進学だけが留学じゃない?世界で勝負する和太鼓奏者から学ぶ「もう1つの留学」

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裸一貫でマレーシアに来た一人の和太鼓奏者。ツテもコネもないけど情熱だけはあった彼のその後の運命は・・・

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裸一貫で世界に挑戦した和太鼓奏者の話

10年以上前の話です。日本から裸一貫でマレーシアに来た一人の男性がいました。その彼が、当時私がマレーシアで経営していたレストランに来るなり、このような話をしました。

  1. 男性

    俺、マレーシアで和太鼓を広めたいんですよ!

  1. ふーん。そうなんだ。太鼓は持ってきたの?

    筆者
  1. 男性

    日本人会にあるので借ります!

  1. ツテとかコネはあるの?

    筆者
  1. 男性

    そんなの全くないですよ!これから探します!とにかく知ってほしい!!広めたいんですよ、和太鼓!!

  1. ・・・(あ〜、またこの手のやつが来た。この時期多いんだよなぁ。)

    筆者

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もっと世界を見て出てきて欲しい!

その後、彼はマレーシアで和太鼓の演奏をする会社を作り、賛同してくれるチームの人たちを集めました。そして、アジアで頑張る日本人の特集で日本のTV局が彼の特番を作り放送されました。

そんな彼が言うのは

  1. 男性

    本当に人が足りない!日本で和太鼓を勉強した人がもっと世界で活躍できて仕事として自分の技術を世界に広めることができるのに。もっと観客の前で演奏して実績を作って、それを、どうやってビジネスに乗せるかとかも教えられるのに。日本でくすぶってないで、もっと世界を見て出てきて欲しい!

と、沸騰するくらい熱く語ってました。

世界で自分の腕試しをするのも「1つの留学」

今回は和太鼓という世界ですが、モータースポーツの世界でも参加する費用を抑えられる、参入障壁が低いなどの理由でマレーシアやアジア各国で武者修行してる人たちがいます。何かを学んだけれども実践経験の機会が日本では少ないなど、そんな人がアジアの各地で自分の腕試しをしながら頑張っています。

日本で何かを学んだがそれを活かす機会がない、もっと自分の腕を試してみたい、なんてことをマレーシアやアジアの社会で活かすのも、学ぶ、鍛えるという意味では1つの留学かと思います。

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  • まとめ
  • 和太鼓

この記事を書いた人

大西貴之
大西貴之

18年前に京都からマレーシアクアラルンプールにヨメと移住しました。本当は海の見える家に住んで商売して過ごすという希望だったのが、気がつけば18年で子供も二人しっかり根を下ろしています。窓から海の見える家はいつのことやら。商売の事、子育て教育のこと、マラソンやトライアスロンのこと。ヨメと私の二人で海外に留学する人の成功の手助けができればいいなぁと思ってます。

http://blogs.yahoo.co.jp/fromkl

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