留学は寛容な心を育てる。将来につながる長期留学ーーTHE RYUGAKU座談会Vol.7
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THE RYUGAKU座談会第7弾!大学で長期留学をしたいけど、どこへ行こうか悩んでいる…留学が決まっているけど不安…そんな方必見!今回はスウェーデンとニュージーランドへの留学を経験した2人にインタビューをしました。メインインタビュアー1人と、スウェーデン留学予定者2人でお送りします。
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- 佐藤さん
名称 | University of Auckland(オークランド大学) |
---|---|
国・都市 | ニュージーランド / オークランド |
学校形態 | 大学大学院 |
住所 | 12 Grafton Rd, Grafton 1010 ニュージーランド |
電話番号 | +64 800 616 263 |
公式サイト | http://www.auckland.ac.nz/uoa/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/10815/ |
和田 友香梨(わだ ゆかり)
早稲田大学国際教養学部4年
スウェーデン ルンド大学に1年間留学和田さん
名称 | Lunds universitet(ルンド大学) |
---|---|
国・都市 | スウェーデン / ルンド |
学校形態 | 大学大学院 |
住所 | Paradisgatan 2, 221 00 ルンド |
電話番号 | +46 46 222 00 00 |
公式サイト | http://www.lu.se/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/3095/ |
- りほ
早稲田大学国際教養学部2年
アブログインターン生
本日はインタビュアーを務めさせていただきます。
やりたいことを探しに留学へ
りほ:さっそく質問に入らせていただきたいと思います。佐藤さんはどうしてニュージーランドへの留学を選ばれたのですか?
佐藤:最初はディズニーが大好きという単純な理由で夏出発のプログラムでアメリカに決めましたが、決まった後にディズニーばかり見ている場合じゃないな、これでいいのかな?と悩んでいました。
そんなときある先輩が夏からじゃなくて春から行くプログラムに変えるのはどう?とアドバイスされ、アメリカ留学を取り消すことを決心しました。春からのプログラムで行ける英語圏の国は少なかったですが、昔から色々な国の人と関わりたかったので、多国籍文化のニュージーランドかオーストラリアにしようと考えました。
そんな時に友達の友達でニュージーランド人の子に会えまして、「ニュージーランド人は日本人が好き」と言われ、ここに行くべきなんだなと思いました。その中でもオークランド大学が早稲田の提携校だったことと、幅広く色々なことを学べる大学、ということで選びました。
りほ:留学での目標はありましたか?
佐藤:自分の好きな分野を見つけたい、と思って留学しました。私の通っている国際教養学部だとどんな科目でも選べたので…
りほ:好きな分野は見つかりましたか?
佐藤:はい、言語学です!現地の人と話すうちに、日本語と英語の違いがおもしろいな、と思ったのがきっかけです。
異文化研究をしに留学へ
りほ:和田さんはどうしてスウェーデンにしたのですか?
和田:私は、異文化研究をやりたいと思っていました。もともとやりたいことが決まっていたので、宗教、芸術など文化系のことを1年生から学んでいました。スウェーデンなら北欧文化を学べるかな、と思ったのでスウェーデンにしました。
あと、正直な話イギリスに行きたかったのですが、TOEFLのスコアが足りず…諦めて英語圏ではなく非英語圏にしたというのもあります。英語圏だとアメリカは学費が高いし、ニュージーランドは3年生の春から行くから自分には合わないと思いました。非英語圏で英語がうまい国といえばスウェーデンかな、と思って選んだというのもあります。実際ネイティブレベルの人も多いです。
なので、異文化研究と、非英語圏で英語がうまい国、という2本の柱で選びましたね。
りほ:ということは、留学の目標は異文化研究だったのですか?
和田:勉強の目標は異文化の研究でしたが、せっかくヨーロッパなので色々な国に足を運びたい、ヨーロッパからもアジアからも留学生が多い大学なので友達の輪を広げたい、という目標もありました。
りほ:友達の輪が広がりましたか?
和田:はい。ドイツ人の子が日本に来てくれて一緒に遊んだりと、今でも交流が続いています。
佐藤:私も会いたかった(笑)
留学先での友達作り
りほ:友達作りは大変でしたか?
