新学期・新生活に役立つ!本にまつわるイタリア語23選
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ここでは本や本のジャンル、その他、イタリアの書店でよく見かけるイタリア語についてご紹介します。
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本・本屋・図書館のイタリア語
1.本
本はイタリア語で「Libro」といいます。日本のチェーン系ブックストアの「リブロ」は、このイタリア語からきています。
2.本屋
本屋はイタリア語で「Libreria」といいます。LibroもLibreriaも、英語の「Library(図書館)」と同じルーツを持った単語です。
3.図書館
イタリア語で図書館は「Biblioteca」と言います。英語では「Liberty(自由)」に由来していますが、イタリア語では「Bible (聖書)」に由来しています。
本のジャンルにまつわるイタリア語
4.絵本(子供向けの本)
「絵本」をイタリア語に直訳した「Libro illustrato」も使われますが、イタリアでは絵本は「Libri per bambini / ragazzi(幼児/子供向けの本)」と呼ばれることが多いです。
書店に行くと、Libri per bambiniという括りの中で「Storia(物語)」「Avventura(冒険)」「Da 3 a 4 anni(3〜4歳向け)」というふうにジャンル分けされています。
5.旅行ガイド
旅行ガイドはイタリア語で「Guide di viaggio」といいます。イタリアでは「Lonely Planet(ロンリープラネット)」シリーズが売場のほとんどを占めていて、その隣に「Mappa(地図)」などがおいてあることがほとんどです。
日本のように何種類もなく、文字ばかりなので、もし日本のガイドのような写真が沢山入ったものが欲しい方は、旅行雑誌の方が良いかもしれません。
伊新聞「Corriere della Sera」を発行している出版社から出ている旅行雑誌「Dove」は綺麗な写真が沢山載っていておすすめです。また、電車や飛行機のフリーペーパーも表紙を見るだけでわくわくします。
6.料理本
料理本は「Libro di cucina」や「Libro di ricette」など呼ばれています。本屋で扱うのはイタリア料理のものがほとんどですが、意外にもイタリア料理の次に寿司関連の本も多く見受けられます。
ミシュランなどのグルメランキング本は旅行ガイドコーナーにあることもありますが、ここ料理本コーナーにあることも多いです。
7.写真集
イタリアは芸術の国だけあって、写真集の種類も豊富で「Grafico(グラフィック)」「Fotografia(写真)」「Impaginazione(レイアウト)」「Arte(絵画)」など、細かくジャンル分けされて扱われています。
8.百科事典・図鑑
百科事典や図鑑はイタリア語で「Enciclopedia」といいます。動物や飛行機、恐竜のEnciclopediaはイタリアの子供にも大人気。私たち日本人にとっては単語の語彙を増やすのにもお役立ちですよ!
9.教科書
教科書はイタリア語で「Libri scolastici」もしくは「Libro dello studente」といいます。普通の書店にも一部ありますが、学校指定の書店や古本屋の方が品揃え豊富で、利用する人が多いです。また最近では電子書籍も普及しはじめました。
10.辞典
辞典はイタリア語で「Dizionario」といいます。例えば伊和辞典なら「Italiano-giapponese」和伊辞典なら「Giapponese - italiano」と書かれています。
11.参考書
参考書のイタリア語はマニュアルを意味する「Manuale」です。ペットの飼育本や育児書、日曜大工の手引書などもManualeです。
12.問題集
問題集のイタリア語はエクササイズを意味する「Esercizi」です。また「Quiz」と言われることもあります。長期滞在者必読の伊運転免許の試験問題は「Quiz patente di guida」といい、一般の書店に並んでいます。
13.雑誌
雑誌は英語とおなじ「Magazine」を用いたり、イタリア語の「Riviste」を用いたりします。
14.漫画
漫画はイタリア語で「Fumetti」といいます、日本語の「Manga」もよく使われます。雑誌、マンガ(日本の漫画など特殊なものを除く)、新聞は通常、本屋でなく、バールや駅の売店(Edicola)で売っています。
15.小説
小説はイタリア語で「Romanzo」といいます。小説のジャンルについては、後述します。
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本の内容にまつわるイタリア語
16.恋愛小説
恋愛小説はイタリア語で「Romanzo d'amore」といいます。
17.ミステリー小説
イタリアではミステリー小説のことを「Giallo(黄色)」といいます。これは「IL Giallo Mondadori」という人気シリーズの表紙が黄色だったことに由来するそうです。他にも、先述のRomanzo d'amore(恋愛小説)は「Rosa(ピンク)」、ホラー小説は「nero(黒)」に例えられたりもします。
なお、日本の「ノワール小説(暗黒小説・ノワールはフランス語で黒)」は、イタリアでもフランス語をそのまま用いて「Noir(ノワール)」と呼ばれています。
18.SF小説
SF小説はイタリア語で「Fantascienza」といいます。このジャンルで有名なのは何といってもスターウォーズで、イタリア語では「Guerre stellari」といいます。
19.ファンタジー
ファンタジー小説は英語をそのまま用いた「Fantasy」が使われる場合が多いです。イタリアでも日本同様「Harry Potter(ハリーポッター)」や「Il signore degli anelli(指輪物語)」が人気です。
その他、本屋で目にするイタリア語
20.新刊
新刊は「NOVITÀ」と書かれ、大抵目立つところに平積みされています。「New」という意味なので、スーパーなどの新商品にも「NOVITÀ」という言葉は使われます。
21.ベストセラー(売れ筋)
ベストセラーはイタリア語で「Più venduti」といいます。ランキング(Classifica)形式で並んでいることもあります。
22.古本
古本はイタリア語で「Libri usati」といいます。古本屋もありますし、Amazonなどのオンラインでの売買も盛んです。特に教科書などは新学期が近づくとオンライン上や繁華街、学校付近でも盛んに売買されています。
23.電子書籍
電子書籍イタリア語で「Libro elettronico」といいますが「E-book」という英語が使われていることがほとんどです。
まとめ
いかがでしたか?ちなみに、イタリアの本屋に行って驚くのが、本の表紙にスーパーのように値引きシールがたくさん貼ってあることです。表紙に直に赤札が貼りついている様子は何年経っても違和感があります。
日本では本の値引きはなく、ポイントやクーポン券などで店ごとに差別化を図っていますが、イタリアの書店は年中何かしらの本が値下げキャンペーンを行っています。
イタリアは本屋によって品揃えはもちろん、値引き率なども違うため、日本のスーパーのようにお得に本を手に入れるチャンスがたくさんあります。週末は広場で古本市をしていることも多いので、ぜひ色々手にとって、異国情緒を味わってみてください。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,