ロンドンで一人暮らしをするのに必要な費用とは?
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留学先や学校が決まったあとは、いよいよ滞在先の決定です。ホームステイや学校の寮ではなく、フラット(アパート)を借りて暮らす場合、さまざまな費用が発生します。ここでは生活費以外に、ロンドンで部屋を探して退去するまでにかかる諸費用についてご紹介します。
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1.部屋探し(ホールド代)
賃貸物件のWebサイトや広告を見て、良さそうな部屋が見つかったら部屋の内見に行きます。
内見自体には特に費用はかかりませんが、もし「部屋を気に入ったけど、もう少し考えたい」という場合、部屋のキープをお願いすることになります。ここで言う部屋のキープとは、他の内見希望者からの内見を控えてもらうということです。
大家さんが管理する部屋の場合、大家さんによってルールはさまざまですが、不動産物件の場合はホールド代(キープ代)を支払うことになります。その際にかかるホールド代はだいたい、200ポンドくらいです。
2.部屋の契約(事務手数料・デポジット・家賃)
不動産物件の部屋を契約する際、事務手数料が発生します。手数料はだいたい200ポンド前後で、もし見学の際、既にホールド代を支払っている場合は、ホールド代が事務手数料に充てられます。
そして契約時には通常、最初の1か月分の家賃とデポジット(預かり金)を契約時に支払います。デポジットは、だいたい家賃の1か月分〜2か月分になります。
3.入居(テレビライセンス・カウンシルタックス)
イギリスでは、テレビを見る場合(インターネットでのテレビ視聴も含む)はテレビライセンスを購入する必要があります。ライセンス料は、年間145.50ポンドです。ライセンスの購入なしにテレビを見ることはできないため、入居時に手続きをすることになります。
また、住民税にあたるカウンシルタックスの手続きも必要になります。入居後、年間分のカウンシルタックスの案内が郵送で送られてきます。住む場所によって若干金額は変わりますが、一人暮らしだとだいたい月70ポンドほどになります。シェアハウスやシェアルームを借りる場合は家賃に含まれていることが多いので、主にスタジオタイプの部屋(1部屋のみの部屋)を借りる方が対象になります。
ちなみに、家具についてですが、場所によっては必要な家具一式が最初から備え付けてあるところもあります。
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4.光熱費(水道代・電気代・ガス代・インターネット代)
主な光熱費は、水道代、電気代、ガス代、インターネット代になります。
光熱費も、バスルームやキッチンなどを他の住人とシェアをするシェアハウスやシェアルームを借りる場合は家賃に含まれていることが多いので、主にスタジオタイプの部屋を借りる方が対象になります。
水道代と電気代は、部屋にメーターが付いていない場合は、入居時に想定する年間使用料の請求書が届きます。メーターが付いている場合は、使用した分の請求書が3か月ごとに送られてきます。一人暮らしだと、水道代と電気代を合わせて月15〜20ポンドほどが平均です。
ガス代は、セントラルヒーティングが建物に付いていて家賃に含まれている場合がほとんどです。セントラルヒーティングは高いので、ガス代が家賃に含まれていない場合は要注意です。
インターネットは、だいたい月19ポンドでホームブロードバンドが契約できます。
5.退去(ルームクリーニング代)
最後に、日本への帰国や別の部屋へ引っ越しする際は、退去前にルームクリーニングを自分で手配しなければなりません。クリーニング費はクリーニング業者によってさまざまではありますが、だいたい50ポンドほどです。
もし、部屋の家具や設備の修理が必要な場合は、入居時に支払ったデポジットより修理費が引かれます。特に問題なく、部屋が入居時の状態のままである場合は、デポジットはそのまま返却されますのでご安心ください。
まとめ
いかがでしたか?海外での一人暮らしはわくわくすると同時に不安なこともあるかと思いますが、イギリスでの一人暮らしは意外と日本での一人暮らしと変わりません。
ロンドン市内には日系の不動産もありますので、契約書や大家さんとのコミュニケーションが不安な方は日系の不動産を利用されることをおすすめします。ただ、不動産を通すと事務手数料が発生しますので、こちらの生活に慣れてきたら大家さんから直接部屋を借りるのも良いと思います。
せっかくの海外生活ですので、部屋探しの際はしっかりとリサーチして、素敵なお部屋が見つけましょう。
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この記事を書いた人
ロンドンで語学留学の後、日本に帰国し就職。でもイギリスが恋しくなり、またこちらに戻ってきました!今はロンドンの一般企業で働きながら、毎日の生活を楽しんでいます。