない設定になっていると、留学先の学校への支払いはできません。また、学校への支払いは通常のお買い物より高額な場合がほとんどですので、利用上限金額の確認も事前に行いましょう。支払い手続きをする前にカード会社へ連絡して海外でも利用可能にし、必要があれば上限金額を一時的に上げてもらう必要があります。
クレジットカードは、一番気軽な支払い方法ではありますが、金額が大きいと手数料が割高になってしまうので、4週間以下の短期留学や滞在先のデポジットのみ先に支払う場合などに向いています。
4週間以上の留学で支払い金額が10万円以上の場合には、他の支払い方法がおススメです。
学校が利用している送金サービス(flywire、TransterMateなど)

多くの学校では、flywire、TransterMateなど、留学費用支払い送金サービスを利用しています。
学校指定のリンクにアクセスし、送金金額や支払者情報などを入力して、手続きを行います。
メリット:送金手数料が安い、為替レートが良い、日本の銀行口座への振り込みで授業料の支払いができる
デメリット:支払い情報等を英語でフォームに入力する必要がある(英語の入力に慣れていないと少し不安)
注意点:必須情報を自分で英語で入力する必要がある
デメリットと重複しますが、振込先情報や金額を自分で正確に入力する必要があります。間違えると正しく送金されずにやり直しとなり、時間が掛かってしまいます。
英語で入力するのは少し不安に感じるかもしれませんが、支払い自体はflywireやTransferMateの日本銀行口座への振り込みなので、難しい手続きは必要ありません。新しいアカウント開設などは必要なく、すぐに送金手続きができます。
flywireやTransferMateなど、学校が勧める支払いプラットフォームがある場合は、利用するのがおススメです。
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銀行からの海外送金

メリット:窓口で行員に直接確認できる安心感がある
デメリット:送金手数料が高い、レートが高め、銀行窓口まで行かなくてはならない
日本の銀行から送金する時と海外の銀行に着金する時のレートの差による銀行の損害を防ぐために、銀行で海外送金の際に利用される為替レートは高めに設定されています。海外送金手数料も銀行によって違いがあります。
注意点:着金までに10日前後掛かる
週末や祝日が重なり、学校で着金が確認できるまで10日以上掛かることもあります。それを見越して、早めに支払い手続きを開始する必要があります。
銀行窓口からの海外送金は、他の送金方法に比べて手数料が高めではありますが、送金書類の記入方法などを行員の方と確認しながら進められるので、安心感があります。
手数料価格よりも安心感を求める方、支払い期限までに日数の余裕がある方に向いています。
Wise

メリット:送金手数料が安い、為替レートが良い、日本の銀行口座への振り込みで授業料の支払いができる
銀行のオンライン口座を持っている場合は、支払い手続きのすべてをオンラインで完結することができます。
デメリット:初めて利用する場合はWiseアカウントの開設が必要、初回は本人確認に2日前後掛かることも
注意点:マイナンバーカード必須
Wiseを利用するにはマイナンバーカードが必須です。持っていない場合はマイナンバーカード申請から行うことになり、カード発行までに1ヶ月程掛かります。支払い期日が1ヶ月を切っている場合は間に合わない可能性があります。
Wiseは世界中で利用されている海外送金サービスです。(Wiseについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください。)
flywireやTransfermateと同様、銀行からの海外送金より手数料・レートが安く送金できます。初めて利用する場合はアカウント開設が必要ですが、2回目以降はよりスムーズに送金可能になります。
Wiseは、学校が推奨する支払いサービス(flywireやTransfermateなど)がない場合、2回以上海外送金する予定がある場合におススメです。
番外編:エージェント経由で支払う
自分で学校へ支払いをする方法としては、上記の4つが主となりますが、もしエージェントを通して留学をお申込みされた場合、エージェントを通して学校へ支払うこともできます。
代わりに海外送金をしてもらうので、自分で送金手続きをするよりも高くはなりますが、すべてエージェントにやってもらえるので、一番楽な方法ではあります。
ただ、なかには、留学生から受け取ったお金をすぐに学校へは送金しないエージェントもあるので注意が必要です。
エージェントを通して支払いをする場合は、下記の点を確認するようにしてください。
・支払ったお金はすぐに学校へ送金してもらえるか
・学校に着金したら領収書(レシート)を発行してもらえるか
海外送金手続きも含めてが留学準備で、留学準備を自分自身でしてこそ、留学の実感が湧き、留学生活をスムーズに始めやすいので、できるだけ時間を割いて、自分で送金手続きをするのがおススメではありますが、海外送金がどうしても不安な方、渡航まであまり時間がない方、送金手続きをする時間がつくれない方は、エージェント経由での支払いを検討してみてもいいかもしれません。
自分に合った送金方法を選ぼう
この記事では、海外の学校への支払い方法をご紹介しました。
一人一人の状況や優先順位は違うので、どの方法が一番おススメというのはありません。それぞれの支払い方法のメリット・デメリット・注意点を理解した上で、自分自身に合った支払い方法を選びましょう。
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