アメリカ留学を検討している人にとってホームステイは人気の選択肢。長期留学の人だけでなく、短期の語学留学や、高校留学の人もホームステイを選ぶことができます。ホームステイは現地の人々と共同生活を送ることで、その国の文化を直接学べるというメリットはもちろん、デメリットもあります。この記事では、ホストファミリーの見つけ方からホームステイのメリット・デメリット、おすすめのお土産、かかる費用まで、アメリカでのホームステイに関する情報を紹介します。

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ホームステイを決める前に

アメリカ留学をするならホームステイ？それとも学生寮やシェアハウス？または一人暮らしにするべきか…。留学は、多くの人にとって慣れない地での初めての生活。だからこそ留学中の住居選びに悩む人は多いのではないでしょうか。

ホームステイにするべきかどうかは、あなたの留学の目的やアメリカでやりたいことは何なのかによって決まります。ホームステイをするかどうか判断するには、まずアメリカ留学をするならどんな都市でどんな留学ができるのか、よく調べておくことが大切です。特にアメリカのどの都市を選ぶかによって、留学生活が大きく変わってくるので場所選びはとても重要になります。

ホームステイ先を見つける方法

ホームステイ先を見つける際は、自分で探す方法と、斡旋業者を利用する方法があります。

自分で探す方法

アメリカでのホームステイ先を自分で探す場合、留学先の学校に紹介してもらうのもいいかもしれませんが、なるべく渡米前に決めたいですよね。そんな時は、現地のWeb掲示板や、MixB、craigslist（クレイグリスト）などのクラシファイドサイトからホスト先の募集を見ることができます。ホースステイ先を探すのには意外と時間と労力がかかるので、すぐ決まると思わず念のためいくつか候補をあげて問い合わせておきましょう。

斡旋業者を利用する方法

自分の要望に合ったホスト先を紹介してもらいたい方は、留学エージェントや留学先の学校に依頼することをおすすめします。エージェントを通して留学をする場合は、追加でお金を払えばホスト先を斡旋してくれる可能性があります。また、留学先の学校にお願いすれば手配してれる可能性もあるので、まずは問い合わせてみましょう。

語学留学のホームステイ

アメリカの語学学校へ語学留学に行く場合、多くの方が3ヶ月〜半年間、長くても1年間の留学を考えている方が多いと思います。ホームステイなら短期留学にも対応できます。ホストファミリーは、留学エージェントや留学先の語学学校に斡旋してもらうことが可能です。

学校が提供するホームステイ例

ロサンゼルスにある語学学校「Mentor Language Institute- Beverly Hills」が紹介するホストファミリーの動画をご紹介します。実際の住居環境やファミリーの様子をイメージするのに参考にしてみてください。

高校留学のホームステイ

アメリカの高校は、ボーディングスクールや有名私立高校を除いて基本的に学生寮を所有していません。日本からアメリカへ高校留学をする方にはホームステイがおすすめです。まだ海外経験の浅い10代にとっては、現地の人と一緒に暮らした方が安心できるでしょうし、保護者の方も安心できます。

大学留学は学生寮がおすすめ

アメリカ大学留学やアメリカ大学院留学をする、ほとんどの留学生が学生寮に住みます。学生寮にもメリット・デメリットがあるので、要チェックです。

学生寮の大きなメリットとしては、学生同士で共同生活を送るという留学の価値を生かせることです。また深夜まで図書館で勉強漬けの日々を送るためキャンパス内・キャンパス近くに住む必要があります。

更にホームステイよりも費用を抑えて生活することが可能です。2年以上の留学生活を予定している方にはホームステイよりも学生寮での生活をおすすめします。

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ホームステイのメリット・デメリット

当たり前ですが、ホームステイにはメリット・デメリットがあります。ここではアメリカ留学のホームステイの理想と現実、そしてホームステイをより楽しむための方法・ポイントをご紹介します。