和田:私は大変でした。他の留学生の子は、日本人でもオープンな子が多くて、一緒にご飯食べたりしてすぐに仲良くなる子が多かったんです。でも私は人見知りで、しかも自分のペースがあるから「自分の時間を守りたい」みたいな人なので、なかなか相手と時間が合わなくて、一緒に過ごす時間が少なくて…というすれ違いが最初はあったんですけど、それじゃもったいないなって思って行動しました。
りほ:具体的にはどんなことをしたんですか?
和田:お互いに言語を学びあう大学主催のイベントに参加しました。例えば日本語を学びたい人や、ドイツ語を学びたい人、英語を学びたい人、という風に分かれて話す、というイベントが毎週火曜日にあって。そういうイベントに行って、日本語を学びたい外国人の友達を作っていくうちに、徐々に輪が広がっていく感じでした。なので、私の場合は時間かかりましたね、他の人より。(笑)
りほ:どのくらいかかりましたか?
和田:1番仲が良かったのが中国人の子なんですけど、この子と知り合ったのが留学始まって1か月後くらいで、仲良くなり始めたのは3か月後くらいでした。それ以外でも仲の良い子ができるまで3ヶ月くらいかかりましたね。会ってその日にすごい仲良くなる人とかもいたんですけど、私は割とじっくり付き合って、だんだん付き合う範囲を決めるタイプなので、時間がかかりました。
りほ:その間は辛かったですか?
和田:辛くはなかったですね。というのも、私が住んでたのは国際学生寮だったので…9人くらいの留学生が一緒に住んでるところだったんですね。なので、一緒にご飯食べたりはしていたし、寂しいと思わなかったんですが、もっといっしょに勉強するとか、散歩するとか、深い付き合いができる友達が欲しいなあとは思ってました。
集団生活の大変さと楽しさ
りほ:寮で集団生活をしていく中で、困ったことはありましたか?
和田:いっぱいありました(笑)本当にびっくりしたのが、フロアが男女分かれていなかったことです。1人の部屋はあるけど共有スペースはその男女9人で共用だったんです。だからあまり気にしない人は本当に気にしないで、片づけができない人もいたり…
すごく困ったのは、ヨーロッパの人はお酒を飲むのが好きな人が多いから、酔っぱらった人がふざけているのを目撃したことです。シャワーを浴びた後ちゃんと服を着ないで上裸の人もいました。多分酔っぱらってたんじゃないかなぁと思うんですけど(笑)
それから、私が一番困ったのはみんなのお酒の強さですね。静かに過ごしたいのにうるさいな、と思う日もありました。毎週土曜日にはパーティーをしていたり…私も含め、勉強したい人もいるのに困りました。音楽をガンガン流して騒いでいたりと、これは言ったけど収まらなかったですね。
りほ:共同生活って大変そうですね…逆に楽しかったことはありますか?
和田:うるさい分、みんなの距離が近いので楽しかったですよ!一緒に勉強することもありましたし。学部は違うんですけど、留学生向けのスウェーデン語の授業で一緒の人もいたので、みんなで勉強できました。
それと、パーティーだけじゃなくてクッキングも一緒にしましたね。各国の料理を作ったり、ハロウィンに一緒に料理を作って楽しかったです。
りほ:衝撃的な食べ物もありましたか?
和田:カエルです!(笑)
全員:カエル!?
和田:タイもフランスもカエルを食べるのか、タイ人の子とフランス人の子がスウェーデンのスーパーで「カエルが売ってた!」と言って、買って帰ってきて、カエルの足を調理して出されました。食べておなかを壊したんですが、今思えば面白い経験ですね。
帰国しても仲の良いルームメイト
りほ:佐藤さんはニュージーランドはどうやって生活していたんですか?
佐藤:最初の一か月はホームステイと決まっていたので、ニュージーランドの家庭で、5か月の赤ちゃんがいるお家にホームステイをしていました。赤ちゃんと接する機会もあまりないので、そういう意味でもよかったです。
その後は友達の友達であるニュージーランド人と、その子の友達のフィリピン人と私、3人で暮らしてました。
りほ:大変なことはありましたか?
