グリーティングカードに書いてあるイタリア語定番メッセージ15選
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ここでは旅行者も必見のイタリアのグリーティングカードに書かれている定番メッセージと意味、使うシーンをご紹介します。
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マルチに使える言葉
お土産として1枚買いたい!渡す予定はないけれどイタリア語の書いてあるカードが欲しい!という人は以下がおすすめです。
1.Auguri(アウグーリ)
恐らくグリーティングカード(以下、カード)に書かれているメッセージの中で最も多いのがこの「Auguri(アウグーリ)」という言葉ではないでしょうか?「Auguri」は「あなたに良いことがあるように祈っています」、英語でいう「I wish」のような意味合いの言葉で、ざっくり言うと日本語の「おめでとう」にあたります。
ですので「カードを贈りたいなぁ」と思うようなシーンではほぼ使うことができます。筆者が日本からの旅行者に「どのカードを日本に買って帰ったら良い?」と聞かれたら間違いなく「Auguri」と書いてあるものをおすすめします。
誕生日や冠婚葬祭、入学・卒業祝いはもちろん、お見舞いの際にも「お大事に」という意味を込めて送ることができます。
2.Tanti auguri(タンティ・アウグーリ)
Auguriに「とても」という意味のイタリア語「Tanti」が付いた「Tanti auguri」というものも多く見かけると思いますが、こちらも、Auguriと全く同じように送ってOKです。
日本でも定番の誕生日の歌「ハッピバースデートゥーユー」のイタリア語訳が「Tanti auguri a te(タンティ・アウグーリー・アー・テー)」というため、もしかしたらバースデーモチーフの絵柄のカードを多く目にするかもしれませんが「Tanti auguri」は「貴方に良いことが"沢山"訪れますように」という意味合いですので、イタリア人は誕生日に限らずクリスマスや新年、入学・卒業式でも「Tanti auguri」といいます。
3.Per te(ペル・テ)
「Per te」は英語でいう「For you」つまり「あなたへ」という意味です。「Te」はイタリア語の二人称の強勢語(強調コトバ)なので、Auguriよりも特別感が増すでしょう。実家にいる家族など、複数名に向けて送るカードとしてはマッチしませんが、1人の人に向けたものとしてはあらゆるシーンで使えておすすめです。
4.Grazie(グラツィエ)
「Grazie」は「ありがとう」という意味です。母の日や父の日などに添えてもよいですし、出産や結婚の内祝いとして贈るのもよいでしょう。特別なことが無くとも日頃の感謝の気持ちをサラっとこのカードで伝えられたら貴方はもうイタリア人かもしれません。
家族、恋人、友達への旅先からの絵葉書に書き添えても素敵なフレーズです。
5.Forza(フォルツァ)
「Forza」は日本語の「頑張れ」のイタリア語ですので、応援や励ましのメッセージとしてマルチに使うことができます。進学、就職、転職、引越しなど、これから新しいステージに進む人への応援メッセージとしてもおすすめですし、お見舞いのメッセージとして添えても良いでしょう。
イタリア中部では2016年に大きな地震がありましたが、その際も「Forza」は復興支援メッセージやポスターのキャッチコピーとして、沢山使われていました。
シーンにあわせて使い分けたい「おめでとう」
「せっかくなのでもう少し拘りたい」または「自分で一言書き添えたい」という方や、イタリア語を多少勉強した方向け。イタリア人は「おめでとう」を以下のように使い分けます。
6.Congratulazioni(コングラトゥラツィオーニ)
「Congratulazioni」は英語の「Congratulation」にあたる「おめでとう」を意味する言葉です。「貴方が努力の末に手にした幸せに対して、私も嬉しく思っています」といった意味合いの言葉で、主に以下のようなシーンで使われることが多いです。
- 合格
- 進級
- 卒業
- 退職
- 昇進
- 婚約
- 結婚
- 成功
- 達成
- 勝利
ちょうど、ゴールテープを切ったような瞬間に対してかける言葉で、中でも「卒業」や「合格」の時に言うことが多いため、カードには卒業証書や教科書の絵柄が書かれたものなどが多いかもしれません。
7.Felicitazioni(フェリチタッツィオーニ)
「Felicitazioni」は「Congratulazioni」よりも、ほんの少しだけかしこまった表現ですが、イタリア人でも「どっちも同じ言葉だよ」という人もいるくらいですので、あまり気にしなくて大丈夫です。あえていうならば日本語の「祝福」と「祝賀」の違いのようなものでしょうか。「Felicitazioni」の方が手紙などの書き言葉で多く用いられる印象です。
カードに関して言うと、特に結婚や出産モチーフのものに添えられていることが多いです。
8.Complimenti(コンプリメンティ)
「Complimenti」は、ほんの少しだけカジュアルな「Congratulazioni」です。「やったね!」「すごいじゃん!」といったニュアンスの言葉で、バラエティやアニメでもクイズに正解した相手や上手に絵が書けた子どもに対してなど、しょっちゅう使われています。
時と場合によってはもしかしたら少しラフに感じてしまうかもしれません。目上の人に送る場合や心配な人は「Congratulazioni」の方が無難です。逆に仲良しの友人に送る場合は親しみがこめられるのでピッタリでしょう。
カードに関して言うとこちらも卒業や進級関連モチーフの物が多く、絵柄も「Congratulazioni」より幾分カジュアルな印象です。
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イベント時に送る「Buon〇〇」
「Buon(Buona)」は「良い」という意味で、季節のグリーティングカードによく書かれています。とにかく種類が沢山ありますのでここでは日本人にとって使いやすいものをご紹介します。
9.Buon Compleanno(お誕生日おめでとうございます)
ケーキやシャンパン、ギフトボックスなどのバースデーの絵が書かれているのですぐわかると思います。
10.Buon Anno/Buon Capodanno(あけましておめでとうございます)
こちらも花火の絵やシャンパン、西暦の数字が書かれていることが多いのですぐわかるでしょう。
11.Buon San Valentino(ハッピーバレンタイン)
イタリアはバレンタインにチョコを贈る文化はなく、また、主に男性から女性に向けて贈り物をする日なので、男性が花束を持っている絵やハートやお花がちりばめられた、女性が好みそうなモチーフのカードが主流です。
12.Buona Festa della Mamma(母の日おめでとう)
お母さんの顔やバラ、ハートなどが描かれているものが多いです。「Auguri Mamma(ありがとうお母さん)」のフレーズも定番です。
13.Buona Festa del Papà(父の日おめでとう)
イタリアの父の日は3月19日!6月にカードを買おうと思ってもなかなか見つかりませんのでご注意ください。
14.Buona Festa dei Nonni(敬老の日おめでとう)
イタリアの敬老の日は7月26日と10月2日の2回あります。前者はカトリックに基づくもので後者は国の定めに基づくもの。後者の方が若干メジャーな為、秋の方が関連商品を見つけやすいかもしれません。
15.Buon Natale(メリークリスマス)
カトリック大国なだけに特に種類豊富なのがクリスマスカード関連。イタリアの教会や街並みが描かれたものも多く、お土産にもおすすめです。
まとめ
イタリアには日本とまた違った色合いや雰囲気のグリーティングカードが沢山あります。高くても500円前後で買うことができますので是非チェックしてみてください!
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,