保険が適用できる!スペインで健康診断を受けてみた
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水のようにお酒を飲み、街中に広がるタバコの煙。自分の体が心配になって、スペインの病院で健康診断を受診してみました。
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まずは予約
病状がないと保険が効かないのではないかと心配になり、病院に「最近ちょっと咳が止まらなくて」と相談したら「CONSULTAS EXTERNAS」というカードを渡され、ここで予約してください、と案内されました。
「またアポまで時間かかるんじゃないの?」と疑っていましたが、意外にスムーズ。一番気になる産婦人科のアポを取って、受診してみました。
健康診断は保険でカバーされる
時間にルーズなスペインなのに時間通りドクターが広い個室で待ち構えていてくれて、どんな相談にも乗ってくれます。「筆者の年で子どもは産めますか?」と聞いたところ「可能性は低いので代理母を立てる方法なら確実です」とのこと。スペインでは代理出産は合法らしいです。
「もう年なので、全部のチェックをして欲しいんですけど?」と言うと、診察台に案内され、超音波で体の中をその場でチェック。巨大モニターで内部が全部見せてくれました。さらに血液検査の紙を渡され、血液もラボでチェックしてくれるとのこと。
「保険でカバーされるんですか?」と再度確認すると「もちろんですよ、スペインでは全部カバーされるので安心してください。」との答えが。調子に乗った筆者は、帰りがけさらに体全般の健康診断の申し込みもして帰ることにしました。
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注射針は使いまわし?
採決セクションでは少々待ちましたが、20分程度。ただ、気になるのは注射針が新品の袋から出す、日本のシステムと違い薬に浸けてあった針でした。もしかして、使いまわし?
ナースに「これ新品ですか?」なんて聞いても、聞いてるのか聞いてないのか、かまわず採血されてしまいました。針にウィルスが付いてたとしても、今回の血液検査に反映されるのだろうか?と疑問を抱えながら、帰宅した筆者です。
ちなみに、結果は10日後とのこと。スペインにしてはスムーズな流れで病院も結婚式場のようなおしゃれな建物。しかもタパス街のど真ん中で筆者の自宅から歩いて5分。スペインの病院がすっかり気に入った筆者でした。
まとめ
日本では国民/社会保険などの案内があったら、ようやく乗りだす健康診断ですが、こちらでは思い立ったら健康診断ができるようです。試しにガンの検査をして欲しい、と聞いてみたら、例えば肺ガン検査、と限定することもできるし、全身の検査を申し込んで、悪い所を詳しく見ることもできるとのこと。
日本の人間ドック1回の金額より安い保険で、こんなにカバーされるなんてお得ですね。スペインに来たら、ぜひ健康診断をお勧めします(ただし、注射針は新品ではないのかもしれません)。
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この記事を書いた人
スペインに親子留学をしたのがきっかけで、移住することに。1年近くいるのに、適当なスペイン語しか話せていません。それでも、スペインのいい加減なお国柄を最大限に利用して、楽しく自分らしく暮らしています。