佐藤:基本は仲が良いんですけど…朝とかは機嫌が悪いから大変でしたね。私は朝強い方なので彼女たちを起こすんですけど、ちゃんと起きてくれなくて。でも起こさないと怒るし。あとはフィリピン人の子が料理上手だったので、私が料理しようとすると口出しされたり。
それから、ニュージーランドでは各家庭でに1リットルの箱のアイスが常備されていて、夜11時半頃にみんなで食べるんですよ。みんなと同じようにしていたら、1ヶ月でぶくぶく太ってしまって…もう食べないって決めました(笑)
りほ:楽しかったこともありますか?
佐藤:私のルームメイトがすごく友達の多い子だったので、みんなで料理したりホームパーティーをしていたのが楽しかったですね。日本料理も振る舞いました。お好み焼きとか、すごく喜んでくれて。あと、海も行って泳ぎました!スポーツも一緒にしましたね。
また、フィリピン人の子が心理学の勉強をしていて、その子の街頭アンケートを手伝ったのもいい経験でした。色々な人と話せて、友達ができたり。その子が友達を作るのが上手くて、それを通して学びました。今でも仲が良いですよ。会いたいな~。
自然が豊かなニュージーランド
りほ:留学先の国を好きになったきっかけはありますか?
佐藤:きっかけというか、自然がすごく綺麗なところで、それが好きでした。日本で言うと東京ではなく京都みたいな都市なんですけど、走って20分くらいのところにすごく大きな公園がありました。みんな自由に走ったり、ダンスをしたりしていました。しかも、木がすごく大きくて、普通にある木も日本にあったら大きいんですけど、さらに大きい木があって、そこに登ったりして、楽しかったです。
佐藤:あと、100日間走り続けました。行きが坂できつかったんですけど、そういうことを通しても何か成し遂げたいなって思いで頑張っていました。それを100日にするために帰る日を変えたりもしました。バスに乗る時間ギリギリまで走っていました。
りほ:本当にその公園が大好きだったんですね。
りほ:ニュージーランドに対するイメージは変わりましたか?
佐藤:ニュージーランド人って、アメリカ人みたいな感じかなっていうイメージだったんですが、意外とシャイで日本人と似ているな、と思いました。そもそも「ニュージーランド人」そんなにいないというか、人口は1番多いんですが、ニュージーって多国籍文化だからサモアなどの島国の人たちも多くて。その人たちが自分たちの輪を大事にしていて、パーティーとかもよくやっていて、故郷を大事にする人なんだな、と思いました。
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スウェーデンでの「突撃!隣の晩ご飯」
りほ:和田さんはスウェーデンを好きになったエピソードはありますか?
和田:出会った人がみんないい人ばっかりだったからそれでスウェーデンが好きになりました。
最初の日に本当にお腹が空いて、ツナを買おうと思ったんです。パンとヨーグルトとマヨネーズを買ってサンドイッチでも作ろうかな、と思って。そのスーパーでツナの種類がたくさんあったので「どれだろう」って困ってたんです。そうしたら隣にいたおばあさんが丁寧に教えてくれて…「水で漬けたやつと、油で漬けたやつがあるんだよ。でも油漬けの方はお腹を壊すから水にしなさい」って説明してくれました。
最初にちゃんと話したのがそのおばあさんだったので、「スウェーデンの人って優しいんだ」と思って、すごい衝撃的だったのを覚えています。ツナという単語が初めて覚えたスウェーデン語になりましたし(笑)
りほ:スウェーデンに対するイメージみたいなものって変わりましたか?
和田:スウェーデンに対するイメージというのはなかったのですが、彼らは日本人と似ていてシャイで、でも一緒にご飯食べると仲良くなって、というタイプなんだな、と思いました。
日本人って空間とかすごく大事にするじゃないですか。和室とかで綺麗にお花を飾って、その場所を楽しむけど、スウェーデンもそうで。家を綺麗に飾って、その中で「人とみんなで楽しむ」という考え方が日本人と似てるなぁと思いました。
優しいし、怖そうなイメージもあったんですが、初めての人でも温かく迎えてくれましたね。「突撃!隣の晩ご飯!」みたいなこともやりましたし(笑)
りほ:「突撃!隣の晩ご飯」!?そのエピソード、教えてもらってもいいですか?
