イタリア人は迷信がお好き?イタリア留学前に知っておきたいイタリアの迷信
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イタリア人は日本人と同じくらい迷信が大好きで、例を挙げるとキリありません。基本的には知らなくても笑い話で済みますが、イタリアで生活している中で「これは絶対に知っておいた方が良い」と思ったものがいくつかあったので、ご紹介していきたいと思います。
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数字の「17」は超不吉
17をローマ数字で表すとXVIIとなります。これを並べ替ると「VIXI=生きていた=亡くなった」という単語になるため、イタリアでは忌み数とされています。そのため、イエス・キリストの亡くなった金曜日の中でも「17日の金曜日」はイタリア人にとっては超不吉。 また、気にする方はパーティで椅子が17脚しかなかったら 1脚足したり、旅行の出発日を17日にしないように調整したりもします。
数字の「13」はラッキーナンバー
「13」を忌み数とする国はたくさんありますが、イタリアではトトカルチョ(サッカーくじ)で13試合全部当てると一等賞となることから、「13=ラッキーナンバー」と考える人がたくさんいます(とはいえカトリック教徒が約90%を占める国でもあるので、もちろん人によっては「13」も忌み数です)。ちなみに「7」はイタリア人にとってはラッキーナンバーではないそうです。
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火曜と金曜は「魚の日」
イタリアでは火曜日と金曜日は魚の日です。理由は諸説あるものの、宗教的背景によるものだそうですが、そもそも日曜日は休漁の為、月曜に新鮮な魚が入らない…という物理的理由もあります。市場や小さなスーパーなどは火曜・金曜以外は魚売り場を閉めていますので、献立を考える際はご注意ください。また、多くのイタリア人は今では火曜・金曜ともに普通にお肉を食べていますが、この風習を逆手にとってレストランなどでは「金曜日は魚DAY!」といった形でお魚料理をおすすめしてくることもありますので、メニュー選びの際に意識してみるのもいいかもしれません。
紫色に要注意
昨今では気にする必要も無くなってきているようなのですが、紫色はイタリアでは「縁起の悪い色」とされている為、年配の方に会う際の服装やプレゼント選びの際などは意識しましょう。結婚式や観劇などの晴れの場ではさすがにマナー違反となるので要注意。私の周りのイタリア人も「オペラを観に行く時は、お気に入りの服でもさすがに紫を着る勇気はない」と言っていました。
最後に
今回挙げたもの以外にも「梯子の下をくぐるのは縁起が悪い」「室内で傘を開くと縁起が悪い」など、イタリアにはまだまだ多くの迷信があります。知らなかったからといって外国人の私たちが怒られることはまずありませんが、知っているとイタリア人から「お、コイツわかってるな」と一目置かれますし、会話も弾みますので、イタリア生活に慣れてきたら少しづつ覚えていくのもいいかもしれませんね。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,