フランスでテロに遭遇したらどうする?フランス政府が通達したテロ対処法
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海外在住の皆さんは、テロが起きた時にどういった行動をとればいいのか考えたことはありますか?私が住んでいるフランスでは昨年にテロ事件が発生し、その教訓からテロに対する体制がより厳しくなってきました。今回は、最近政府から通達されたテロ対策のメッセージを日本語に翻訳したものを書いていきたいと思います。
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パリ同時多発テロ事件以降のフランス
去年のパリ同時多発テロ事件以来、フランスはかなりの厳戒体制です。フランスの大学院でも、テロの前までは日中はドアが開いていたのですが、今は、大学のセキュリティカードがないと入れません。フランスでは、動画やチラシで、テロにあった時の対策についてのガードの方法が政府から通達されています。大学院の校内にも、政府通達が掲示板に貼られています。災難は、忘れた頃にやってくるので、フランス政府のWebサイトを確認して置く方が良いでしよう。
政府の通達はどんな内容?
では、実際の政府からのメッセージを見ていきましょう。
1.一番しなければいけないこと
- テロにあったら逃げる。危険な所から、離れること。もし、出来れば他の人も助けて下さい
- 危険な場所に入らない。知らない人に危険だと伝えて下さい
- 危険な場所に立ち入らないこと(1の全部が出来なければ、2をしてください)
2.テロの事件が分かったら、身を隠すこと
- ドアは、鍵や大型の家具等で、テロが入らないようにガードすること
- 電気製品と音が鳴るものは止める
- 窓から、離れて、床に身体を伏せること
- 大きな物の後ろに隠れること
- 携帯の音やバイブは止めること
3.連絡すること
- 警察への通報は、電話は17(普通電話用)か、112(携帯電話用)
- 警察まで、急に走ったり動いたりしないで、静かに動くこと
- 警察の前では、誤解がないように、手をあげて近づくこと
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政府からの情報はTwitterでもチェックできる⁉︎
テロ対策に関する情報は、政府の公式Twitterアカウントからも見ることができます。
- 不審者がいる場合は、17か、112に電話すること
- 公的な人が多い場所に行く場合は、避難経路をチェックすること
- 警察がやっていることは、情報をもらさないこと
- 正確な情報ではないことは、言わないこと
参照:@gouvernementfr(フランス政府のTwitter公式アカウント)
まとめ
最近でも、ストラスブールのショッピングセンターをねらったテロがあるので、注意するように、フランス政府から日本の大使館へ連絡がありました。一度起きたからといって安心は禁物です。これから留学へ行く方は、是非この記事を参考にして頂けたらと思います。
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この記事を書いた人
フランスに移住して、3年半が過ぎました。海外経験が全くない・フランス語が全くできないまま、フランスに長期に住むことになりました。フランスのさまざまな文化や生活などの魅力的な情報をお届けします!
http://www.marmiton.org/