ビザフリーでロシアへ旅行!ビザなしで北欧→サンクトペテルブルクへ行く方法
20036
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ロシアに旅行しよう!と思っても、ビザが必要だし、なんだか大変だなぁ…。そんな方必見!今回はフィンランドに留学中の筆者が、フィンランド・スウェーデン・エストニアからロシアへビザを取らずに行ける、おトクな旅行(ビザフリー・ノービザでの旅行)の申し込み方法をご紹介します。
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ビザフリーとは?
ST.PETER LINEというフェリーの会社を使って、72時間以内に限りロシアへの滞在が許可されるものです。通常ビザがなければ入国できないロシアに、合法でビザなしで行くためには、いくつかの手続きが必要です。
ビザフリーの条件
まずビザフリーを利用できるロシア旅行の条件を確認します。
- ロシアに入国してから出国までの間が72時間以内であること
- ヘルシンキ、ストックホルム、タリンからサンクトペテルブルクまでのフェリーであること
- フェリーの往復チケットを購入していること
- 観光ツアーに申し込んでいること
- ホテルの予約確認書を持っていること
- シェンゲンビザを持っていること
条件に関する詳細は、ST.PETER LINEのVisa free ruleを参照して下さい。以下、ビザフリーの手続き方法をカンタンに説明していきます。
ステップ① フェリーとツアーを予約する
まずST.PETER LINEの公式ホームページから、Online Bookingを行います。ヘルシンキからロシアのサンクトペテルブルクまでは、約16時間です。距離が長いので、行き帰り共にフェリーで一泊することになります。
フェリーの日程を選択
ヘルシンキ(またはストックホルムかタリン)を出発する日にちと、帰ってくる日にちを選択します。この時、ロシアに上陸している時間が72時間を超えないように注意して下さい。
メジャーな日程の組み方は、行きのフェリーで1泊+サンクトペテルブルクに2泊+帰りのフェリーで1泊の、計4泊5日です。これは、余裕を持っておいた方が安全なのと、フェリーが夜にしかないことが理由です。
市街地までのバスは自動追加
この時、ビザフリー客のための市バスツアー(25ユーロ)が自動的に追加されます。条件にあったように、何かしらのツアーに申し込まなければビザなしでロシア観光はできません。また、この市バスツアーを予約することで、当日バスに乗って港から市街地までスムーズに出ることができます。
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ステップ② ホテルを予約する
公式サイトから、または自分で手配
フェリーの予約をした後、同じST.PETER LINEのホームページから公式のホテルを取ることもできます。ですが留学中で贅沢のできない筆者は、Hostel Worldを使ってホステルを予約しました。
筆者は問題なく入国できましたが、ST.PETER LINEのVisa free ruleには、「公式ホテルを予約した方が確実に手続きできる」と書かれています。公式サイト以外を使う場合は注意しましょう。
友達の家に泊まる予定でも、ホテルは予約!
ここで注意していただきたいのが、一晩以上ロシアに滞在するのであればホテルの予約は絶対に必要だということです。もしサンクトペテルブルクの友人宅に泊まりたいとしても、ホテルの予約確認書を印刷していかなければ、入国させてもらえません。
ステップ③ 必要な書類を持って出発する
バスとホテルの予約が完了し、準備ができたらあとは当日を待つのみです。入国の際に必要なものは以下の通りです。
- パスポート
- ホテルの予約確認書(印刷した物)
- 往復フェリーの予約確認書(印刷した物)
- 「Bording Card」「Arrival Card」「Departure Card」(フェリーでチェックインする際にもらう)
当日は以上のものを忘れないように注意して、フェリーに乗り込みましょう。
注意点
ビザフリー旅行の注意点をもう一度確認します。
- 滞在時間が72時間以内であること
- ホテルとフェリーの予約確認書はあらかじめ印刷しておくこと
- チェックインの際にもらう「Departure Card」は帰りまで失くさずに持っておくこと
まとめ
いかがでしたか?日本からは近いものの、なかなか観光へ行く機会のないロシア。フィンランド、エストニア、スウェーデンからであればビザ不要で渡航することができます。
フェリーの中にはちゃんとしたベッドがあり、レストランやバーでは演奏を聞いて楽しむこともできます。ゆったりと楽しみながら休めるので、長旅ですが疲れはそれほど心配しなくても大丈夫でしょう。
言葉の壁が心配な場合は、現地でのツアーガイドをネットで予約しておくといいかもしれません。プロを探すこともできますし、フェイスブックで個人ガイドを見つけることもできます。ビザフリーを活用して、サンクトペテルブルクへ楽しい旅行をしてみて下さい。
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この記事を書いた人
東京の大学生。ベトナムで教育支援を行うボランティア団体に所属。趣味は読書と食べること。フィンランドに留学予定。