イタリア人が日本の温泉でびっくりする10つのこと

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イタリア人も温泉が大好き!イタリア語で温泉はTerme(テルメ)といい、全国各地で楽しむことができます。しかし!日本の温泉はやはり、彼らにとってみたら自国のものとはかなり違うそう。ここではイタリア人が日本の温泉でびっくりしたことを10つ厳選してご紹介します。

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写真撮っちゃダメなの?

イタリアのTermeは、水着を着て男女一緒に入るため日本の屋内プールのような雰囲気のものが主流。加え、彼らは水着姿に日本人ほど恥じらいを持っていません。ゆえに、日本人がプールに行くのと同じ感覚でスマホ片手に温泉に入ろうとしてしまうから大変。

悪気は全くないので、もし見かけたらそっと注意してあげましょう。

着いたらすぐに男女離れ離れなの?

これは、日本に詳しいイタリア人ではなく、どちらかというと、新婚旅行などで冒険心から遠く離れたアジアの国にやってきたカップルたちによく起こる“あるある”。

温泉に来るやいなや、入館してすぐに男女離れ離れになってしまうことを知りあたふた。ひなびた温泉施設に行けばいくほど日本語の表記しかないため、2人で助け合うこともできず、ただただ途方に暮れてしまうそう。

また小さい子連れで来た家族も「赤ちゃんも男女別れなければダメなの?」と大パニック。こちらも困っている様子の人がいたら、手を差し伸べてあげてください。

先に体を洗わないといけないんだね

イタリアのTermeは浸かる事に重きをおかれている、湯治やリラクゼーションを目的とした施設がほとんど。入る前に身体をごしごし洗うなんてことはしません。場合によっては石鹸の持ち込みを禁止している施設もあります。

ということで、お風呂に入る前に石鹸で全身ごしごし洗う日本のお風呂は思わず「え、何してるの?」と突っ込みたくなってしまうほど。カナリ新鮮だそうです。

「○○温泉」「○○湯」など、名前が複雑

イタリア語でお湯は「Acqua calda(アクア カルダ)」といいます。直訳は「熱い水」というとっても単純なネーミング。ゆえに水を温めただけで「湯」「温水」「温泉」と、七変化する日本語にイタリア人は大パニック。

平仮名・漢字のバリエーションもあるため、自分たちの入っているのは本当に温泉なのだろうかと、いつまで経ってももやもやしてしまう人もいるようです。

え、温泉じゃなくて牛乳飲むの?

イタリア人が温泉で飲むものといったら「温泉!」。そう、イタリアでは飲泉文化根付いており、ミネラルウォーターの「サンペレグリノ(Sanpellegrino)もSan Pellegrino Terme(サン ペレグリノ テルメ)」というイタリアの有名な温泉が水源地です。ゆえに、日本人が風呂あがりに温泉を飲まない点に驚き。

それどころか牛乳!なぜ?「背が伸びそうだからだよ」というと「日本人もイタリア人も身長そんなに変わらないじゃん!」といつも笑われてしまいます。

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なぜ卵が売っている?

温泉地に行くと見かける温泉卵。もちろんイタリアにはそのようなものはないため、温泉の中に浸かっている卵にカルチャーショック。それが黒たまごだったりすると、もう不思議な魅力に魅せられて最高に興奮してしまうそうです。

なんだかちょっとずつお金払うのね

イタリアのTermeは完全無料、若しくは入口で3~4千円ほど払うと、館内着からタオルまで全て貸してもらえるスパタイプかのどちらかです。ゆえに、日本の券売機でちょこちょこ買っていくスタイルにあたふた。入館料で200円、タオルで100円、牛乳で100円、入ってから出るまで、歩くたびにちょこちょこお金を請求されているような気になってしまうそう。

「全然リラックスできなーい!」との声もありました。

タオルのサイズや種類が複雑

身体を拭くのは大きいタオル。温泉に持って行って良いのは中ぐらいのタオル。手を拭くタオルはそれよりさらに小さいもも。イタリアのTermeは日本のようなタオルのお作法はなし。なんならバスローブひとつでオールオッケー!という人も少なくないため、イタリア人は日本人のタオルの使い方に四苦八苦。

特にハンドタオルはイタリア国内ではほとんど出回っていないため「こんなちっちゃいの何に使うの?」とパニックになってしまうそうです。

入れ墨に対して厳し過ぎるでしょ

日本の温泉に来るイタリア人が避けて通れないのが入れ墨問題。日本では小さなものでも禁止の所が多いため、交渉の果てに泣く泣く温泉をあきらめるイタリア人も少なくありません。筆者も「何でだめなの?」と、最もよく聞かれる質問のひとつ。昨今では日本に来る外国人観光客も増えているので、これからどんどん変わっていくかもしれませんね!

そんなに熱いお湯によく浸かっていられるね

イタリアのTermeは温水プールのような温度設定(30度程度)のものが大半で、あがると少し身体が冷えることも少なくありません。ゆえに、体温より高い日本のお風呂は、彼らにとってカルチャーショック。2〜3分も浸かっていられないため、筆者は5分以上お湯に浸かっているとすぐに心配されてしまいます。

まとめ

今回紹介した点は、逆にいうと筆者がイタリアのTermeに行ってびっくりしたことにも似ています。是非イタリアご滞在予定の方は、イタリアのTermeにもチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

Alitalia
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アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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