フレッシュな食材が揃う!オランダの老舗スーパー「JUMBO」に行ってみた
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日本でも、居住している地方により、個人経営のスーパーであったり、チェーン店のスーパーだったり、皆さんそれぞれ行きつけのスーパーがあると思います。今回は、先日行って来たオランダの老舗スーパー「JUMBO」の感想と日本のスーパーと比較しての気づきをご紹介します。
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オランダの老舗スーパー「JUMBO」とは?
JUMBOはオランダに1979年に設立された歴史あるスーパーチェーンで、オランダ国内に約40店舗程のチェーン店があります。オランダの最大手スーパー、Albert Heijnの次に普及しているのがこのJUMBOです。
特徴としては、自社ブランドの商品があることや、日本でも普及してきているデリバリーサービスがあること。また、価格もAlbert Heijnに比べると安く、若い単身のオランダ人の友人も毎週欠かさずJUMBOで買い物しています。
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JUMBOに行って気付いた4つのこと
1.日本人にとって陳列棚が高すぎる
オランダ人の平均身長は、男性185cm、女性171cmということもあり、とにかく一番上の棚に手が届かない。日本のスーパーでは踏み台を用意しているところも多いですが、私が見る限り見当たりませんでした。1人で買い物に行く際には、店員さんに助けてもらいましょう。
こういう場面を活用して現地の方と話す機会を作っていくと、楽しく語学勉強もできますよ!
2.酪農大国オランダ!パン、チーズ、牛乳の種類が豊富
私の場合、パンと言えば、真っ先にロールパンやメロンパン、あんパンやクリームパンなどの菓子パンや惣菜パンをイメージするのですが、これをオランダ人の友人たちに聞くと「それは、パンではなくてスイーツでしょ!」と言います。
パンを主食とするオランダ人にとっての「パン」は写真のようなものです。食パンに雑穀が練り込んであるようなものや、プレーンのパンが多い印象で、とてもヘルシーです。チーズや野菜などの相性が非常に良いです。
チーズの種類もありすぎて1人では選べませんでした。下調べが必要だと思うほどのチーズの種類の多さです。友人に聞くと、ひとつひとつに詳しく、朝に向いているさっぱりとしたチーズはこれ!とか、ワインにあるのは塩気の多いこのチーズ!濃厚でオレンジピール入りなのは女性に人気があるよ!などなどチーズについて語り出したら止まらない…。オランダ人のチーズ愛は想像以上です。
好みは人それぞれなので、いろいろなチーズを試して見て、お気に入りを見つけてくださいね!
チーズと同様に臭みがない牛乳が多く、牛乳嫌いな方も一度挑戦してみていただきたいです。日本の牛乳は独特のにおいがあり、私自身も特に幼少期は苦手でしたが、オランダの牛乳はフレッシュなものが多く「砂糖なしの飲むヨーグルト」といった、爽やかな味がするものなどもありました。
3.野菜やフルーツのばら売りが豊富
日本ではニンジンやトマト、なす、ネギなどの野菜は多く場合、複数をまとめて販売されていますが、こちらではフルーツも野菜もバラ売りがとても目立ちました。少量から購入できるのはありがたいです。
4.チルド食品の多くは、ピザ、クロケット(オランダ料理)、ポテトなど
日本では弁当用惣菜の小鉢やピラフ、スパゲティー、グラタンなどさまざまな冷凍、チルド食品が普及していますが、オランダではそこまでの取扱はないものの、ピザはピザでもいろんなピザがあるといったように、また日本とは違う品ぞろえで面白いです。
オランダの友人曰く、オランダでは、平日でも家族そろって夕食を食べることをとても大切にしており、時間を少しかけてでも手作り料理を楽しむそうです。チルド食品が日本に比べて少ない理由のひとつには、チルドにはあまり頼らなくてもいい、余裕のある生活を実現できていることがあるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?オランダに滞在の際は、観光地を訪れるのも良いですが、スーパーのようなローカルな場所にこそ、その国の文化や暮らしに触れることができると思います。日本と比較してみると気づきが多くて楽しいですよ!
参考リンク
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この記事を書いた人
大学では社会福祉を学び、福祉職として勤務後、オランダへ移住。日本とヨーロッパの地域性や文化の違いを福祉の観点からも注目していきたいです。観光地としてだけでなく、住む場所としてもオランダには魅了されています。