ホームステイのデメリット

優しいホストマザーが料理やお菓子を作ってくれて、子どもたちもよく懐いてくれて、休日にはホストファミリーみんなで一緒にお出かけをする…。ホームステイと聞くと、このようなイメージを抱く方は多いのではないでしょうか。

ですがもちろん、実際ホストファミリーにはシングルマザーや老夫婦などさまざまな形があり、それぞれに対する正しいホストファミリーとの関わり方もさまざま。一概には言えませんが、実際はホームステイはあくまでも空いている部屋を使ってビジネスをする、言わば下宿のようなものと考えているアメリカ人ホストファミリーもたくさんいます。

「英語が上達するから」という理由でホームステイを希望する方もいると思いますが、ホストファミリーによっては受け入れ生徒とのコミュニケーションを積極的に取らない場合もあります。また、厳しい門限があったり、通学に時間がかかる家だったりとホームステイ生活には大変なことがある可能性が大いにあります。

ただ、ホームステイ以外の滞在方法、例えばシェアハウスにもメリット・デメリットがあるが当然あります。全てが自分の理想通りになる選択肢は、なかななか無いと言えるかもしれません。

ホームステイのメリット

ホームステイにはその理想と現実に違いがあることもありますが、メリットもたくさんあります。中でもホームステイを通してアメリカ人のコミュニケーションスタイルや、話し方に見られる日本人との違いに気がつく機会が増えるのは大きなメリットですよね。

特に外国人の多い語学学校や短期留学をする人にとっては、現地の人と住むことはアメリカの文化や慣習を理解することにも繋がるので、ホームステイがアメリカのことをよく知る機会になるかもしれません。

ホストファミリーと良い関係になることができれば、きっと留学生活も一段と楽しいものになるはずです。そのために留学前にホームステイでの注意点や、ホームステイを楽しむコツをよく調べておくようにしましょう。

お土産は何にする？

これからホースステイをする方で日本からどんなお土産を持って行こうか迷っている方は多いと思います。特に毎年日本人留学生を受け入れているホスト先であれば、それなりに期待される可能性もあります。THE RYUGAKUで人気・不人気のお土産をまとめてみたので参考にしてみてください。

人気のお土産

• カップ麺
• 日本製の文房具
• ポケモンのグッズ（子供用）
• 抹茶味のお菓子

定番の物以外にも、日本のおつまみや焼肉のタレなど、意外なお土産でホストファミリーに喜んでもらうのも楽しいかもしれません。喜んでもらえるか不安な人は、実際にアメリカ留学をした人がおすすめのお土産をチェックすれば、間違いないでしょう。

人気でないお土産

• 和菓子
• 扇子
• お箸
• 風呂敷

ホームステイにかかる費用

アメリカのホームステイにかかる費用の相場は、3食付きで1ヶ月あたり9〜15万円ほどです。この費用はニューヨークなどの都会エリアに行けば行くほど高くなる傾向があります。

また、留学の期間や学校の学費によって、アメリカ留学全体にかかる費用が変わってきます。ホームステイの費用も、全体的に見てお得なのかどうかも調べられると良いでしょう。

短期留学ならホームステイがお得？

ホームステイは、アパートなどでの一人暮らしと比べて家電や生活用品を揃えなくて済むというメリットがあります。長期滞在をするとなると費用が高くなってしまいますが、食事付きのホスト先であれば短期滞在の場合はコストを削減することができるでしょう。

アメリカの中でも都市やエリアによっては、部屋の家賃は大きく変わってきます。例えばニューヨークで部屋を探すとなると、エリアによって家賃の相場がかなり高い場所もあります。短期留学ならば、なおさら一人暮らしはコストが高く感じられるでしょう。ホームステイがお得なのかどうか、現地の家賃も考慮に入れて考えてみる必要があります。

まとめ

知らないアメリカ人の方と一緒に住むことは不安かもしれませんが、慣れてしまえば快適な留学生活が過ごせるはずです。渡米ギリギリまでホスト先が決まらないことが多いので、留学先が決まり次第すぐに予約をしていきましょう。素敵なホストファミリーが見つかるといいですね！