留学へのあと一歩を踏み出すには?ーーTHE RYUGAKU座談会 Vol.2

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留学までのあと一歩を踏み出すには?

座談会の写真です

菅野:次の話題に移ろうと思います。留学に行きたいのに中々あと一歩を踏み出せない人は、どんなことが原因にあると思いますか?

佐々木さん:まずはお金だと思います。それと、日本人は「できない人はできない」って卑下しちゃうところがあるんですよね。話せないところに行ったら何もできないんじゃないかと。やっていないことに対する恐怖心があるのかもしれません。

Mさん:私は3つあると思ってますね。まずはお金がない事と、留学についての情報が少ないこと、就職活動に不利になるんじゃないかって懸念があることですね。一つ目のお金は、海外と比べると奨学金の制度が充実していないことです。二つ目は、そもそも行く人が少ないこと。今、留学生が増えているって言われてるけど、統計的にも周りの中国や韓国と比べるとまだまだ少ないですよね。3つ目の就活に不利になるというのは、不安を言い訳に一歩を踏み出せていないのかもしれません。

筒井さん:僕もMさんと同じ意見ですね。お金、情報量、就活ですね。僕が留学先に中国を選んだのもコストを抑えるため。情報の面で言うと、みんな交換留学しかないと思ってるんですよね。語学留学だったり、インターンで行くっていうこともできるのに…。交換留学って一年前から準備しないといけないことがたくさんあり、本当に行きたい人は自分で調べるんですが、なんとなく行きたいなって人だと「交換留学しかない」「お金ない」「成績ない」「TOEFLない」「ダメだ私行けない」って考えてしまうんだと思います。就職活動に関しても、一年延びるのが怖いっていうのはありますね。実際、留学って見えない部分が多いので、僕らみたいな留学生の体験談を聞くことが一番の解決策ですね。

留学できるかは周辺環境に影響される

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菅野:藤井さんはどう思いますか?

藤井:僕は全部周辺環境にあると思っています。学生ならお金は無いし、留学人口が少なくて情報が手に入りにくいし、日本は島国なので英語を使う機会があまり使えない。そもそも海外も遠いですよね。全部周辺環境に影響されるのかなとは思っています。

菅野:藤井さんは大丈夫だったんですか?

藤井さん:僕自身はもともと英語が喋れなくて、TOEIC300点で、留学行くまでは一切勉強をしてこなかったんです。そんな中でバックパッカーをしていた時は英語じゃなくても会話はできていました。なので、外国語には抵抗がなかったですね。お金の面でも高校からずっと祖父母に留学しろって言われていたので、お金も出資してもらってました。なのであんまり障害はなかったですね。就活もコネで行くって決めていたので。

菅野:門野さんはどう思いますか

門野さん:勝手にハードルを上げているんじゃないかと思います。自分の中でもしっかりお金を準備して、飛行機も予約してと考えていると、準備自体にすごくお金がかかりそうだし、留学先はよくわからないし、おなか壊すんじゃないかとかっていうのをいろいろ考えちゃっていけないのかなって思いますね。

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体験談や情報を集める

菅野:留学にちょっとでも行きたいと思ってる人を本気にさせるにはどうしたらいいと思いますか?

筒井さん:僕自身の経験だと同じプログラムで行った人のとこ聞きにいって、こういうこと得たよっていう事聞いて、俺もその経験得たいって思えたので。

藤井さん:僕ははあんまり障害がなかったんで (笑) むしろインターンの方が不安でした。留学だったら周りに行った人がいたんですけど、インターンはあんまりいなかったので、そこの話が聞けなかったのは不安でしたね。そこは体験談を聞けたらもっと踏み切りやすかったかなと。

菅野:やっぱり人の体験が大事なんですね。Mさんはどうですか?

Mさん:私もさっき言った3つの要素が少しでも薄まれば、動きやすくなるのかなーって、今聞いてて思いましたね。一つ目のお金の面に関しては、例えば奨学金の情報をすごく集めたサイトなんかあったりしたら良いと思います。2番目の情報に関しては、筒井さんが言っていたみたいに、留学経験者から教えてもらえる場があったら留学のイメージしやすくなるかもしれません。3つ目の就活に関しては、留学に行った人の就職先が見えたりすると、よりモチベーションが上がるかもしれません。

留学へのモチベーションを高めるために

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菅野:佐々木さんはどうですか?

佐々木さん:僕の場合、無駄にするのが怖いんですよね。人生は一度きりなので。先のことを考えて投資する感覚ですね。

菅野さん:なるほど、とても大事なことですね。

門野:私は、留学のハードルはもっと下げていいと思います。例えば、満点の星空やめっちゃ広い砂漠とか、日本にはないものが海外にはたくさんあるじゃないですか。ウユニの塩湖なんかを見ると、絶対に行ってみたいなってなりますよね。だからすごく単純な動機でいいと思っていて、英語を絶対話せる様になりたいとか、将来海外で働きたいではなく、単純な動機で別にいいんじゃないかなって思っています。行ってみる。まず行ってみないと視野は広まらないですからね。

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THE RYUGAKU [ザ・留学] 編集部です。留学コニュニティサイト『アブログ』も運営しています。

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