和田:スウェーデンのキールナという北部に、日本人3人で行ったときのことなんですけど。大晦日の夜に街を歩いていたら、現地のおじさん2人が出てきて、話しかけてきたんですね。「何しに来たの?」「遊びに来ました!」って言ったら、今日はニューイヤーの前だから、「一緒にご飯を食べに行こうよ」って言われて、付いて行くことにしました。今考えたら危ないんですけど。
そしたらオーロラが見えるバーに連れて行かれてソフトドリンクを飲みながらおしゃべりをしていました。「奢るよ」っておごってくれたんですけど、それだけじゃなくて。その2人は兄弟だったみたいなんですが、弟さんが「ホームパーティーやるからおいでよ」と言ってくれました。
どうしようって思ったんですけど、「面白いから行ってみよう」と思って行きました。その人がサウミっていう少数民族の人で――北のラップランドの人たちの血統の人で――ヘラジカ狩りなども元々するそうなんですが、彼が「僕が狩りした肉だよ」「お祝いだからみんなで食べたい」と言ってくれました。
しかも、日本から――海外の遠いところから――来てくれたから、と言ってごちそうしてくれて、楽しかったし、温かくもてなしてもらって嬉しかったです。勇気を出して行ってみてよかったです。
また、北部に行った時の人だけでなく、友達ヅテで知り合った、ストックホルムの人のお家に行ったりもしたんですけど、よくもてなしてくれて優しかったです。観光案内も丁寧にしてくれるし、食べたいって言った物を出してくれて、お土産にも手作りのスウェーデンのお菓子もらったりしました。日本と通じるとこもあったし、温かさをすごく感じて「良いな、スウェーデン」と思いました。
自然もいっぱいで、リフレッシュするにはすごく良かったですね。私も走ったり散歩したりしてましたが、動物もいっぱいで、癒されるし良かったです。自然と触れ合えるし、人も優しくて温かいし良かったです。私多分スウェーデンに住むの向いてると思うんですよ(笑)スウェーデンに戻りたいくらいです。
ルームシェアには愛情が大切
りほ:留学中に大変だったことはなんですか?
佐藤:ルームシェアしている子たちとのやりとりですね。文化も違うから、一つになれないときが結構あるうえに、言語の問題があるから…私が100%言いたいこと伝えられないで辛いときもありました。でも恨んでいても仕方ないから、何かあっても愛情を持って接するようにしていました。
相手もちょっと怒ってても、私が愛情を持って接すれば心が柔らかくなっていくんです。それを何回も繰り返して、それでもっと仲良くなったし、私自身も成長できました。
辛かった勉強の日々、その先に
りほ:和田さんは何が大変でしたか?
和田:私は勉強が辛かったです。ルンド大学は緩いって評判だったんですけど、意外とそんなことなくて。私が真面目過ぎたんですかね。授業の予習とかレポートも、適当に切り上げるんじゃなくて図書館行って調べものしていたりとか…毎週の土日は図書館にこもる、みたいな時期もあったんですよ。
日本で求められるよりレベルが高いし、一緒に行った日本人の子たちもレベルが高くて、英語ができる子が多かったから結構辛かったです。みんなは遊んでいるのに、私はなんでこんなに勉強してるんだろう、とか思った時期もありました。
でも、勉強を通して仲良くなった人もいて、頑張っている姿を見てくれる友達もいて、だから自分のやってたことは無駄じゃなかったんだなって。「留学して遊んでいる子も多いけど、あなたはいつも目的を持って勉強してるよね。そういうところを尊敬している」と言ってくれた友達もいて、見てくれている人もいるんだなって嬉しかったです。みんなそれぞれの目標があると思うので、遊んでいる人が悪いわけじゃないんですけど、私は私の目標を達成したかなって思っています。
心の広さを身に付けた留学
りほ:乗り越えて成長したこと、今に生きていることはなんですか?
