日本から持参した方が良い?イギリスで手に入りにくい意外な日本の生活用品10選
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日本にいた頃は当たり前のように身の回りにあり活用していたものが、イギリスではなかなか手に入りません。土鍋や菜箸など「あれはないだろうなあ」と想像ができるものではなく、意外と見つからないものをご紹介します。
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1.質の良いサランラップ
初めてイギリスではサランラップを購入したとき、値段と質のギャップに呆然としました。1£から高いものはいくらでもありますが、高級スーパーマーケットの製品でも、日本のものには全くかないません。スパッと切れずにフニャフニャ、ホイルも安いものは薄くペラペラです。
2.柔らかなトイレットペーパーにティッシュ
イギリスでは紙製品が大変高いです。9ロール入りのトイレットロールが4£程度はします。そして、多くの製品がアロエベラやシアバターと謳っていたり、パッケージでは羽のイメージを使い柔らかさをアピールしていますが、ごわごわです。スーパーマーケットで一番良いやつを使ってみましたがやはりごわごわ。日本のティッシュやトイレットロールは素晴らしかったのだと初めて知りました。
3.カイロに頑丈な湯タンポ
カイロは「hand warmer」として、数年前からちらほら見られるようになりましたが、値段が高く一般的ではありません。また、湯タンポはありますが、昔ながらのゴム湯タンポが多く、たっぷりと熱々のお湯を入れられる頑丈なものは中々ありません。しかも、イギリスで買ったというだけで夜中に爆発しまいそうな不安でお蔵入り、結局日本から持参しました。
4.切れる包丁
一時帰国した際、100円均一で買った包丁の切れ味にびっくりしました。家族が使う普通の包丁は、もはや切れすぎるのが怖くて触れませんでした。10年前はこれを普通に使っていたのが信じられないくらい、イギリスの包丁は全く切れ味が悪いです。こちらの高級デパートなどでは日本製の包丁が大変な高額で売られています。
5.三角コーナーとネット
イギリスではシンクに洗い物を洗剤とお湯と入れ、中で全部洗ったあと軽くすすいで終わりか、もうひとつ隣にあるシンクにきれいなお湯を張り、リンスして終わりです。
ざーと汚れた水を流したら、残った食べ物のかすなどは排水溝に気持ち程度についたストッパーでブロックする程度。お茶の葉など細かなものはどんどん排水溝から流れ落ちてしまいます。
「パイプが詰まったらブロッカーで掃除すればいいし。」と、アドバイスを求めたイギリス友人に言われ、ビックリした覚えがあります。
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6.可愛いお弁当グッズ
夫にお弁当を作ろうとキッチングッズのお店を回りましたが、100円均一であるような仕切り用入れ物、可愛いスティック、小さな調味料をいれる小分けの容器などが全く見つかりませんでした。数年前から弁当箱の種類も豊富になりましたが、以前はサンドイッチバッグなどに包みランチに持っていったものです。
日本のように綺麗なお弁当を持っていくと大抵まわりにビックリされます。ランチボックスと言えば昨晩の残り物のパスタやパイ、カレーなどを詰めて持ってくる人がほとんどのイギリスです。
7.炊飯器
最近ではごく限られた機種ではありますが、日系やアジアの店ならずともオンラインなどで見かけるようになりました。ですが、日本ではいったいどんな年代物だろうというモデルです。私のイギリスの友人、家族は誰も炊飯器を持っていません。たぶん、使い方を知らない人がほとんどではと思うほど一般に浸透してません。
イギリスではお米はお鍋でゆでるのが一般的です。
8.洗濯ネット
デリケートな洗濯物を入れるネットもなかなか見たことがありません。イギリスの硬水の地域だと石灰により衣類は痛み、白いものは灰色にくすんでいきます。衣類が痛むのは悲しいですから少しでも守ってあげたいのですが、石灰や色落ち対策商品は揃っていても洗濯ネットには出会ったことがないのです。
日本からたくさん持ち帰ってきた友人もいました。
9.トイレの便座カバー
日本のように温かな便座なんて普通の家で滅多に設置されていないのではないでしょうか。公共の場所、デパートなどでも見たことがありません。高級エリアメイフェアにある一泊数十万円のホテルが日本のウォッシュレットを導入したことが話題になるイギリスですから、トイレ事情はかなり遅れています。
寒いイギリスの冬、便座に座ってひーっとなるのが嫌な場合はサイズや形の問題もありますが、カバーを検討した方がよいかもしれません。
10.洗面器
イギリスのお風呂は日本のように浴室が防水ではありません。洗面台やトイレがあるユニットバスで、人々はシャワーカーテンやシャワーガラスドアでしきり、体をバスタブの中で洗います。筆者の知り合いの古い美しいイギリスのお家にはバスルームに絨毯が敷いてありましたた。
ですから、アロマオイルを垂らして、製油でスチームバスをしたいなあと思ったときに、洗面器がないことにハッとしました。
お風呂も浅く広いためどんどんお湯の温度が冷めていきます。自動で温度をコントロールして追い焚きしてくれるシステムもないため、日本のお風呂が恋しい筆者です。
まとめ
いかがでしたか?お楽しみいただけましたか。
皆様の留学生活を心から応援しています。
Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。