親子留学をする理由とは?親子留学3つのメリット
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海外へ子どもを連れて行くのは何かと心配はありますが、実は子ども連れだからこそ良い面もあります。そこで今回は親子留学をする上でのメリットをお伝えします。
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1.子ども連れは優遇される
初めて子連れで海外に行くときは誰もが不安になることでしょう。子どもが機内で飽きてしまわないか、危険な目に合わないか、空港で待ち時間が長かったり、テロに合ったりしないかなど、心配はつきものです。
筆者が初めて子どもを海外に連れて行ったときは、こっそりいろいろなおもちゃをカバンに入れて、小出しにしてなんとか長旅を乗り切りました。
筆者は子どもと一緒に何度も海外へ行っておりますが、大抵の場合搭乗手続きも荷物検査も子ども連れは優先され、荷物チェックもほとんどスルー。機内でもおもちゃをもらったり、子ども向けの食事を提供してもらえたりします。
両親の承諾書がないと入管審査で引っかかる場合もあるようですが、苗字も顏も違う筆者と娘の場合でも今のところ問題なく入出国しています。トイレに行きたい、場所がわからない、荷物が見つからない、スーツケースが壊れている、といった状況も子連れなら大抵のスタッフは親切に対応してくれます。
また、生活においても何かと優遇されます。筆者は不動産や保険の契約、銀行取引も必ず子ども同伴で行くようにしているのですが、それは子どもがいるというだけで、ひとつの身分保障となり筆者が1人で行くより親身に対応してくれることが多いからです。
アパートを探していたときも、筆者が学生として探していたときは相手にされなかったのに対し「子どもの教育のためにスペインに来ている」と伝え、子ども同伴で不動産会社を周ったら、あっという間に良い条件で契約できました。
また、銀行では子どもの口座は無料で作ることができ、プレゼントまでついてきて、すぐに開設できました。ちなみに、大人は有料な上に仕事の契約書やそれなりの残高証明がないとスペインでは銀行口座も開けません。
2.子どもがあなたを守ってくれる
子どもがいると身動きが取れない、大人の世界から遠ざかる、と思いがちですが、1人で留学していたときよりはるかに世間が広がります。
まず、子どもの方が語学修得が早いので、言われていることが理解できなくても子どもに確認できますし、相手にも「お母さんにこう伝えてくれる?」と子どもを通じて説明してもらうこともできます。
次に、子どもがいると学校や公園のような健全な場所での交際範囲が広がります。子どもが仲良くなれば、自然にその保護者とも話すようになりますし、子ども相手の商売をしている人たちは子ども目線で対応してくれるので、子連れに理解を示してくれます。
スペインでは男性が女性に言い寄るのは挨拶感覚です。子どもを連れていれば、軽い気持ちで言い寄ってくる男性は遮断できますし、いつでも子どもを理由に逃げられるので、子どもが私を守ってくれているといっても過言ではないでしょう。
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3.子どもに新しい常識を見せることができる
日本国内にいると出会えない種類の人たちに出会うことができる海外。日本では体格や容姿、能力がちょっと違うだけで特別視されてしまうのに、ここでは誰もが個性的なことを娘は喜んでいます。
また、日本では「なんでこんなことをしなきゃならないんだろう」と思っていたことが、スペインでは高い評価をされ、逆に日本の学校ではなかなか習うことのないヨーロッパの歴史や地理、宗教事情を身近に学習できるので視野が広がったと言っています。
日本の公立学校では当たり前にやっていたことに周りが驚き、評価したことで、娘はようやく日本の学校や社会の在り方の素晴らしさも認識したようです。折り鶴を作れたり、きれいな字で名前が書けたりするだけで神童みたいな扱いを受けるので無理もありません。
日本では履歴書に書く学歴は中学校から。小学校の六年間は人生で一番自由な時間と考え留学させた筆者ですが、子どもにどこの場所にもいい所と悪い所があり、それに適応していく力をつけるという目的は住んでいるだけで達成できたようです。
まとめ
いかがでしたか。子どもが大きくなってからの留学は親が介入できない問題がたくさんあり、しかも費用が高額です。小さいうちに留学を経験することで、経済観念も身に着けさせることができ、なぜ勉強しなければいけないのか、将来生きていくために何をするべきかを考えさせる、大きな機会にもなり得ます。
日本では仕事ばかりして遊んでくれない父親も、今では尊敬の対象です。外国暮らしは誰でも不安になりますが、最愛の子どもが一緒なら、どんなことでも乗り切れます。親子留学を悩んでいる方、ぜひ一歩踏み出してみましょう。
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この記事を書いた人
スペインに親子留学をしたのがきっかけで、移住することに。1年近くいるのに、適当なスペイン語しか話せていません。それでも、スペインのいい加減なお国柄を最大限に利用して、楽しく自分らしく暮らしています。