佐藤:心が広くなったと思います。
和田:それはあると思います。
佐藤:留学前は私、ライバル心強くて…同じようなことをしている人がいると「うおー」って、負けたくないと思っていたけど、今はそれも「うおー」じゃなくて「すごいな、頑張ってるな、私も頑張ろう」と思うようになりました。あと私、テンション高くなりました。
和田:そうだね、上手い具合に染まったというか。帰ってきた日に迎えに行ったんだけど、あんまり前はそんな感じじゃなかったのに、「うわー!」って抱き着いてきて、何かそういう文化なんだなって思いました。帰って来てから(佐藤さんの様子)を見ていると、人との接し方が変わったというか…初めて会う人にも親近感を持って接するから、友達作りが上手くなったなって思います。
佐藤:言語がやりたいって思ったことも今に活きてます。大学院に行くことにしたんですが、その決心ができたのは大きいですね。
りほ:言語学の大学院ですか?
佐藤:国際コミュニケーションの大学院です。早稲田大学国際教養学部の大学院なんですが。将来は言語学者になるのか、それとも通訳になるのかもしれない…今から考えていく感じですね。
「ありえない」から「しょうがない」へ
和田:私は将来やりたいことを見つけました。今、就職活動をしているんですけど、語学とか、海外と関わる仕事をしたいと思いました。海外に日本で働きたい子って結構いるんですよ。でもVISAを取るのが大変だし、生活も…日本で働くうえで、日本特有の暗黙の了解があったりして。そういうのを、精神的にも業務の面でもサポートできるような仕事がしたいなって思って、そういう軸で仕事を探しています。
あとは私も、心が広くなったというか。ちょっとやそっとのことじゃ動じなくなりました。前はちょっとした事にも腹が立って、動揺してたんですけど。スウェーデンって適当なところがあって、トラブルに巻き込まれることが多かったんですね。
りほ:どんなトラブルがあったんですか?
和田:私だけなのかわからないんですけど、寮に着いて1週間で2回もエレベーターに閉じ込められました(笑)しかも、緊急ボタンを押しても誰も来ないので、2回とも自力で出ましたね。
あとは学校の校舎は新しかったけど、トイレの立てつけが悪かったのか、締めたら開かなくなるんですよ。これも同じ校舎の違うトイレで2回ありました。「出して!」と言って人に助けてもらいましたが。
すごく小さなことだけど、自販機でココアを頼んだのにお湯だけが出てきたことが3回くらいありましたね(笑)何回も試したんですけど全部お湯で…
そういうちょっとしたことで、日本ならクレーム付けると思うんですよ。「ありえないですよ!」って問い合わせとかもして。でもスウェーデンに行ってそうやってトラブルに巻き込まれているうちに、しょうがないよね、なんとかなってるし「死んでないからいっか」と思えるようになりました。
人に対しても広い心が持てるようになりました。多少ムッとしても、文化の違いがあるししょうがないと思うようになりました。嫌なことは嫌って言うけど、自分も相手の文化を理解して、妥協点を探すというか。そういうコミュニケーションが取れるようになりました。すごい寛容になりましたね。
佐藤:あと(和田さんは)心配性がなくなったよね。
和田:そうですね。すごい心配性だったんですが、そういうトラブルに巻き込まれることも多かったからか「何かあっても大丈夫でしょう」と思えるようにはなりました。精神的に強くなったかなって思います。
まとめ
いかがでしたか?2人とも「せっかく留学できる機会をもらえるのだから、そのことに感謝して、挑戦してほしい」と言っていました。
異文化の中で1年間過ごすというのは貴重な機会です。自分とは違うものを受け入れる、というのは頭では分かっていても実践しにくいものです。海外に行ったら異文化だと思って少し寛容になれるのではないでしょうか。
日本に戻ってきても、これからの人生に役立つ成功をできる留学。みなさんも挑戦してみてください。
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佐藤 あおい(さとう あおい)
早稲田国際教養学部4年
オーストラリア オークランド大学に留学