「このままでは成長できない」新しい環境に飛び込む勇気ーーメルボルン大学留学経験者にインタビュー
7438
View
スポンサーリンク
自分の成長のためにオーストラリアの高校に通い、自分に合った環境を見つけた共田ツルさん。メルボルン大学で正規留学という道を選んだ彼女は、何を学び、どう成長し、そしてこの先何を目指しているのでしょうか。今留学やワーキングホリデーで大注目のメルボルンで学んでいる、ツルさんのこれからに迫ります。
スポンサーリンク
今回の留学経験者インタビューは、高校時代をオーストラリアで過ごし、2015年2月からオーストラリアのメルボルン大学に正規留学中の「共田ツル(ともたつる)」さん。現在留学先のメルボルン大学で会計を学びながら、将来オーストラリアで働くために「Permanent Residency(永住権)」の取得を考えているそうです。
そんな彼女の留学体験を3回にわたって紹介します。第3回目の今回は、ツルさん本人に迫ります。
高校からオーストラリアに。「このままでは成長できない」という自覚
(↑写真中央がメルボルン大学に通う共田ツルさん)
ーー なぜツルさんは留学しようと思ったんですか?
元々オーストラリアの高校に通っていて、それが楽しかったのでこのままオーストラリアにいたいと思ったからです。
ーー どうして日本ではなくオーストラリアの高校に通っていたんですか?
親が留学を視野に入れていたため、高校1年生のとき、ビクトリア州のアバロンというところにある語学学校に3カ月通いました。英語ができないため、最初はいやいやでした(笑)
でも自分の中で「このままでは成長できない」という自覚はあって、「新しい環境に飛び込まなきゃ」という思いがあったのでオーストラリアの高校に進学しました。
ーー 高校一年生の時からすでに自分の成長を意識していたんですね!高校ではどんな勉強をしていんですか?
1年生の時は社会科を勉強しない代わりに、ESL(English Second Language)と呼ばれる英語の授業を受けていました。2、3年生になると、VCE(Victorian Certificate of Education)という、日本でいうセンター試験のような大学入試の勉強が中心でした。
私が住んでいたビクトリア州は好きな科目を6つ選ぶことができたので、私はESL、数学の中級、上級、化学、会計、中国語で受験しました。
ーー 高校の時から会計を勉強していたんですね!
親が会計士で少し興味があったので勉強しました。
ーー なぜ大学はメルボルン大学に決めたのですか?
まずそれまで住んでいたビクトリア州にあるのでなじみがあったのと、あと大学のランキングがよかったのが決め手です。
ーー 日本の大学に通うという選択肢はツルさんの中になかったですか?
日本に戻る、というのは考えたことはなかったですね。そのまま成り行きのような感じでこっちの大学に進学しました(笑)
メルボルン大学での普段の生活
ーー 現在大学ではどのような勉強をしているんですか?
専攻は会計ですが、他の学部の授業も取らなければいけないので、私は中国語とビジネスの法律の授業を取っています。後者は必須で法学部の授業にカウントされます。
ーー 普段の生活について教えていただけますか?
普段はだいたい8時に起きて1時に寝てます。商学部は授業が比較的少なくて、授業は10時からのものが多いです。私の場合はだいたい午前中に授業が終わるので、友達とランチを食べてそのまま5~6時まで毎日図書館で勉強しています。
帰宅後は一人暮らしのため自炊をして、ごはんを食べてから少しだけ勉強します。ごはんを食べながら日本のドラマを見たりしています。あとほぼ毎日親とスカイプで話しています。土日は9時くらいまでゆっくり寝て、洗濯などの家事をやったあと買い物に行くことが多いです。
スポンサーリンク
「ゆったり」したオーストラリアが自分に合っている
ーー 現在「PR(永住権)」を取りたいということは、これからもずっとオーストラリアで暮らすということですか?
そうですね。たぶん自分にはオーストラリアが合っているんだと思います。ゆったりしていて、焦りがないというか。日本は通勤ラッシュなど常に緊張感があるような気がして…。それが自分には合わないなというのはすごく感じます。
あと地震がないのはとても大きいです!(笑)オーストラリアはほとんど地震がなく安心して暮らせます。
あと、こっちで就職をするには「PR」があった方が有利なので、大学卒業後はまずそれを取ろうと思います。
ーー ということは、就活もオーストラリアで?
うーん。そもそもオーストラリアには日本のような就活というものはないですね。色々な就職情報が載っているページのようなものがあって、そこで空きがあれば応募するというような感じですね。
ーー それでは最後に読者に向けて一言お願いします!
メルボルン大学は誰にでも合うと思います!インドアな私にも合っているので(笑)そこまで厳しくなく、笑顔でいればみんなフレンドリーなのですぐ誰とでも仲良くなれます。
編集部コメント
高校生の時から自分の成長を見据え、新たな環境に飛び込んだツルさん。その勇気ある決断によって、「ゆったり」したオーストラリアという自分に最適な場所を見つけられたのではないでしょうか。自分の将来は自分で決める、改めて自分の道を進む大切さが分かりました。
今回紹介したオーストラリアのメルボルン大学の口コミ
名称 | University of Melbourne(メルボルン大学) |
---|---|
国・都市 | オーストラリア / ビクトリア州 / メルボルン |
学校形態 | 大学大学院 |
住所 | Swanston Street Parkville, Victoria, Australia 3010 |
電話番号 | +61 3 8344 4000 |
公式サイト | http://www.unimelb.edu.au/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/10628/ |
インタビュアー
岩田智哉(いわたともや)/東京外国語大学3年/アブログインターン生
スポンサーリンク