効果あり?スペインでのアトピー治療体験談

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どうやらアトピーは遺伝するらしく、筆者も子ども時代はアトピー性皮膚炎に悩まされていました。筆者の娘も同じ体質を持ち、それまでは、年に一回北海道の豊富温泉で湯治をしてなんとか抑えていたのですが、スペインに来て早2年。とうとうアトピーが悪化してしまいました。留学しようと思っても、持病があるとなかなか決断がつかない場合がありますが、筆者も環境を変えたらアトピーが根治したという経験があるので、今回はスペインでのアトピー治療をご紹介いたします。

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アトピーの診断のため皮膚科を受診

アトピーには小麦粉が良くないらしく、パンが主流のスペインで娘のアトピーが悪化してしまいました。日本から持ってきたアトピーの薬も底をつき、困っていたので、不安ながら地元の皮膚科を受診することに。

加入している保険が使える病院に連絡したところ、すぐに予約は取れ、皮膚の状態を見せて処方箋をもらうという至ってシンプルかつスピーディーな診療でした。

スペインの医師が薦める治療方法

ドクターに処方された薬の中には、パックして集中的に治す薬、日ごろ使うボディソープ、10日間飲む飲み薬、全体的に塗るクリームの4点セットでした。その後薬局に行くとこれらの薬が全部合わせて100ユーロ以上になることが判明しました。

これが公共の病院で処方されたものになると、飲み薬とクリームだけの処方となり、金額も半額程度になるそうです。留学生の身分だと公的な保険には加入できないので、仕方なく最低限必要とされるクリームと飲み薬を購入。それでも50ユーロかかりました。

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薬の効果

今回処方されたのは「Ibis 20mg」という飲み薬と「Elidel 10mg」というクリーム。診察時にステロイドは使いたくないと申し出たのですが、果たしてこの薬の正体は?と調べたところ、ステロイド系ではないようでした。

両方ともドイツの薬で、ドイツではアトピーは治る病気とされているそうです。実際に使った結果、飲み薬は大変効果があり、見るのも耐えられない状態だった患部は薬が終わるころにはキレイになりました。一方で、塗り薬はとても染みて刺激が強くて使えないというので、少し塗った後は使用を控えるようにしました。

あまりにも効き目がいいので、リバウンドが出ないか心配している筆者ですが、薬を飲み終わってから2週間、今のところリバウンドの症状は出ていません。

まとめ

スペインではアトピー疾患は一般的な病気で、娘の友達にも何人もいるそうです。ただ、症状の出方には個人差があるので、やはり病院に行ってから薬の購入をしたのが正解でした。場所が変われば、治療法や考え方も違うので、海外の病院で今までとは全く違う治療をするのもひとつの方法かもしれません。

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この記事を書いた人

bruja
bruja

スペインに親子留学をしたのがきっかけで、移住することに。1年近くいるのに、適当なスペイン語しか話せていません。それでも、スペインのいい加減なお国柄を最大限に利用して、楽しく自分らしく暮らしています。

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