夢は世界のどこでも稼げる術を身につけることーーフィリピンのIT系スタートアップで働く30代女性インタビュー
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今回の留学経験者インタビューは、現在フィリピンのIT系スタートアップで働く「suni」さん。大学卒業後、日本のIT業界で12年間の社会人経験を経て、33歳にして初めての語学留学。そしてフィリピンでの現地就職を果たしたsuniさんの、留学から海外就職に至ったお話を3回に分けてご紹介します。第三回目の今回は長年続けているブログや今後の夢についてのお話です。
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ブログを通じて自身の留学と海外就職の情報をシェアしたい
ーー ブログを始められたのはいつからですか?
1999年に初めてPCを購入し、自分でウェブサイトを立ち上げ、簡易的なオンライン上の日記サービスを使って情報の発信を始めました。当時はブログはもちろん、SNSもなかった時代ですね。
その後、2003年頃からブログのサービスが世に浸透し始め、その流れでブログを始めました。幾つかのブログサービスを経て、現在の形にたどり着いたのが2010年頃だったと思います。
ーー ブログとは言いつつも、まるで一つのメディアと言っても過言ではないくらいの情報量ですよね。
ありがとうございます。語学留学情報や海外就職、海外での生活情報、IT関連に関する情報などを発信するメディアでありたいと意識しながら運用しております。特に、留学情報や海外就職に関する情報は今後、自分と同じように海外で挑戦を考えている人にとって有益な情報となるようアーカイブとしてまとめています。
ブログを通じて人脈が広がり仕事の依頼が来ることも
ーー ブログを初めて良かったことはありますか?
たくさんあります。
もともと文章を書くのは好きでしたが、アウトプットするにはインプットが大事なので、情報収集に力を入れるようにしています。本から得る知識もそうですし、仕事から学ぶ経験もそうです。 そしてその知識と経験を、反省点や教訓を含めて発信するんです。インプットしたものをアウトプットすることで、新しい気づきや第三者からの指摘を得る=新しいインプットを得られるようにもなりました。
また、ブログを通じて人と出会ったり、交流が深まることがよくあります。特に、IT業界との親和性が高いので、ブログを通じて人脈が広がったり、原稿執筆のお仕事が来たりするようになりました。夫が私のことを知った最初のキッカケもブログでした。
あと、ブログの中でAmazonのほしい物リストを公開しているのですが、日本で体を壊して退職したときは多くの人から支援と称してお米などの食料をたくさん送っていただきました。おかげさまで、 しばらくは食べるのに苦労しなかったです(笑)。
結婚したときも、多くの人からギフトをいただきました。改めてこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います!
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30代からの海外挑戦を応援したい
ーー 最後に今後の夢や目標について教えてください。
まず、ブログを通じて、海外進出しようと考えている方へ向けての情報発信を続けてサポートをしていきたいです。特にアラサー以上の世代の留学や海外就職を応援していきたいと思っています。
近年、日本でも20代の若い世代で海外インターンが流行って来ているようですが、私自身が33歳のときに初めての留学、そして海外就職をしユニークなキャリア形成ができているので、同じような境遇の方に少しでも勇気と情報を与えられたら、と思っています。
今後の目標としては、世界中どこでも稼げる術を身に付けたいと思っています。PCとネット環境さえあればどこでも生きていけるようになるのが夢です。
ーー フィリピン以外に行きたい国はありますか?
今のところ特に決めていませんが、もし次にどこか他の国に移住するなら、四季がある国がいいですね(笑)。雪と桜が恋しいです。
編集部コメント
三部に渡ってお送りしたフィリピン在住ブロガー、suniさんのインタビューはいかがでしたか?30歳を過ぎてから留学を意識し、留学経験を経て海外就職を果たしたsuniさんのお話の中で印象的だったのは「どのようなキャリアを描くか?」ということでした。
これから留学を検討される方も、留学の先にあるキャリア形成や目標を描くことで、次のステップが見えてくるかもしれませんね。インタビューにご協力頂いたsuniさん、本当にありがとうございました!
おまけ
suniさんのブログ「@suniの海外就職ブログ」ではご自身の3度に渡る留学体験や海外就職の体験を元にした有益な情報が多数掲載されております。文章としても面白くまとまっているので、是非皆様もチェックしてみてください。
THE RYUGAKU編集長が選ぶ@suniの海外就職ブログの秀逸記事
TOEIC終了後に「失格です、採点できません」と言われた話
こんなことってあるんですね・・・。
インタビュアー
内田隆(うちだたかし) / THE RYUGAKU編集長
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