冬のイギリスは曇りや雨ばかり…そんな環境でも気分を晴れさせモチベーションを維持するコツ
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イギリスの冬の気候は日本と違い、曇りや雨の日が本当に多いです。そのため気持ちまで暗くなりがちになってしまいがちです。そんな中で、どうすれば仕事や勉強に対するモチベーションを維持できるかを紹介します。
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冬場のイギリスの天候について
イギリス、特に筆者の住んでいるイングランド北部の冬場の空模様は、どんよりした状態が何日も続きます。その上、気温も5度前後で風も強いため、外でアクティブになろうという気が失せてしまいそうな環境です。
また体感的にイギリスのほうが日本に比べて雨の日が多い感覚を得ています。実際、筆者の住んでいるヨークシャーはロンドンに比べると降水量は多いそうです。日照時間もロンドンに比べ北に位置している分、夏冬の変化が大きいです。
そんな環境に身を投じたわけですが、筆者の学生生活に、どのような影響を及ぼしたのかを紹介していきます。
冬のイギリスは日照時間が短い
私はイギリスに留学する前までは、かなり自分を追い込むようなスケジュールを組んで、1日に少しでも多くのことをこなせるように心がけていました。もちろん留学してからも、限りある時間を最適化しようと早起き習慣と毎日のタスクは必ずおこなうようにしていました。
しかし、イギリスに留学してから初めて迎える冬場で状況が変わってきました。イギリスの気候は秋頃になると大きく変わってきます。特に北部はその変化が大きく、まずは日の出が遅くなり、日の入りが早くなってきます。
夏場は夜9時までは明るさが残っているのですが、11月ごろになると4時ごろには暗くなり、夕飯を準備するような雰囲気になります。日の出も6時だったのが9時ぐらいになったりします。また、夏場ある程度の太陽が出る日があった一方、冬場はほぼ毎日曇りか雨です。
このような天候の変化を経験した留学生の友人の多くは、朝型から夜型になり、勉強への熱意が薄れてきたと言います。私もそんな学生の一人で、夏場やる気満々だったのが、冬場になるとなかなかモチベーションを保つのが難しくなってきました。
このような気候の移り変わりにイギリス人は慣れているのかとは思うのですが、やはり多少なりとも仕事、勉強に向けたやる気が削がれる環境であることは間違いないと、自らの感覚で言うことができます。特に温暖な地方から来た人はその影響が顕著に出るのではないでしょうか。
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モチベーションを維持するコツ
ただ、せっかくの留学のチャンス、気候のせいなんかで無駄にしたくないですよね!なので、どのようにポジティブマインドをキープできるのかを紹介します。
まずはローカルのイギリス人を見てみると、彼らの多くは、どのような気候でもアクティブになることを忘れていません。具体的には、週に数回ジムに通うなどのアクティブになる習慣をつけている人が多いです。また、週末のパブ通いも習慣としている人が多く、彼らのモチベーション維持につながっているように見えます。
そして自分が実践してるネガティブな影響に対する策としては、自分がその地にいる目的や目標を忘れないことが大事だと思います。これは気候の変化に対してだけでなく、何か生活をしている中で生じる問題や気をそらすことが起こったときにも有効だと思っています。これらの達成すべきことは目に見える形で自分の手帳や、ホワイトボードなどに記しておくことで常に気に留められるようになるのでオススメしています。
さらに、これが最も大事だと思うのですが、友人やクラスメートなどと定期的に会い勉強や生活のことを話すこと、これがモチベーションを維持するのにとても大事だなと感じています。冬場何度か部屋にこもりきりの時期があったのですが、暗さと寒さで勉強に対するやる気がどんどん削がれていく一方、課題がなかなか進まないという状況となってしまいました。
ただ何気なく友達と食事した後は気分が少し変わり、勉強もはかどるようになりました。今では定期的にクラスメートとランチをし、勉強や生活のことを話す時間を率先して作るようにしています。
まとめ
イギリス北部の冬の天候は多くの日本の留学生が慣れないものだと思います。実際に冬場に突入するとなかなか実践は難しくなってくるかもしれません。ただ、少しでも気に留めておけば、イギリスの変わった気候の中でも充実した生活を送れるのではないでしょうか。
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この記事を書いた人
大学を卒業後、日本の多国籍企業に就職。アパレル産業の実態と日本企業のあり方に問題意識を感じ、英国大学院にて環境、CSRの研究を決意。サステイナブルな服作りについて研究中。
http://micchel.theshop.jp/