「頑張れ!」はイタリア語で何という?スポーツの横断幕・応援でよく使われるイタリア語8選
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ここではイタリアのスポーツ観戦がより楽しくなる、イタリアのスポーツ観戦でよく見る「横断幕」「応援幕」に書かれているイタリア語についてご紹介します。
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1.Striscione(横断幕)
横断幕はイタリア語で「Striscione(ストリシオーネ)」といいます。デモのときに持って歩く横断幕も同じ名前です。一方、旗は「Bandiera(バンディエーラ)」といい「幕」とは区別され、呼ばれています。
英語の場合は「Banner(バナー)」が横断幕を意味するので、やや注意が必要です。
2.FORZA RAGAZZI(みんな頑張れ)
View this post on InstagramDavide Solinasさん(@davidevegascentrosardegna)がシェアした投稿 - 2017 3月 17 6:10午前 PDT
「Forza ragazzi(フォルツァ・ラガッツィ)」は「みんな頑張れ!」という意味です。「Forza」が「頑張れ」で「Ragazzi」が「みんな・諸君」という意味のため、イタリアでスポーツ観戦に行くと、数十回とこの言葉を口にすることになるでしょう。
ヨーロッパは陸続きのため、1年を通して各国であらゆるスポーツのヨーロッパ大会が行われます。そのときは「Forza」だけでなく「Allez(フランス語の"頑張れ")」や「Vamos(スペイン語の"頑張れ")」も飛び交い、日本やアメリカなどでスポーツ観戦をするときとは違った独特な雰囲気を味わうことができます。
筆者も日本人選手が目の前を通過した際などは、あえて日本語で「ガンバレ!」といって応援しております。是非、皆様もヨーロッパの独特な雰囲気を楽しんでみてください!
3.FINO ALLA FINE(最後まで)
View this post on InstagramMariassunta さん(@mariassunta_gualtieri)がシェアした投稿 - 2017 6月 3 9:13午前 PDT
「Fino alla fine(フィーノ・アッラ・フィーネ)」は「最後まで」という意味の熟語です。「最後まであきらめないでね!」という意味合いの言葉で、筆者は大切な試験の前日に、友達からこの言葉が書かれたメッセージカードを貰ってウルっとしたこともあります。
もちろんスポーツの世界でもよく使われる言葉で「Fino alla fine」はユヴェントスのモットーにもなっており、タオルマフラーやキーホルダーなどのグッズにはこの言葉が書かれております。
4.AVANTI(前進・進め!)
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Aditya Marhaendraさん(@aditya__marhaendra)がシェアした投稿 - 2017 5月 6 8:37午前 PDT
「Avanti(アヴァンティ)」は英語の「アドバンス」にあたることばで「前進」を意味しています。スポーツ観戦で「Avanti!」と言っている時は「前へ前へ!」「前進!」、転じて「ススメー!」といったニュアンスで使われます。
また、サッカーの場合はセンターフォワードのことをイタリア語で「Centravanti(チェントラァバンティ)」といいます。
日常生活でも「Avanti」はよく使われる言葉で、例えば別れ際に「後でね!」と言うときや、ドアをノックしたときに「どうぞー!(入って入って)」と言われるときにも聞こえてきます。
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5.VOLARE(飛ぶ)
View this post on InstagramGloria Gigante さん(@glo_ria_94)がシェアした投稿 - 2017 5月 7 11:57午後 PDT
「Volare(ヴォラーレ)」は「飛ぶ」という意味の動詞です。ニュアンスとしては「進め!」に近いです。
この言葉、実は日本でも非常によく耳にするイタリア語のひとつで、特にサッカーか、ビールがお好きな方は何度も耳にしていると思います。というのも、キリンビールの発泡酒「淡麗」のCMで長らくCMソングとして使われている曲がThe Gipsy Kingsの「Volare」だからです。
CMではサビの「ヴォラーレ!オッオ〜。カンターレ!オオオ〜(飛べー!歌えー!)」の部分が使われており、この歌はイタリアでサッカー観戦をする際もスタジアムでよく歌われていますし、レストランや街にいても聴こえてきます。
6.DAL+年号(◯◯年以来)
View this post on InstagramFederico Carlessiさん(@_fede_carle1)がシェアした投稿 - 2016 12月 17 3:28午後 PST
「DAL+年号」は「◯◯年以来」という意味のイタリア語で、英語の「Since」にあたるものです。横断幕以外でも、ホテルやショップ、食品パッケージなどにもよく書かれているため、スポーツ観戦をしない方も目にしたことがあるかもしれません。
横断幕に掲げる際は、自分たちの伝統・誇り・プライドなどを表明するために記すことが多いです。
7.CAMPIONI(チャンピオン)
「Campioni(カンピオーニ)」は英語の「チャンピオン」にあたる言葉です。常勝チームの横断幕や優勝後の親善試合の時の横断幕などによく書かれております。
学校やレストランなどに掲げられている場合は何かの試合やコンテストで勝利したことを表しています。単数形の「Campione」もよく見られます。
8.CI PENSO IO(任せとけ!)
View this post on InstagramTHE_OLD_FIRMさん(@the_old_firm)がシェアした投稿 - 2017 8月 24 7:13午前 PDT
「Ci penso io(チ・ペンソ・イオ)」は「任せとけ!」「おまかせください!」という意味のイタリア語です。「おちゃのこさいさいだぜ!」といった明るいニュアンスが込められていて、選手の似顔絵に吹き出し付きでこの言葉が書かれた横断幕などもよく見かけます。
まとめ
いかがでしたか?ちなみに、よくイタリアのサッカーの横断幕について和訳を聞かれることがあるのですが、サッカーの横断幕は「手紙」的な側面もあり「頑張れ」「負けるな!」といった爽やかなものはあまり多くありません。
これまでの戦いぶりに関するコメントやそれを踏まえたファンの今の気持ちが皮肉やユーモアたっぷりに述べられておりますので是非、試合観戦に行った際は周りのイタリア人に意味や背景を尋ねてみてください。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,